<更科家>
更科家は武人社会を統率する三祖家の一つであり、現在は睦美が当主を務めている。
三祖家の中では穏健派とされているが、戦闘能力は稲生家・槇家にも劣らず、武人社会に対する影響力も大きい。
戦後に睦美が刀を置いた際も、かなりの数の武人がそれに倣った。


<更科流>
女性の武人である更科睦美の戦闘能力は高く、本人は口にしないが、
共和国との戦争では獅子奮迅の働きをしたという武勇伝の持ち主。
当時のことを本人に聞くと「及びませんでしたから」と謙遜する。
更科流の剣技は防御に優れ、またその中で相手の力を利用しつつ隙を突くことを極意とする。