年上のやさしい女性
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28〜34の優しくて巨乳で長身でロングの黒髪で手の綺麗な女の方いませんか わーい。
・・・って書いててちょっと虚しいや。
ホントにそういう女性抱いたらどんな気持ちだろうなぁ。 隅の席の方に誰かが座っている。
後ろ姿だが、白いワンピースに身を包み、髪の毛が肩まで伸びているので、女性だという事が判った。
俺は期待に胸が高鳴るのを感じた。
「あ…」
女性は立ち上がって、ゆっくりこちらに向き直る。俺は声を一言かけるのも忘れ、彼女の顔に見入っていた。
まるで彼女のそばから、春の風が吹き込んできたように、温かく気持ちのいい微笑みが口元に浮かんでいる。
ボーッとしていた頭がハンマーでなぐられたようにシャキッとなった。
これまで見た事のあるどんな美人よりも美しく、どんな綺麗な花よりも可憐な女性だった。
「あの、○○さんですよね」
「え…もしかして貴女がが◎◎さん…ですか?」
信じられなかった。彼女の年齢はいくつくらいだろう。
見た目には、二十代半ばという感じだが、落ち着いた物腰は大人の女性の雰囲気がある。
ひょっとしたらしたら二十代後半なのかもしれない。そんな女性が、俺と本当に付き合ってくれるのだろうか。 いや、もし付き合ってくれるなら、何もしなくてもいい。俺の傍らに立っていてくれるだけでもいいという感じだった。
「あの…本当に私なんかで宜しいのでしょうか?」
ちょっと不安そうに、彼女の表情が曇る。
「も、もちろん!でも、ま、まさか本当に俺と?」
俺からの反応に、彼女の表情に陽光のような輝きが戻ってくる。
「で、でも、何の取り柄もないし…どこにでもいるような、平凡…いや並以下の男ですよ」
「そんなの関係ありません。私、貴方とお付き合いしたいんです」
邪気のない笑顔が、彼女の口元に広がる。その笑顔に接した人間に、癒やしと幸福感をもたらす微笑みだ。
それが俺と彼女、雪乃との出逢いだった。 翌日、俺は、同じ所をそわそわと歩き回っていた。
改めて、デートの初日という事もあり、予定では十時に雪乃と待ち合わせる事になっている。
まだ十五分前だったが、(ホントにあんな綺麗な人が来てくれるのかな?)と、不安になりはじめていた。
脳裏に、雪乃の春の嵐のような爽やかな笑顔が浮かび、俺の胸はぎゅーっと締め付けられた。
昨日、話をした中に、○○女子大を卒業したと話してくれた。頭が良くお嬢様学校としても有名な大学だ。
専門学校卒の俺からすると、途方もない高学歴だという事になる。
しかも、女優だと言われても信じてしまいそうな綺麗な顔。あんな美人には、これまでお目にかかった事がない。
年齢も来年三十路だという事だが、それも信じられなかった。
明るくはつらつとしていて、二十代半ばだと言っても誰も疑ったりはしないだろう。
(でもやっぱり、今でも信じられないな…)
なぜあんなに綺麗で、にこにこと愛想が良く、しかも高学歴の女性が、
俺のような平々凡々な男なんかと付き合いたいと思ったのだろう。 彼女なら、どんな良いツラの男にだって釣り合いそうだ。そう思うと一気に不安になった。
チラチラと、待ち合わせ場所である喫茶店の入り口を振り返って目をやったり、ごくりと唾を呑んだりしていた…。
カランカランと、カウベルが鳴り、俺は弾かれたように入り口を振り返った。
「おはようございます。」
雪乃が満面に微笑みを浮かべ、俺の目の前に立っていた。
妄想や幻想ではない。本当に来てくれたのだ。もうそれだけで充分な気がした。
「ああ…雪乃さん。おはようございます」
雪乃は幸福にとろけてしまうような笑顔を浮かべて俺を見つめ返してくれる。
彼女の周囲に漂う癒やしのオーラに、俺の体は時間したようになっていた。
(今日からこんなに綺麗な人と一緒に居られるんだ) だらしなく頬も緩んでしまう。
「あの…」
雪乃はまだ微笑みを浮かべたまま、ちょっと首をかしげている。
「あ、は、はい!」
彼女の美しさに当てられて、ぼーっとしていた俺は、シャキッと背筋を伸ばした。
「どうしたんですか? さっきからボーッとしちゃって」
「そ…そうですか?別にいつもと変わってはいないんですけど…」
「あ…ちょ、ちょっと待ってください」
俺は慌てて、傍らのバックから一つの箱を取り出して、
「は、初めて逢っただけなのに、図々しいとは思ったんですが。良かったら、こ…これを…」
いちいち言葉に詰まりそうになりながら、その細長い箱を雪乃に手渡した。
「あ、ありがとうございます」
細長い箱が雪乃の手に渡り、ちょんと指先が触れ合う。その感触に俺の背筋に電気が走った。
「どうですか?」
プレゼントしたアクセサリーを手際よく身に付けてくれた雪乃は、俺の前でくるりと一回転した。
後ろの長い髪から、蜂蜜のような甘い匂いが漂い、俺の鼻先をくすぐる。
再び頭の中がのぼせたようにぽーっとなっていくのを感じた。
「いい…す…すごく似合ってます」
アクセサリーを身に付けてくれた雪乃はとてもとても綺麗だったが、
綺麗た…などという言葉を口にできるはずもなく
上気した顔をしながら雪乃に熱い眼差しを向けているだけだった。
「本当ですか。よかった。」
雪乃の顔も、心なしか頬を少し火照らせたみたいで、スポットライトを浴びたようにパアッと輝いた。
雪乃は慣れた感じで、ガラスに映った自らの身なりを見ている。
こじゃれたアクセサリーだが雪乃が身に付けると、テレビの中の女優のようだ。
綺麗で可愛いらしくて、できる事なら抱き締めてしまいたいくらいだ。
俺は感動に身を震わせながら、雪乃の事を熱い眼差しで見つめていた。 少しでも雪乃の気持ちを繋ぎ留めようと、積極的に色んな話をしていると、
雪乃の表情に、花が咲いたような笑顔が浮かんだ。瞳が輝き、やや潤んでいるようにも見える。
「すごい。○○さんって、色々な事をご存じなんですね」
「いやあ、それほどでもないですよ。ほとんどが、雑誌に書いてあった事やら他人の受け売りですから」
照れながらも密かにほっとしていた。少なくとも、これなら、すぐに雪乃が離れていく事はないのではないか。
そんな淡い期待が込み上げてくる。
「そんな…ただ、ふ〜んて聞いていられる…なんていう一言じゃ片付けられる、そんな話ばかりでもなかったし」
雪乃の瞳には、勇気を与えてくれる輝きが宿っている。俺はつられるように笑顔になった。
俺の弱気な言葉に、雪乃は真剣な表情を向けてくる。彼女の瞳には、はっきりとした好奇心の輝きが浮かんでいた。
と同時に雪乃の顔には、天使のような喜びの微笑みで輝いていた。
俺の尽きない話に、雪乃の方は、いつものとろけてしまいそうな笑顔を浮かべて聞き入ってくれていた。 少しでも雪乃の気持ちを繋ぎ留めようと、積極的に色んな話をしていると、
雪乃の表情に、花が咲いたような笑顔が浮かんだ。瞳が輝き、やや潤んでいるようにも見える。
「すごい。○○さんって、色々な事をご存じなんですね」
