警視庁は某月某日、自らの性別を偽って
私立リーリエ女学園に通学していた雨桜みさき容疑者(20)を
建造物侵入の容疑で現行犯逮捕した。

また、同校の加野怜美学園長(28)も雨桜容疑者を臨時教師として
採用するなど、その犯行に荷担した疑いで取り調べを受けている。
容疑が固まり次第逮捕の方針。
警視庁ではなお数人の協力者がいるとみて雨桜容疑者らを厳しく追及している。

名門リーリエ女学園の前代未聞の不祥事は周辺の教育関係機関を震撼させている。
同校からは既に数十人規模の転校希望者が出ており、
名門・鳳后藝術学園の学園長代理は「我が校の芸術家コースにはまだ若干の余裕がございます」
との声明を発表。行く当てのない学園生の保護に乗り出している。