他者に用意された選択肢を選んでいる内は他人の思惑通りにしかならないよっていう他者が用意したものを消費するだけの存在に対する風刺だよね

自分で選択肢を生み出して選択しない限り、他者の操り人形でしかいられない

作中だとそれが夕呼先生から主人公は駒に過ぎないと分かりやすく明示されてる

単なる駒に終わらないと主人公は繰り返し決意するわけだけど、最後まで夕呼先生と純夏の想定通りにしか動けない

作中で主人公が成長したんだと繰り返ししつこいほどに独白したことも夕呼先生、純夏、サブヒロイン等に与えられたものに過ぎず
与えられた仮初めのものに過ぎないからこそFINAL EXTRA世界に送られて無かったことになって終わっちゃっている