ハミクリは｢ハミダシ者｣がテーマだからヒロイン達の問題は相当深刻
少なくとも現在進行形で尾を引くくらいにはヒロイン達の心の傷になっているし闇も深い(各個別√で騒動解決後を経て成長した各ヒロイン達も主人公も本質的には隠キャのままだし)
あとモブ達が定期的に人間の負の業を見せつけてくるので過去でも現在でもヒロイン達(と読者)にダメージ与えてシリアス多めだし萌えゲー要素も高いけど割とシナリオゲーでもある感じ？
特に実妹の妃愛は主人公の兄以外の人物に心を開いてないくらい重度の人間不信で個別√後もソコは全く変わらないくらい闇が深い(その兄への愛の示し方も実態は相当歪んでいた)
妃愛はハミクリという物語が始まったキッカケの｢くじ引き生徒会長｣騒動の発端を起こした人達の動機にもなっているからシナリオの根幹にいるヒロインでもある
対して過去作のワガハイは萌え重視(主人公&兎亜の境遇に少し闇があるくらいだけど少し触れられるだけで大して重要ではないし他ヒロインの過去もスゴい深刻という訳でもない)だった
だからワガハイの作風(=萌えゲー特化)を期待してた人は結構痛い目を見る(シナリオ期待してたり普通にシリアス受け入れられる人なら超ハマる)
ぶっちゃけハミクリはプレイしてる最中に心にダメージ与えてくるから典型的な萌えゲー感は個人的にはしない(個別でのヒロイン達とのイチャイチャ&Hで萌えゲーやってるくらい)
萌えとシリアスの落差&緩急で満足感を生むタイプ(萌えゲー特化だとシリアスは蛇足になりがちだけどハミクリは上手く落とし込んでる)