大勢の他者を先導して、政治や社会制度を改革する労力が、あまりにも多大だからです
このような行動を起こすくらいなら、自分のリソースを自身のスキルアップや転職に充てた方が
得だからです
大勢の人間を救うよりも、現行の制度下で、どうすれば自分が富裕層側・既得権益側に
加わることが出来るか?
聡明な人間であればある程、こちらの方に自分の時間や労力を使うからです
本当に優れた能力を持っているのであれば、日本経済が真に末期になったとしても、インフラや治安・
社会保障制度が安定している海外に移住するという選択を採ることも可能でしょう
きっと既得権益側の富裕層の方達は、『デモが起きていないのは、日本国民は現政権に不満を持って
いないからだ。だから、君も不平不満を言うべきではない。このような言動を実行に移すと、職場や
地域社会で浮いてしまうよ』という方向へ、世論を誘導したいのでしょう
『島国根性丸出し』という、揶揄とも自虐ともとれる言葉が、日本には存在します
日本人は太古の昔から単一民族として、狭いコミュニティで地域住民達が密集して生活をしてきました
それ故に、『他者と少しでも違う行動をして何かしらの批判に晒されてしまうと、同じ地域に住み続ける
事が出来なくなってしまうのではないだろうか?』
このような不安を抱いておられる方達が、大勢いらっしゃると思います
私は少しでも多くの方に、芸術家である岡本太郎氏の《 自分の中に毒を持て 》という本を
読んでいただきたいと思っています
因みにですが、某有名動画サイトには、この書籍の本要約・解説動画がアップロードされています
一言でこの本の内容を説明させていただくと、『他人の目が気になって、自分の言いたい事も言えない・
出来ないような人生は、きっとつまらない』というような事が書かれています