これは究極のヒロインの1つのカタチではないだろうか?
エロゲでは、エッチしても結婚してもヒロインが主人公のために命まで懸けるほど好きかどうかは通常は分からない
そこは、バトル要素や何らかの事件・事故でヒロインが主人公のために命を懸ければ分かるのだが、
バトルありの場合は世界観的に命を懸けるのが当たり前だったりするため命の価値が低いと言えなくもないし、
事件・事故などで咄嗟に命をかばう場合にも好きや愛ゆえの行動のうえに人間としての良心で判断という不純物が混じる
それが、トリノラインのシロネは冷静な状態で主人公の存在こそが自分の存在価値であると結論を出している
アンドロイドゆえに人間と生命の重さが違うということも言えるのだが、
この作品において大切なのは記憶以上にその記憶を持つ個体に付随する自我ということになっているため、
アンドロイドであってもシロネのとった行動の意味は大きいと思われる
しかしシロネの行動のせいでますます気になってくるのが、作中では詳しく描かれなかった白音のこと
シロネがとった行動からして、白音は妹という立場で結婚できないことに思い悩んでの入水だったのかもしれないなぁとか思ったけど、どうなんだろうなぁ?
シロネには白音の記憶データはあったけど白音の感情を思い出すような場面はなかったから、そこが完全に謎になってしまってる
そういえばトリノには心があるとのことだったけど、それも詳しい仕組みが分からなかったね