少し訂正

●Hパートにおける IKとウエイトの関係について。

・ポーズ編集におけるIKと同様の動作をする。
しかしHパートでIKをそのまま使用すると、IK地点がピン止めされてしまうため、基本的には追加回転で調整することになるが、部分的に動きの量を調整したい場合はIKとウエイトを組み合わせることがより重要である。

・IKにおいて直接動作に影響を与える部分は『体』 『左肩』 『右肩』 『左腰』 『右腰』の5カ所である。
『右手』『左手』『右足』『左足』のIKは動作に影響を与えないが、親子付けを使うことで動きを出すことができる。

・IKとウエイトの関係は、IKは部分固定。ウエイトはその固定率を下げると考えるとよい。
よってウエイトを下げると、IKを付けた状態とつけていない状態の中間幅を調整することになる。
そのため、ウエイトを一番下まで下げた場合、IKをどんなに動かしてもIKに連動したパーツは操作できない。

・直接動く部分はウエイトを下げることで動くようになり、逆に親子付けして動かしている手足などはウエイトを下げる程動かなくなる。(一部手など自体に動作が設定されてるアニメーションでは、元のアニメーションに近い動作になっていく)

・この特性をうまく使うことで、例えば下半身の腰の動きを緩慢にしたり、対象性のあるものなら、比率を変えることで、より自由なHシーンのモーションを作成することが可能になる。

・例えばピストンしながらキスさせる場合などは、肩のIKをつけ、ウエイトをあまり下げないようにしつつ、体や腰のIKをウエイトを思いっきり下げたり使用しないことで、キスしながらピストンをするなどの動作も可能になる。

・また、動き幅が大きすぎて、貫通や挿入ずれなどが起こる場合も、IKをつけてウエイトを調整することで、動作幅を少なくでき、より自然な動作を表現できる。