「いやあ、それほどでもないですよ。ほとんどが、雑誌に書いてあった事やら他人の受け売りですから」
照れながらも密かにほっとしていた。少なくとも、これなら、すぐに雪乃が離れていく事はないのではないか。
そんな淡い期待が込み上げてくる。
「そんな…ただ、ふ〜んて聞いていられる…なんていう一言じゃ片付けられる、そんな話ばかりでもなかったし」
雪乃の瞳には、勇気を与えてくれる輝きが宿っている。俺はつられるように笑顔になった。
俺の弱気な言葉に、雪乃は真剣な表情を向けてくる。彼女の瞳には、はっきりとした好奇心の輝きが浮かんでいた。
と同時に雪乃の顔には、天使のような喜びの微笑みで輝いていた。
俺の尽きない話に、雪乃の方は、いつものとろけてしまいそうな笑顔を浮かべて聞き入ってくれていた。 二回目のデート…ちょっと気が早いとは思ったが、雪乃を家に呼ぶ事にした。
ピンポーン…。インターホンで彼女の顔を確認して、オートロックを外す。
ドアが開き、雪乃がはちきれてしまいそうな笑顔で入ってきた。
俺は雪乃の身なりを見て、椅子を倒すほどの勢いで立ち上がった。
長くきれいな髪も白いブラウスも、びっしょりと濡れている。
防音の利いたマンションの中に居たために、雨が降り出している事に気づかなかったのだ。
「雪乃さん!びしょ濡れじゃないですか!」
「ええ。急に降ってきちゃって。でも大丈夫ですよ」
雪乃の表情は相変わらず明るく、ちっともへこたれた様子がない。
「駄目ですよ!風邪でもひかれたら大変だ。ちょっと待ってて下さい」
それでも俺は青くなっていた。大急ぎで奥からバスタオルを持って戻ってくる。 「これ、使ってください」
「ありがとうございます」
必死な表情の俺に、雪乃はフワッとした微笑みを浮かべて、バスタオルを受け取った。
後ろ髪はかなり濡れて、雨水が滴ってきそうになっている。
雪乃はさっと顔を拭うと、髪の毛をバスタオルで挟み込むようにして拭き始めた。
その仕草が色っぽくて、俺はぽーっとなって見つめていた。
「そ…そうだ。もしよかったら、お風呂にでも入ってください。服が乾く間だけでも」
ふと思いついた俺は、雪乃にそう言ってみた。下心があるように思われないか。口にしたあと、そう思えてくる。
「そうですね…そうしようかな」
しかし雪乃は、特別警戒した様子もなく、コクリとうなずいてくれた。
俺は背中に羽が生えて、ふわふわと体が浮き上がっていくような気分になった。 「あ…じゃあ、すぐに用意します。着替え…俺のジャージとかでもいいですか」
「ええ、なんでも」
雪乃が俺に向けて返してくれる微笑みは、俺にとって最高のご馳走だった。
すぐに浴室の方にとって返し、風呂にお湯を入れて、雪乃の着替えも用意した。
(たぶん…下着も濡れちゃってるだろうな)
そんな事を考え、どきどきしてしまう。さすがに替えの下着までは用意するわけにもいかず、
着替えのジャージを手にして玄関先に戻ると、雪乃を浴室へと招いていった。
浴室と台所は隣り合っていて、厨房の奥のドアから行き来できるようになっている。
雪乃と二人だけなのに、彼女をお風呂に案内しているのだ…と思うと、手のひらに汗が浮かぶほど緊張していた。
しかし雪乃は二人きりだという事を気にかけている様子もなく、ニコニコとしたまま浴室までついてきた。
「一人暮らししてらっしゃているのに、すごく綺麗になさっているんですね」
「いえ…ただ物が少ないだけですよ」
「そんなことないわ。お部屋だってすごく素敵ですし、○○さんの趣味がいいんですね」
誉められると、少しくすぐったい気分になった。俺は脱衣所のドアを開けると、雪乃をうながした。
「ここが脱衣所です。洗濯物は外に出しておいでくれれば、俺、乾燥機に入れておきますから」
「そこまで甘えるわけにはいかないですよ。お風呂にはいりながらでも、自分で洗いますから。
このジャージだけ、お借りしますね。」
ひょいとジャージを顔の前に掲げると、雪乃は脱衣所に入っていった。
(これから…雪乃さん、裸になってお風呂に入るんだ)
自分で雪乃を浴室に案内しておきながら、俺の胸は激しく高鳴りはじめた。
結局、下着をどうするかも聞けなかった。きっと、お風呂上がりに、濡れた下着を身に付けるつもりなのだろう。
(そんなことして、風邪をひかないかな)
いろんな事が気にかかりもなかなか脱衣所の前を離れられない。
しかし、こんなところでウロウロしていると、覗くつもりなのではないかと思われてしまいそうだ。
後ろ髪引かれるような思いはあったが、おとなしく隣のキッチンへと下がっていった。
「すみません! ○○さん」
雪乃の声が聞こえて、俺は慌てて脱衣所の前に戻る。
「どっ…どうしました?」
「あの……これって、どうすれば」
「はい?」
脱衣所の扉を挟んでいては、何が聞きたいのかもよくわからない。 きっとまだ服を着ているのだろうと思い、俺はドアを開いた。
「きゃっ!」
弾かれたように、雪乃が身体の前をバスタオルで隠した。
既に濡れた服は脱いでおり、下着も身に付けていないようだ。
「す…すいません!まだ服を着ていると思っていたから」
「い…いえ…いいんです。ちょっとびっくりしてしまって」
ほんの一瞬見ただけだが俺の脳裏には、バスタオルから覗き見える…雪乃の細い脚や、
柔らかそうな二の腕の残像がこびりついていた。
白くスベスベとしていて、いかにも円熟しているという感じで、細身なのにむっちりとした質感の女肉。
もち肌という言葉は、雪乃のためにあるのではないかと思えるほど、肌理が細かく美しい肌だった。
バスタオルに隠された双乳の膨らみも、チラッとだけだが見えたような気がする。
さすがに頂上の乳頭までは見えなかったが、とても綺麗なお椀型の盛り上がりななっているのはわかった。 「ど……どうしたんですか」
心臓が今にも破裂してしまいそうなほど高鳴っている…のを抑えるように聞いてみた。
「いえ…お風呂の使い方がちょっとわからなかったもので…これ、どうすればシャワーが出るんですか」
家の風呂は真新しくて、少し複雑な操作しなければ、シャワーの切り替えができないようになっている。
「あ…最初に教えておけばよかったですね。すいませんがちょっと入ります。このスイッチをですね…」
脱衣所の隅でバスタオルに身を隠す雪乃をチラッと振り返りながら、シャワーの手順を実演する。
いつの間にか雪乃は、バスタオルを身体に巻き付けて胸の辺りを手で抑えながら、浴室の入り口から覗き込んでいる。
胸の谷間が覗いている事は、あまり気にかけていないようだ。
(ああ…雪乃さんのおっぱいが…)
裸にバスタオル一枚という姿の雪乃がすぐそばに居る…頭の中が沸騰したように熱くなってくるのを感じていた。
背後の雪乃の事が気になって仕方ないのだが、彼女に視線を向ける事はできなかった。
(雪乃さん…俺のこと、男って意識してないのかな…)
こんなに無防備な格好でそばに立っていられるのは、異性を意識していたらできないだろう。
高鳴る胸の鼓動とは裏腹に、俺はちょっとへこんでいた。
