「私なんかと一緒に町を出るんじゃ、全然満足できないから……先輩はやり直してるんですよね」
「私じゃ、嫌だから……私と一緒にいても、幸せじゃないから……あんなのじゃ、終われないんですよね……!」
「私……私がそばにいたって、何の得にもならないですもんね……!」
「どうして──どうしてあの時に終わってくれなかったんですかっ!!」