この頃、転機が訪れる。京アニのアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を見たことを機に、同作の小説版を「10冊ほど大人買い」。
「小説家なら他人と関わらずに済む」と小説を書き始める傍ら、掲示板サイト2ちゃんねるに熱中していくのだ。9月11日の被告人質問では、こんなやり取りがあった。
弁護人「スレ(掲示板)を見てなにが分かった?」
青葉「Yさん(実際は実名)がいらっしゃると」
弁護人「なぜ本人だと?」
青葉「〈男の夢を壊さないレベルでリアル〉という書き込みはクリエイター側のこだわり。見る立場では言えないなと」
「Yさん」とは、京アニに所属する気鋭の女性アニメーターのこと。涼やかな目元の端正な顔立ちで、当時、アイドル的人気も集めていた。
だが、〈男の夢を壊さないレベルでリアル〉という書き込みは、Yさんのものではない。赤の他人が2ちゃんねるに投稿した一文。つまり、彼の妄想なのだ。
被告人質問は続く。
弁護人「どういう感情をもっていた?」
青葉「好意的な感情」
弁護人「LIKE? LOVE?」
青葉「LOVEであります。向こうは結婚っていう言葉を出してきた」
山田尚子さんガチ恋勢だったのか