「ほらね。こうすれば出るでしょう」
「本当だ。ありがとうございます」
俺はいったんシャワーを止め、なるべく雪乃の方を見ないように脱衣所のドアに向かう。
「じゃあ…ゆっくり暖まってください」
「はい、そうします」
自分に向けてくれる雪乃の微笑みが温かいほど、俺の胸は切なく締め付けられていくだけだった。 湯上がりの雪乃は頬がほんのりと朱に染まり、清廉な色香を放っていた。
化粧は落としたはずなのに、肌のスベスベした感じは、まるで二十代前半の娘のようだ。
俺は高鳴る胸がざわめくような感覚に陥っていた。
ここで不謹慎だと思ったが、雪乃にビールを勧めてみた。その時は下心なんてものは無かった。
何の躊躇いもせず、雪乃はビールを口にしてくれた。
風呂上がりのビールは、たちまち雪乃のスベスベとした頬を淡紅色に染めていく。
「あの…雪乃さん。今日はわざわざ俺の為に、来てくれて本当にありがとうございました。
まさか、雪乃さんが俺の願いを受け入れてくれるなんて思ってなかったから、ほんと…すごく感触してます」
「そんな…いいんですよ。こんな事くらいで喜んでいただけるのなら、いつでも来ますから呼んでくださいね」
両目を細め、うっすら口元をほころばせた表情には、可憐ささえ感じてしまう。
雪乃が五歳以上も年上だという事が、信じられないくらいだ。 (でも…雪乃さんからしたら、違うんだろうな…)
先程、裸同然の姿で俺のそばに立っていられたのは、年下の弟のような感覚があったからだろう。
男として見られていないのだ、と思うと何ともやるせない気分になってきていた。
「それに、私、一樹さんとお話大好きです。とてもわかりやすいのに、深みがあって、
熱っぽく語りかけてくれて、それがまた情熱的で。まるで一樹さんの人柄そのものみたいで…」
「ゆ…雪乃さん」
ひょっとしたら、少しは自分の事を男として意識してくれているのかもしれない。
そんな淡い希望が、俺の意識を過敏にした。さらに…、ブラウスから覗き見える、
首元の滑らかな肌。湯上がりの髪の毛はアップに纏めており、艶っぽいうなじが露わになっている。
アルコールの酔いがほんのりと雪乃の頬を朱に染め、そこはかとない色香を醸し出している。
(さっきまで、うちの風呂に入ってたんだよな)
バスルームでシャワーを浴びている雪乃を想像する。ほんの一瞬だけ見た、乳房の膨らみの残像が脳裏に蘇った。
あの柔らかな女肉の丘陵を思い出すと、下腹部にモヤモヤとした感覚が渦巻き始める。 (や…ヤバい…)
股間の敏感な部分が、ムクムクと膨らみかけた。椅子を引き、テーブルに下半身が隠れるようにする。
確かに下半身は隠れているが、万が一にも雪乃に勃起している事を気付かれたくなかった。
自らの下半身を隠しながらも、視線は雪乃のふっくらとした唇に向かっていた。
ルージュは塗っていないはずなのに、ピンク色でツルツルとしていて、とても触れ心地が良さそうだ。
(ああ…やっぱり、色っぽいよ、雪乃さん…)
彼女の唇は柔らかそうで、雪乃の朱唇はきっととろけるほどフワフワしているに違いないと思う。
「どうしたんですか?」
フッと雪乃の唇がほころぶと、吸い寄せられてしまいそうだった。
俺は高鳴る胸の鼓動を抑えられなくなってきているのを感じていた。
「あの…雪乃さん…」
どうしても聞いておきたい事があった。
これだけの美形なのに、今まで付き合ってきた人が居なかったのかどうかだけでも、せめて聞きたかった。 「大変失礼事だとは思ったんですが、雪乃さんみたいな素敵な人が、どうして今までおひとりだったんですが?」
雪乃は急に真剣な表情になって、俺の顔を正面から見据えてきた。
雪乃はなぜか、思い詰めたような顔をしていたが、その視線は、真っ直ぐに俺に向けられる。
「実は…結婚はしたんです。七年前に。でも主人は…すぐに亡くなってしまって…。それからは…」雪乃はとても言いづらそうな口調で言った。
さすがに俺も悪い事を聞いてしまったので、しまったという表情をして、
「そ…そうなんですか…」
でも直ぐに、雪乃の表情はいつもと変わらなくなり、にこにこと穏やかになった。
「でももう立ち直りました。それに、一樹さんのような人と知り合う事もできたし…」
雪乃さんの微笑みには、ほんの欠片ほどの暗さもなかった。
「わたし、一樹さんみたいな優しい人とお付き合いする事になって本当に良かったと思っています」
「雪乃さん…」
そう言ってくれる雪乃さんへの愛しさと、切なすぎる気持ちの入り混じった複雑な感情が、俺の胸をひっ掻き回していた。 できることなら、この場で彼女を抱き締めてしまいたい…。またしてもそんな思いが湧き上がってきて、動揺してしまう。
「そういえば、もう雨はあがったみたいですね」
雪乃は俺に淡い微笑みを向けて聞いてきた。音が聞こえてこない事で、気付いたようだ。
「そ…そうですね。ほんの少し前に」
「じゃあ、私そろそろ、今日のところは帰ります。今日はお風呂まで借りちゃて、ありがとうございました」
雪乃は椅子から立ち上がり、両手を身体の前で合わせると、丁寧にお辞儀してきて、
「本当にご迷惑をおかけしました」
「そんな。雪乃さんこそ…風邪ひかないように気を付けてください」
俺は雪乃を見送ろうと、彼女に続いて玄関先に出た。
「大丈夫です。じゃあ、ありがとうございました。」
再びぺこりと頭をさげて、小さくなってさっていく雪乃の姿を、俺は手を振りながら見送った。 …それから暫くは、清い交際が続いている中、雪乃さんが俺の家で料理を作ってくれる事になった。
「わたし…、どうしても私の手料理を食べてほしい… 大切な人の事を考えながら、最高のご馳走を作って
あげる事ができたらなって…。だから一樹さん、一樹さんの為に作ってあげる事ができて嬉しいの」
口を開いた雪乃の口調には、俺に対して優しく語りかけてくれているような慈愛が込められていた。
「大切な人…か」
俺は顔を上げて、雪乃を見つめながら、きゅっと胸が締め付けられるのを感じていた。
「あ…いえ、そんなに深い意味じゃ…」
ジッと俺に見つめられて、雪乃は頬を赤くして、ごにょごにょ言いながら俯いてしまった。
「あの…雪乃さん」
ゆっくり近付いていき、優しく雪乃に接していった。
「は…はい」
雪乃が穏やかな笑みを口元に浮かべながら、再びゆっくりと顔を上げた。
「もっと自信を持ってください」 「そ…そうですか。一樹さんにそう言ってもらえると、ちょっと勇気が沸いてきます」
彼女の口元に、天使のような温かな微笑みが浮かぶ。初めて会った時のように、このところも
雪乃のこんな表情を欠かさず見る事ができる俺は、いつも幸せ者だと思っている。
「だから、最高のご馳走なんかじゃなくてもいいから、普段通りの雪乃さんの得意料理を作ってください」
「はいっ!」
俺は力強く言ってみたところ、その言葉を聞いた雪乃も納得したように頷いた。
「あ…あの…ありがとうございます。一樹さんのおかげで、なんか肩の力が抜けてきました」
「ははは、その調子ですよ」
