高瀬は「途中から」なるかなの制作チームに入った。
つまりその時点である程度のモノはできてたわけだな。
もちろん前任者が投げ出す形で去ったわけだから、まともに制作されていないのは想像に難くない。
が、ある程度の成果物があるのに主要人物の変更を行える余裕や選択肢はまったくなかったであろう。
グラフィク等すでに作った素材を全部使え、と条件が出されるほどに「無駄を許さなかった」のだから。

4章までと5章以降では明確に路線変更がなされている事実がある。
4章までの望持ち上げはハーレムギャルゲのそれの範疇に収まっていたが、
5章以降はというと、マンセー型のダメ主人公のテンプレになるほどの持ち上げになり、
ユーフォリア登場でいよいよゲームバランスもおかしくなってくる
絶は意味深なライバルキャラから望の手駒となる
とどめはナルカナ様。

たとえ4章までがアセリアでの設定をちゃぶ台返しした混乱の産物であったとしても、
5章以降はさらなるちゃぶ台返しが行われるわけで、全く擁護するところがない。