先にオチを知った状態でプレイしたけど、徹頭徹尾救いがないという触れ込みだったから妄想との交流も主人公だけが一方的に思い込んでいるだけで、本体の睦月とは何の交流もないまま退院してしまって以後の交流のチャンスも皆無かと思ったらそうでもなかった。
睦月にとって人見が廊下ですれ違った時にやたら見つめてくる変な人、ぐらいの立ち位置でしかなかったら確かに詰みで、徹頭徹尾救いがない。

ただ、作中で女医が述べているように本人自身病院に叩き込まれるような人がようやく社会復帰の目途が立ったのに、赤の他人の為に再度精神病院に行く、というのはハードルが高いのは確か。