雪乃の笑顔を見ていると、どうしょうもないくらいに胸が締め付けられ、
同時に心の奥の方から癒されているような温もりを感じる。 「さっき、私が言った事…自分が食べてほしい誰かの為に料理を作れば、最高のご馳走ができるって…
私、今日からは一樹さんの為に料理を作ります。一樹さんに喜んでもらえるような料理を作ります」
「あはは…期待しています」
雪乃の表情には、晴れやかな笑みが浮かんでいる。
(告白するなら、今しかない)
そんな思いが、俺の胸の中で突き上げてくる。
「あの…雪乃さん。俺…雪乃さんに話したい事があるんです」
さすがに、その時直ぐに自分の気持ちを打ち明けるのは躊躇した。しかし、今なら言える気がする。「私も…私も一樹さんに話したい事があるんです」
(ま…まさか、雪乃さんも俺と同じ気持ちなんだろうか…)
急激に心臓がバクバク高鳴り始めた。先程までの緊張感とは違う、胸の高鳴りが全身を熱くさせる。
「は…話って?…」
俺は切な気な表情でこちらを見ている雪乃の方を見つめ返しながら、雪乃の言いかけた言葉が
何だったのか気になり、地に足がついてない感じになっている。 (ゆ…雪乃さん)
それでも、思わずジーンと胸が熱くなった。
俺の視線も、もちろん、真っ直ぐこちらを見つめてくれている雪乃一点に向かっている。
(雪乃さんが俺だけを見ていてくれてるんだ。…絶対、告白しないわけにはいかない)
今思い返すと、変な理屈をこねて、自分を奮い立たせていた。
雪乃も、最後にチラッと俺の顔を見て、食事を作り始めた。
(雪乃さん…俺の為だけに料理を作ってくれてるんだ。…んっ?そういえば、さっき
雪乃さん、何か気になる事を言ってなかったっけ…? 今日からは俺の為だけにとかなんとか…)
そんな事を考えているうちに、緊張以上に胸躍るような期待感の方が高まっていく。
俺は再び、絶対に今日こそ告白しよう…。と強く心に決めた。 料理を作っている最中も、俺に熱い眼差しを向けてきてくれる雪乃。
お返し…とばかりに食い入るような表情をして雪乃を見つめ返していた。
今日こそ告白する…。そう思いながらも、不安な気持ちが胸を掻き乱し、息苦しくなってくる。
雪乃の事を考える…俺の頭の中には、初めて彼女と出逢った時の、春の陽光のような温かい微笑みが浮かんだ。
知り合いからの紹介とはいえ、雪乃との出逢い…俺の生活はこれまでと百八十度変わった。といっても言い過ぎではない。
一族から会社を受け継いで、何とかひとりで頑張ってみたものの、若すぎたせいもあって空回りするばかり。
しかし、そんな時出逢った雪乃の笑顔が、俺を救ってくれた。といっても過言ではない。
(雪乃さんと出会ってからは、励まし・元気・勇気などなどいろんなものを与えてくれているのに、
それなのに、俺からは… 今まで何にもしてあげられなかった。してあげる事ができなかった)
雪乃に告白できない寂しさをまぎらわすような、自分のいい加減さに呆れるばかりだが
それでも雪乃は、自分のそばで温かい笑顔を浮かべてくれている。 (ひょっとしたら、雪乃さんも俺のこと…)
そう思い始めたのも最近の事。
雪乃がどうして、こんな俺のそばに飽きもせず居続けてくれていたのか、これまであまり深く考えた事はなかった。
しかし…もし、雪乃が自分の事を意識してくれていて、それで俺のそばを離れず居続けてくれているのなら、
俺にとってこれ以上の幸せはない。 ,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
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( ヽ :::__)..:: }
,____/ヽ ー== ; ほほう それでそれで?
r'"ヽ t、 \___ !
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/ ヽノ j , j |ヽ
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{  ̄''ー-、,,_,ヘ^ |
ゝ-,,,_____)--、j
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| "'ー‐‐--- (雪乃さんのためにも、今日こそ告白するんだ)
そんな、独りよがりのバカな考えでの、その時の俺には変な義務感を持っていた。
見ると、雪乃は額に汗を浮かべながら、精一杯の思いを込めて、調理をしてくれているようだ。
しずしずと料理が運ばれてきて、最後に雪乃が対面の椅子に腰をおろした。
相変わらず、表情と口元をほころばせて笑顔を見せてくれている、雪乃が料理を勧める。
雪乃に固唾を呑んで見守られる中、出された料理に箸をつけはじめて、料理を口にする。
「すごく上品な味で、おいしーい!」
という反応を示すと、雪乃の表情が一変して、唇に笑顔が広がった。
さらに雪乃は弾かれたように立ち上がり、満面の笑顔を浮かべて、瞳からは大粒の涙を流しながら、俺に抱き付いてきた。 そんな雪乃に抱き付かれながら、この丼物がどういう料理か聞いてみると、鳥と豚の他人丼らしい。
味わいも食感も全然違う食材の組み合わせだが、二つの食材が丼の中でひとつになる事によって
お互いを引き立て合い、それぞれの魅力を引き出し合うように作ったつもり。だと説明した。
加えて、俺の食の好みを聴かずに料理したものだから、俺に感想言われるまではドキドキものだったので、
「美味しい!」
と言われた瞬間、緊張がほぐれて、自然と涙が流れ出てきてしまい、感極まって思わず俺に抱き付いてしまった。
と照れたように話してくれた雪乃には、まだ抱き付かれたままだった。
俺には、この料理が、自分と雪乃の事を料理に例えて作ったものだ。と勝手に理解していた。
将来、雪乃と二人で、自分の受け継いだ会社を盛り立てていくように、この料理も食材としての
インパクトの足りない部分を、二つ一緒にまとめる事によって高めよう、という意味だと勝手に解釈してもいた。
殆ど一人で片付けたり、料理を補充したりしている雪乃に、
「あの…雪乃さんもビール飲んでください」
二人で居る事の幸せを雪乃と分かち合いたかった。
「そうですか。それじゃあ一樹さんのお言葉に甘えて一杯だけ…」
雪乃はニコッと微笑んで、そろそろとグラスを差し出してきた。
ビールを飲み干しながら、雪乃との楽しい時間が過ぎていった。
…お互いにかなりの量を飲んだので、雪乃もけっこう酔いが回っているようだった。
(くそー。こんな時に告白したって真実味がないじゃねえか!)
そう思いながら、やけっぱちで飲んでいたら、雪乃は完全にデキあがってしまっている感じで、
両手を俺の首に回し、ギュッとしがみ付かれるような形で抱き付いて来た。
「ちょっ…飲み過ぎですよ、雪乃さん」雪乃の視線が気になり、目を見つめたが、雪乃はそれどころではない感じだ。 (ひょっとして…雪乃、俺が好きだって事に…気付いてるのか?)
