カスタムオーダーメイド3D2 正直なレビュー1/2 ※あくまで個人の感想です。スレ住民の見解とは異なります(重要)※

カスタムオーダーメイド3D2(以降COM3D2)は前作カスタムメイド3D2(以降CM3D2)のスピンオフ作品である。前作にない
要素が多数存在しており、そのどれもが非常に野心的である。その試みが洗練されているかどうかは別としてだが

問題点について
ストーリー …今作はメイドがアイドルとして成功するまでを描いたサクセスストーリーである。 初期性格である無垢、
真面目、凛デレの3人(以降MMR)を中心に、物語は展開していくのだがMMRがアイドルになることが前提なので、
文学少女や小悪魔といったDLC性格は物語に登場しない。良くも悪くも今作のメインはMMRであり他のメイドは
非常に扱いが悪いと言わざるを得ない。また今作では一部のNTRがメインストーリーと連動して発生するのだが
       冗長的であり、且つゲーム開始時点で雇用したMMR以外では選択不能なため、自由度は大幅に制限されている。
 
MMRについて…今作では新たに性格毎に固有ネームが設けられている。しかし、一部ではキャラクリの邪魔との声もある。
       新規性格の凛デレは公式から非常に優遇されているが、優遇方法が原因で(前作人気キャラを凛デレの咬ませ犬
       として扱う&やたらと他のキャラよりも有能扱いする等)、一部ユーザーから非常に強い反感を買っている。

経営要素  …今作では経営要素として施設を自由に設置、運営していくことができるが最初から設置されている施設を
       撤去or改築できない。また施設を運営するにはメイドを必要人数割り振る必要があるが、一括で割り振れない
       ため一人ずつ割り振らないといけない。運営に3〜4人必要な施設を複数設置した場合、非常に手間である。
      
追加メイド …今作ではユニークメイドとエキストラメイドという2種類のお助けキャラが存在する。今作のゲームクリア条件は
       一定額の資産+メイドを30人以上雇うという条件なので、攻略を助けるため公式が用意した救済要素なのだが、
       固有ネーム+固有ボイスで且つ性格が非常にピーキー揃いなため、MMR以上にキャラクリし辛い。ユニークメイド
       に関してはストーリー上でライバルとなるが、キャラクリできるようになるのは倒した後のため余計にキャラクリ
       の障害になっている。そしてユニーク&エキストラメイドは解雇できないため、一度加入イベントを発生させると
       メイド選択欄に残り続け施設運営等で唯でさえ手間だった割り振り作業をさらに面倒にしている。

エディット …今作では膝がスカートを貫通する問題を改善するため、スカート自体に新たに貫通対策処理がされているのだが、
       その結果、スカートが異常に盛り上がっており(通称針金スカート)一部スカートが上着を貫通するようになった。
       この現象は有料DLCでも確認されており、事実上使用不能な衣装がいくつか存在する。髪型に関して今作では長さ
を調整できるようになったが、有料DLCを含む前作で配信された髪型についてこの機能を使用すると変形する。