た。

「浮気チンポの味はどーよサクラちゃん」
「んッ! あんっ、んっ、ぁっ……ぅうっ、んっ……」
「何、言葉にもできない感じ? 無言で中うねらせちゃって、いやらし〜(笑)」
「ぁっ、やっ、そんなことっ、ンっ、んっ! あん……っ❤」

 左のベッドから聞こえてくるのは、サクラのひたすらに気持ちよさそう嬌声だ。

 ベッドの周りへ散らばった彼女の衣服。
 生まれたままの姿を晒す彼女は、正常位で挿入を受けていた。仰向けになった彼女に覆いかぶさるようにして抽送を行うトリック。眼前でこちらを見下ろしてくる彼に対し、サクラが見せるのは快楽に翻弄される雌の姿だ。
 トリックの緩やかなそれでいてしっかりと男の味を覚えさせる抽送に、ゆっくりと揉み解される乳袋。初めて教えられる"本当の"男の味に、サクラは自身が雌の表情を浮かべてしまっていることに気づけない。
 2人の結合部からはジュプっ、ジュプっという水音が聞こえ、傍から見れば愛し合う2人のようにも見えてしまう。

「あッ! あッ! あッ! あんッ!」

 反対に右側からは真逆のひり出されるような嬌声が響いていた。
 ベッド横の小卓に両腕を突き、長い両脚とプリっとした白尻を掲げるシルク。彼女は、逃げられないようその細い腰を両腕でガッシリと固定され、ひたすらに男根を突き入れられていた。

「良い声で鳴くようになったじゃねぇかッ、おらッ!」
「アンッ! あッ、奥……っ❤ んっ、あんっ! あッ!」

 シルクの美尻にパンッ、パンッと音をたて叩きつけられるダールの腰。
 彼の醜悪な逸物が抜き出されては、美しいシルクの身体へと突き込まれていく。

 ただ快楽を貪るための獣のようなセックス。
 しかし、それは同時に雄が雌を躾けるようでもあり、そんな力強いセックスにシルクが浮かべるのは陶然とした表情。
 そこに凍姫と謳われた彼女の姿はない。本当の雄の味を教え込まれてしまった彼女は、その雄と共に気持ちいい汗を流している。
  
この描写最高。やっぱこの冒険者ものって作者いい仕事してる。