俺より僅かばかり人生経験が豊富だから、そういう女の勘のようなものが鋭い方だろう。
確かに、雪乃だって女性なのだから、気付いていたとしてもおかしくはない。
夜中も十二時が過ぎ、雪乃もご多分にもれず、唇の端から涎を垂らし、テーブルに伏せていた。
「さあ、雪乃さん。送っていきますから、もうそろそろ帰った方がいいんじゃないですか?
いくら独身同士とはいえ、朝帰りじゃ、雪乃の世間体がよくないだろう。とかんがえたからだが…、
酔いがさめていた俺は今、殆ど素面に近い状態だ。
しかし、背中を揺すっても、気持ち良さそうに瞳を閉じたまま、全く動く気配がない感じだ。
(困ったな。こけにこのまま寝かせておくわけにはいかないし)
とりあえず、雪乃を家のベッドに寝かせようと、肩に手を掛けて、雪乃を立たせると、
一旦は目を開けて、いつもの柔らかな微笑みを口元に浮かべていたが、すぐにまた寝入ってしまった。 (雪乃さん…俺の事、本当はなんとも思ってないのかな)
料理を作った前後の行動に、ひょっとしたら彼女も自分に気があるのではないか…と思ったが、
今の態度を見ていると、無防備過ぎて、却ってそんな雰囲気は感じなかった。
出逢ってからここまでの流れを振り返ってみて、これだけ客観的事実をみても、全く脈がないのかもしれない。
(俺の勘違いだったのかな…)
今日こそは。って思っていた勢いが、急速に萎んでいく。
フラフラした足取りの雪乃を自分の部屋まで連れていき、何とかベッドに寝かしつけると
床に座り込んで溜め息を吐いた。雪乃は気持ち良さそうに寝息を立てている。
やはり、こうして寝ている顔をジッと見ていても、可愛い気のある雪乃が美しいことには変わりはなかった。
だからこそ、雪乃に感じてしまう、胸が締め付けられ、身悶える感情を覚える事ができるのは確かだった。
でも…未だに報われない思いを抱き続けている事もあるが、
しかし、雪乃に対して自分の想いを打ち明ける事もできないままだ。 (やっぱり、雪乃さんに告白するんだ…)
そう思って立ち上がりかけた時、雪乃の手がニューッと伸びてきて、手首を掴まれる。
「な…なんだ。起きてたんですか。雪乃さん、大丈夫ですか?」
そう言うのが精一杯の俺に対して、雪乃が柔らかな微笑みを投げかけてくる。
(告白するなら、今しかない…)
「ええ…ぐっすりねてました」
「それなら良かった」
雪乃が、自分との事をどう思っているのか気になった。
傍目から見れば、恋人同士という風に見えてもおかしくないはずだ。
(ひょっとしたら雪乃さんもそう思っているのかな…)
やはり、雪乃が自分の事をどう思っているのか、ちゃんと彼女の口から聞きたかった。 「あの…雪乃さん」
ドックンドックンと脈打つ胸の高鳴りを感じながら、俺は雪乃の目を見つめて言った。
「はい。なんでしょう」
澄んだ瞳で見つめ返されると、聞く勇気が挫かれそうになる。
(駄目だっ…ちゃんと聞くんだ)
必死に自分を鼓舞していった。その時の自分の表情は、いつになく真剣だった。
が、あまりにも唐突な話に、雪乃が困惑してしまうんではないか。そう思うと俺の思考回路は完全にショートした。
そんな、俺の口を吐いたのは全く違う言葉だった。
「今度は…俺が雪乃さんにご馳走を作ってさしあげます」
それだけ言うのが精一杯だった。
そう、雪乃に語りかけるように言ってあげた時、彼女の瞳が僅かに潤んだような気がした。
しかし俺はそれどころではなく、言いたかった言葉と言ってしまった言葉が違う事に
胸が掻き乱され、締め付けられるような気持ちを、必死になって隠そうとする事に汲々していた。 ただ…言葉だけでは説明できない、運命のような存在を、その時ハッキリと感じ取っていた。
だからこそ、こんな美しい女性と知り合う事ができて、そして雪乃は、今ここに居るのだ。と
俺がそう言うと、雪乃はいつものように優しく穏やかな微笑みを返してきた。
(…そりゃそうだよな…雪乃さんみたいな綺麗な人が、俺なんかの事を好きになってくれるはずがない)
ひょっとしたら、雪乃は自分のごくごく一部分だけでも慕ってくれているのではないか。
そんな事を妄想していた俺にとっては、夢が粉々に打ち砕かれてしまったような気分…
雪乃の返事も聴いてないにもかかわらず、その時の俺は勝手にそう思い込んでしまっていた。
あまりに被虐的妄想の中の事で、現実味のない話だったか、急に寂しさが湧いてきた。
そんな自分が歯がゆくて、涙が浮かんできそうになる。しかし雪乃の前で、泣いたりするわけにはいかない。
うつむき、下唇を噛んでいた俺が顔を上げると、雪乃は真剣な眼差しを向けてきていた。 雪乃に見つめられると、胸がきゅんとなり、心がざわめく。
しかし、そんな事よりも今の俺にとっては、雪乃の存在の方が大きい。
「私が眠るまでの、もう少しだけでも、私のそばに居てくれませんか」
雪乃は懇願するように眉根を寄せながら言ってきた後、瞳を潤ませた。
「わかりました。そばに居てさしあげます。だから、安心してお休みください」
そう、俺は笑顔を浮かべて、言ってあげた。
質は違えど、本当に雪乃の事を思うなら、彼女が求めてきた事を全てするべきだ。
それがどんな事であろうとも、笑顔で彼女の期待に応えてあげるべきだ。…そう思った。
それを聴いていた雪乃の瞳には、ホッと安堵したような色合いが浮かんで、安心したように眠りに落ちた
翌日の朝早く目覚めてしまった俺。 ようやく、昼近くになって起き出してきた彼女は、着替えの為に一旦、自分のに帰っていった。
もし、雪乃を満足させる料理を作る事が出来たら、今度こそ、自分の気持ちを打ち明ける覚悟でいた。
料理の仕込みをしていると、再び訪ねてきた雪乃がそこに立っていた。
衣装はこれまでと違って、オートクチュール風のワンピースに身を包み、優雅な西欧の貴婦人というたたずまいだ。
(これが…本当の雪乃さん)
その美しさに息を呑んで、そんな雪乃にただ見惚けるばかりだ。
雪乃は、相変わらずの穏やかな微笑みを浮かべ、テーブルに近付いて来る。
(絶対に作ってみせる。雪乃さんが納得する料理を作って、彼女にプロポーズするんだ)
そんな雪乃を見て、そう思いが胸の隅で疼いたが、自らの想いを胸に封じ、
「じゃあ、今から料理を作ります。席について待っていてください」
真剣な表情で調理を始めた俺は、雪乃に目を細めて見つめられていた。
「出来ました」
自ら、料理の乗った皿を持って、雪乃が待つテーブルへと近付いていった。
雪乃はナイフとフォークを手に取ると、一口、また一口と口へと運んでいく。
彼女は目を閉じ、噛み締めるように食べてくれていた。
俺も気付かない間に、雪乃の瞳から涙がこぼれ落ちていた。
「あ…あの…雪乃さん」
その姿に狼狽したように声を掛けると、雪乃はゆっくり瞳を開き、こぼれた涙を指先で拭った。
「ありがとう。とても美味しくいただきました」
今、雪乃に自分の想いを伝えなければ…。たとえフラれてもいい。俺は悲壮な思いで雪乃の目を見つめる。
(告白しても、駄目に決まってる)
またまた弱い自分が耳元で囁きかけてくる。
違う。そうじゃない。心からの気持ちを伝えるんだ。
心の声はそう言ってくれてるのに、なかなか言葉が出てこない。 雪乃は…というと、いつものように、天使のような微笑みを投げかけてくれている。
これまで、その微笑みにどれだけ癒されてきた事だろう。雪乃が居たからこそ、自分も何とかやってこれたのだ。
その瞬間、俺の中で、自分を縛り続けていた糸がフツッと切れた。
そして、弾かれたように雪乃の後ろに回り込み、肩から雪乃の体に両手を回していた。
