あんまりよく分かっていないNTRのジャンル
交際中の恋人を異性に寝取られた主人公は血の気が失せた顔で、唇が震え、歯を食いしばり死人のような相で苦悶する
そんな破滅的で憐憫なイメージをNTRから思い浮かべるのだが、そう単純ではないようだ
あるべ氏の「永遠の二番手」。シーン説明の「片思いNTR」という交際中でもないのにNTRとは何ぞやという
ツッコミを覚えつつ、プレイをする。なるほど、これがNTRか。なんと奥が深く美しい
この物語の主人公の名前は「柏木壮亮」であった。どうかこの「K」君には力強く生きて欲しいものだ。名作である

続いてmss氏の3作。寝取り相手が同性ではなく異性というところに作者の強いこだわりを感じる作品
シーンの内容はNTRものだと思うのだが、違和感を覚えたままプレイを終えてしまった
寝取られた男が不貞を責めることもなく受け入れ、赦していることに衝撃を受ける。そんな人間がいるのかと
そういえば存在したかもしれない。新約聖書の主人公だったか
自身の持つNTRのイメージを突き崩した怪作

以上からNTRのジャンルは複雑怪奇だと思いましたまる
議論の白熱中にすまない。眠くて終わるまで待てなかった