【Weapon】
『一人鍋』
使用者の特定感情を増幅させ、渇望の純度を上げる事で高次の位階に至るための補助を行う能力を持つ。
イヴの日に起きた悲劇の鍋料理。

【解説】
アダルトゲーム製作会社「light」所属のシナリオライター。山口県出身。ちなみに存命。
他のエロゲでは見られない濃度激高の熱いバトルものを書くことが特徴で、伝奇・バトル好きの愛好家の多くから愛され、酷い時には神と敬われる男。
ぶっ飛んだキャラクターやスケールの大きい世界観、それぞれに付加される濃い設定を操り、熱い戦いや涙が流れるようなドラマを描く。キャラ、世界観、描写、セリフなど、何かと密度が濃く、ある意味クドい。
基本的に描写に容赦がなく、残酷な展開も多い。しかし書く作品には人間的・倫理的テーマを据えることも多く、ハッキリと文章からはメッセージ性を感じることができる。
遅筆の部類に入るが、現在のアダルトゲームライターの中では屈指の実力を持つひとりとされている。

中二病を自称しており、自ら「14歳神」と名乗ることも。作中用語も思春期の少年が好きそうな難しげな漢字にカタカナのルビを振ったようなものが山のように存在し、人物も厨二病症状丸出しの者が相当数登場する。
何より、その世界観は「より高濃度な中学二年生であるほど神に近づく」というどうしようもないもので、そんなものを堂々と自ら「病気」と切って捨てる。
何故か味方より敵、女より男を書く方が得意だというアダルトゲームライターにあるまじき特性を有する。そのため主人公より敵組織の方が濃くキャラ立ちし、味方より人気が出てしまう。

しかし、2007年版Dies iraeではライターとディレクターを兼任した末に、エロゲ業界を震わせるほどの不祥事通称「怒りの日」を起こした戦犯でもあり、いまだに一部の人間からは恨まれている。

【コメント】
カッとなってやって、今は反省している。