真綿みたいな柔らかい女性の感触が両手に伝わってくる。綿飴のような甘い匂いが、鼻の穴にひろがる。
「雪乃さん…!貴女と出逢ってから一緒に居ると楽しくて、貴女はとても暖かくて…
だからこれからも…ずっと俺のそばに居てください」
やはり俺にとって雪乃は、恋愛の対象でもあり、なくてはならない存在だという事に改めて気付かされる。
「か…一樹さん」
雪乃の表情にも、彼女の体にも、緊張した感じはなかった。
半ば無理やり抱き締めている俺の両手に、雪乃の方から身を委ねている感じにも受け取れた。
「一樹さん…。そう言って頂けるのは嬉しいんですけれど…私は」
「雪乃さん!俺…俺…雪乃さん自身全てが大好きなんです」
それは俺にとって、掛けの告白でもあり、もう後がない崖っぷちに立たされているみたいな感じだった。
両腕に伝わっていた感触が、一瞬にしてフワッと弛緩したようになった。
まるで雪乃が、腕の中から消えてしまったような感覚に陥ったみたいな…
しかし次の瞬間、両腕だけではなく、全身に雪乃の温もりを感じる。鼻穴には、雪乃の甘い匂いが満ちていた。
「一樹さん…でも、私は…」
、雪乃の声が震えている。やはり雪乃にとって、俺の告白は困惑するものだったのだろう。
しかし俺も後には引けない。今、想いを伝える事ができなければ、
もしかしたら雪乃を本当に失ってしまうかもしれない。そういう悲壮感でいっぱいだった。
「一樹さん…。そう言って頂けるのは嬉しいんですけれど…私は」
「雪乃さん!俺…俺…雪乃さん自身全てが大好きなんです」
それは俺にとって、掛けの告白でもあり、もう後がない崖っぷちに立たされているみたいな感じだった。
両腕に伝わっていた感触が、一瞬にしてフワッと弛緩したようになった。
まるで雪乃が、腕の中から消えてしまったような感覚に陥ったみたいな…
しかし次の瞬間、両腕だけではなく、全身に雪乃の温もりを感じる。鼻穴には、雪乃の甘い匂いが満ちていた。
「一樹さん…でも、私は…」
、雪乃の声が震えている。やはり雪乃にとって、俺の告白は困惑するものだったのだろう。
しかし俺も後には引けない。今、想いを伝える事ができなければ、
もしかしたら雪乃を本当に失ってしまうかもしれない。そういう悲壮感でいっぱいだった。 「初めて逢った日から…ずっと雪乃さんが好きでした。一緒に居る時も、毎日毎日、
雪乃さんの事ばかり考えてて、雪乃さんの事を好きになっていって…。雪乃さんが居たからこそ、
ここまで頑張ってやってこれたんです。あの時、言ってくれましたよね。
どうしても自分の料理を食べてほしい人が居れば、その大切な人の事を考えながら、最高のご馳走ができるって…。
俺にとって、その一番の料理を食べさせてほしい人は、雪乃さんだけなんです」
にフワフワとしていた感覚の雪乃の体に、再び内側から溢れ出てくるような瑞々しい実感が戻ってきた。
雪乃は自らの体に回された俺の腕に、そっと手のひらを重ねてきてくれる。
「その後、私言いましたよね、今日からは一樹さんの為に料理を作ります、って。
私も…もっと、一樹さんに私の手料理を食べさせてあげたい」
囁くようなその言葉が、俺に最後の勇気を与えてくれた。
雪乃の体をこちらに振り向かせ、優しく…時として激しく唇を重ね合わせた。
陶酔してしまいそうな柔らかな唇の感触を感じた瞬間、雪乃の腕が俺の腰に回されてきた。 再び俺の部屋に入った時、雪乃は思いがけないほど大胆に、年上らしく自分から唇を重ねてきた。
両手を俺の髪に埋め、優しく掻き回しながら、自ら舌を差し出して、俺の口内に滑らせてくる。
雪乃もまた、これまでずっと胸の内に堰き止めていたものを、吐き出そうとしているみたいだった。
雪乃のディープキスは、とても情熱的で大胆なものだった。まるで外人女性を思わせる激しい口づけに、俺は圧倒された。
でも、雪乃の舌はとても暖かく、口の中でチョコレートのように溶けてしまいそうなほど柔らかい。
しかもその舌は、俺の口内で自由自在に動き回っている。
クルクルと回転するように動いたり、俺の舌腹に舌先で字を書くように動かしてみたり、
唇をすぼめながら舌を引き、自らの口内に俺の舌を誘ったり…。と、のぼせてしまいそうなほど巧みな動き。
改めて、彼女が自分より五歳以上も年上で、一度は結婚していた女性なのだ、という事を意識する。
しかし、俺も負けじと、雪乃の舌の動きに合わせ、舌先をくねらせていった。 薄く目を開くと、憧れ続けた雪乃の顔が、すぐ目の前にある。
白く透き通ったようにに見える肌の感触は、パウダーをまぶしたみたいにスベスベとしていて、
触れているだけで頭の中がぼんやりとなる。瞳を閉ざして、両手で俺の髪を掻き回しながら、
激しく舌を絡ませてくる雪乃の表情は、とても凄く色っぽ過ぎて濃密な色香を放っていた。
雪乃の口内から流し込まれてくる唾液を、喉を鳴らして飲み下しながら、手を持ち上げ、
雪乃の胸の膨らみに重ねた。ワンピースは極々薄々でスベスベとした生地だったので、
雪乃の乳房の感触が驚くほど生々しく手のひらに伝わってくる。
「んっ…んんっ」
全部の指で柔らかな膨らみを揉み上げると、雪乃の鼻孔から熱い快感に似た吐息が漏れた。
(雪乃さんが…俺の愛撫に素直に感じてくれている)
俺は感激に身を震わせそうになりながら、雪乃の乳房を優しく揉みしごいてみる。 雪乃の乳房は想像していたよりずっとボリュームがあり、揉みしごくほどに指先がのめり込んでしまいそうな柔らかさが伝わってくる。
指先からこぼれてしまいそうな感触に、俺は夢中になっていた。
「んんっ…あっ…ああんっ」
雪乃の眉根が切なそうに寄り、柔らかな唇をより強く押し付けられる。
舌を自由奔放に俺の口内を掻き回すと、雪乃はいったん唇の離し、今度は耳元に押し付けてきた。
荒くなっていた雪乃の吐息が、耳穴から忍び込み、鼓膜をくすぐる。思わず雪乃の乳房を揉み上げていた。
「ああっ…いいっ」
囁くような声が洩れてくる。夢でもなんでもない。俺が雪乃の体に触れて本当に感じさせているのだ。
そう思うと、熱い想いがこみ上げてきて胸が熱くなって、
「ああ…雪乃さん!好きです!大好きです!」
両手を雪乃の体に回して、抱え込むようにして力強く抱き締めた。 雪乃も髪に埋めていた手を、背中から腰に、そして尻の方へと滑らせてくる。繊細でとても心地よい振れ方だった。
瞳をギュッと閉じ、快感に身を打ち震わせている彼女のワンピースのファスナーに指をかけていく。
震えそうになる指先で背中のファスナーを下ろしていっても、雪乃は身をよじったり、逃れようとはしなかった。
(雪乃さんも…俺を求めてくれようとしているんだ)
雪乃の気持ちに感激しながらも、体の奥底から燃え上がるような欲情を抑えられなかった。
焦らず、雪乃のワンピースを肩からゆっくり脱がせていく。多少なりと余裕を持つ事ができたからだろう。
スベスベとした首元から華奢な肩が露わになると、黒いブラジャーのストラップが覗き見えた。
見た目には清純そのもののような雪乃だが、さすがに大人の女性だ。
すっかり露わになった、雪乃の黒い下着姿に、俺の心臓はドクンドクンと大きな音を立てていた。 「ああっ…恥ずかしい…」
雪乃の頬がすうっと薄赤く染まっていく。
いくら彼女が大人の女性でも、素肌を晒していくのには恥じらいを感じるのだろう。
特別、雪乃の恥じらいは俺の欲情をいやおうなしに煽っていった。
肩からゆっくりブラウスを脱がしていく。キメが細かく、シルクみたいな素肌が露わになる。
(す…すごい。凄く綺麗だ!)
やはりの雪乃の美しさに、改めて感銘を受けていた。
黒いカップに包み込まれた、たわわな肉丘が露わになってくる。遂に、雪乃の乳房が露わになろうとしていた。
雪乃が初めて家に来た時、たった一度だけ、ほんの一瞬だが、雪乃の乳房を見てしまった事がある。
訪ねて来てくれて、雨に濡れてしまった彼女に風呂に入ってもらったときだ。
あの時には、まさかこんな瞬間がやって来るなんて、想像する事もできなかった。
ブラウスを最後までゆっくり引き下ろすと、雪乃は両手を下げて、脱がせやすいようにしてくれた。
二つの豊かな膨らみが完全に剥き出しになる。美しいお椀型に盛り上がる二つの乳の膨らみは、芸術品のようだった。
夏ミカンほどのサイズがあり、ブラジャーのカップからはみ出してしまいそうになっている。
「あっ…そんな…そんなに、真剣になって見ないでください」
雪乃はチラリと俺の顔を見上げて、恥ずかしそうに再び顔を伏せた。
「す、すみません。すみません」
思わず視線を逸らしつつ、ブラウスをさらに引き下げる。その間も、チラチラて雪乃の体に視線を向ける。
見ないでほしい…と言われても、全く見ずにいる事など、まずできるはずがない。
大人の雪乃も、きっとそれはわかっているだろう。しかし女性だから、何も言わずにはいられないのだろう。
女の人の「駄目」はOKサインと同じ意味なのだという事は男だからわかってはいたが、
それを雪乃に言われてしまうと、やはり素直に従ってしまわざるを得なかった。 乳房だけでなく、キュッとくびれた腰回りも露わになり、下腹部が覗き見えてくる。
(とうとう…雪乃さんのアソコも…)
脳ミソが沸騰した感じになり、ブラウスを脱がす指先も震えた。
清楚な雪乃の色っぽい下着は、俺の欲情をこの上ないほどにたかぶらせた。
「ああっ…」
ブラウスからパンティーが覗くと、雪乃は吐息に似た艶っぽい声を洩らした。
黒いレース地のパンティーは、前面に花柄がデザインされ、サイド部分の肌が透けている。
そんなブラジャーとパンティーの組み合わせに、俺は思わず鼻血を吹き出してしまいそうになっていた。
くびれたウエストからヒップへと続く急激な曲線は煽情的なほどに急激で、尻肉は外人女性みたいにムッチリとしている。
太腿の辺りまでブラウスを引き下げると、あとは雪乃の滑らかな肌を滑り落ちるようにして、足元に舞い降りていった。
(な…なんて綺麗ななんだ!)
胸を震わすほど、まるで女神を目の当たりにしたような気分だ
下着姿になった雪乃は、神々しく、それでいて妖艶そうな色香を湛え、息を呑んでしまうほど美しかった。
(ああっ…雪乃さん…)
衝き上がってくる欲情のままに、雪乃の豊かな胸元に顔を押し付けた。
ふわっとした柔肉が顔を覆い尽くし、余りの心地良さに目が眩みそうになる。
雪乃の肉体からは、ミルクセーキみたいな甘い匂いが漂ってきて、鼻穴に忍び込んでくる。
「はうん…」
吐息洩らした雪乃は、俺の頭に両手を回して来て、優しく迎え入れてくれた。
「好きだよ…大好きだ、雪乃さん」
譫言のように漏らしながら、カップからはみ出す乳房の裾に唇を押し付ける。 「ああっ…私も好き…。とても気持ちいいです…一樹さん!」
雪乃はシャンプーをするような感じで、髪の毛を掻き回してくる。
(早く、雪乃さんのすべてをこの目に焼きつけたい)
近付いた雪乃の背中に手を回すと、黒いブラジャーのホックを探ってみる。指先に金具が当たる。
親指、人差し指、中指の三本指を使い、両手で内側に軽く押すと、プチッと音を立てホックが外れる。
締め付けられていた二つの双丘がプルンと揺れる。両肩に手を乗せ、ストラップを滑らすようにずらした。
カップから雪乃の乳房が露わになってくる。白い宝玉みたいな二つの膨らみに、俺は息を呑んだ。
「ああっ…」
溜め息にも似た吐息洩らす雪乃のカップから、薄桃色の乳輪がのぞき、ツンと尖った乳首が露わになった。
雪乃の乳は小豆かナッツくらいのサイズで、結婚していた女性だとは思えないほど、小っちゃくて可憐なものだった。
雪乃は露わになった双乳を隠そうと両手を上げかけたものの、彼女は恥じらいを何とか堪えるように下ろした。 俺の視線がソコに注がれている事には、雪乃も気付いているはずだ。それでも隠そうとしないのは、
雪乃が俺に対して、それなりの覚悟を決めたから、全てを曝け出してくれたのだ…と俺は勝手に解釈していた。
「綺麗だよ。雪乃さん」
溜め息を漏らすように言ってあげると、
「恥ずかしい… あああっ…!」
可愛らしい恥じらいの後に、雪乃が喘ぎ声を上げてくれた。彼女の乳房に唇を押し付けていったからだ。
その行為に対して、素直な雪乃の柔らかい女体が、何かに打たれたように弾んだ。
胸元にある豊かなお椀型の膨らみも、雪乃の女体の動きに呼応した感じで、プルンと震えていた。
(これが雪乃さんのオッパイ… 凄く綺麗でこんな形してたんだ)
ウットリとした表情をしている雪乃の、膨らみの頂上の乳頭を舐り、もう片方に手のひらを押し当てる。
ムニュッとした感触をして、ヘタしたら五本の指が呑み込まれそうになってしまいそうになる。
ブラジャー越しに触れる時も充分に心地良かったが、雪乃の肌に直接触れた快感はその比ではない。 指先に伝わってきた感触を慈しむように、やんわりと揉みしごいた。
「あっ…いいっ…一樹さん…」
雪乃の口唇から洩れてくる、シットリとした色っぽい声が、小さくもより艶っぽく聞こえる。
白くてスベスベとした柔肌には、薄っすらと汗が浮かんで、ほんのりピンク色に紅潮し始める。
舌で薄赤色の乳頭を転がすように舐めると、キュッと硬くなってくるのが舌先で感じる事ができた。
そのまま唇をすぼめて、赤ん坊みたいに硬くなり始めた、雪乃の乳首に吸い付いていった。
「あっ、あっ、あっ… 一樹さん、一樹さん…いいっ!」
譫言のように言いながら、身悶え始めた雪乃の、髪の毛を掻き回す指の動きがさらに激しくなってくる。
「もっと良くなって…感じてください、雪乃さん。俺、貴女が気持ち良くなってくれるなら、何でもしますから」
舌を精一杯に突き出し、舐り回しながら、乳房全体にも舌を這わせる。
膝を突きながら、乳房からお腹…脇腹から下腹部へと、雪乃のスベスベした柔肌に舌を這わせていった。 パンティーの上から、雪乃の大事な所に鼻を寄せると、蒸せかえるような女の匂いが漂ってくる。
甘酸っぱそうで、ほんの微かなおしっこの臭いも混じってしていて、これほと生々しいものはない。
雪乃のような可憐な女性でも、パンティーにシミ跡を付けて、大切な所からは牝の匂いを漂わせてくるのだ。
(この一枚をぬがしたら…いよいよ雪乃さんのアソコが見られるんだ)
そう思いながら、雪乃の黒いパンティーに両手掛けると、一瞬、雪乃の女体がピクッと引きつった。
雪乃の心と体が、最も恥ずべき場所を曝す羞恥に緊張しているのが、それで伝わってきた。
雪乃の恥所から漂ってくる甘酸っぱい匂いを胸一杯に吸い込みつつ、ゆっくりパンティーを引き下ろしていく。
パンティーの上端から、ふわっとした柔毛の茂みが覗き始め、やがて雪乃の下腹部が完全に露わになった。
「ああっ…一樹さん、恥ずかしい…」
雪乃の唇からは、その時諦めにも似た、観念したみたいに濡れたような声が洩れ聞こえた。 恐らくは夫を亡くしてから、秘めた所を他の男の目に曝すのは、これが初めてなのではないだろうか。
微かながら、雪乃が女体をプルプルと打ち震わせているところから、そう思わせる。
扇子を広げた形に生え揃った秘毛は、濃くも薄くもなくツヤツヤしていて、明かりに反射して光っている。
縮れの全くない直毛系だが、いかにもとても柔らかそうにフワリと盛り上がりを見せている。
(こ、これが…憧れの雪乃さんのアソコなんだ)
雪乃さんの秘毛は、どちらかといえば薄毛で、微かに女の亀裂が隠れ見えたりしている。
ぽってりとした襞が、スッと一本線でピタリと合わさり、雪乃さんと同様に楚々とした色香を醸し出している。
「雪乃さん!」
雪乃の柔腰に両手を回し、顔を彼女の秘毛に擦り付け、柔らかな襞辺に鼻頭を埋め、顔を振り感触を確かめる。
雪乃の秘所からは、プンプンと牝の匂いを思わせる生々しい芳香が漂ってくる。 しかもその匂いは、雪乃から分泌された彼女特有の匂いであり、俺にとってこの上ない媚臭だった。
(雪乃さんの香りって、なんて芳しい匂いなんだ)
腰に回した両手で、尻の肉を擦りながら、顔をちょっとずらして、唇を襞の割れ目に押し付けていく。
「あっ… そんなこと…汚いから… ダメッ! ダメ!」
両手で顔を覆い、何とか逃れようと弱々しく腰を振っている雪乃の女体が、ピクッ…ピクッと痙攣する。
手のひらに伝わってくるお尻のムッチリとした感触も素晴らしく、舌を伸ばし秘裂に軽く押し当てる。
舌先に少し酸味を感じる愛液の陶酔できる味が、口いっぱいに広がってくる。
濡れてきた柔毛の奥から愛液が湧き出した襞々の最も敏感な上辺をピンポイントで攻めてみた。
「あうっ…うっ、うっ、うっ…」
雪乃の唇から、これまでとは違う、悩まし気な声が洩れ、俺の髪の毛もぐしゃぐしゃに掻き回される。
細すぎるウエストからヒップにかけて、官能的に描かれている急激曲線の下半身が、煽情的にくねっている。 「こっちに…雪乃さん…」
立たせたままだった雪乃のお尻を抱き抱えてベッドに座らそうとしたら、雪乃は自らベッドに横たわった。
いよいよ雪乃の全てをハッキリ見る事ができる。自分もベッドに上り、脱ぎかけの黒いパンティーに指をかけた。
とっさに雪乃は脚を閉ざし、秘唇が見えないようにしたが、膝を上げパンティーを脱がせ易くはしてくれた。
簡単に手のひらが回ってしまうほどの、か細い足首からパンティーを抜き取ってしまうと、
ついに、あと雪乃が身に付けている残り物は、両脚太腿までの肌色ストッキングのみとなった。
手脚を真っ直ぐに伸ばさせた、雪乃の煽情的な姿に、俺の欲望・欲情は否応なく沸騰しっ放しだった。
自分も手早く服を脱ぎ捨て、トランクス一枚になる。股間の肉棒は、脈打って力強く立っている。
でも、直立してる男根を雪乃に曝すのは、やはり俺も恥ずかしかった。
しかし、それ以上に雪乃の媚羞態を目の当たりにできている事の興奮の方が大きかった。
「雪乃さん…脚を開いてみせて…」
ストッキングを脱がしながら声をかけ、雪乃の足元に膝をつくと、彼女の膝に手をかけた。
ドキドキと高鳴り続ける雪乃の心臓の鼓動が、大きく耳元まで聞こえるようだ。
「いやっ! やっぱり…恥ずかしい…」
雪乃は再び両手で顔を塞いでしまい、両脚にもちょっと力を入れた。
「大丈夫。俺に任せて…雪乃さん俺を信じて。俺に…雪乃さんの全てを見せてください」
雪乃の膝頭から太腿にかけ、雪乃の柔肌に指や指先を優しく、触れるか触れない程度に滑らせてみる。
年齢を感じさせないほど、恐ろしくスベスベとしていて、滑らかな雪乃の柔肌は、まるで最高級のシルクのようだった。
「ああっ…ああっ…」
そんな焦らすようなもどかしい愛撫に、雪乃の方も高ぶってきたのか?
急激な曲線を描く腰からお尻にかけて、官能的にくねらせている。 雪乃の、力緩んだ膝の間に両手を滑り込ませていき、ゆっくりと横へと広げていく。
雪乃からの強い抵抗も今度は全く感じられず、閉じられていた太腿が易々と開げていく事ができた。
薄っすらと生い茂る秘毛の奥、雪乃の濡れた女の亀裂が露わになってくる。
雪乃の女陰の周囲にまで薄っすらと秘毛が茂っており、彼女の深情けを感じさせてくれる。
遂に雪乃の秘所の全てが曝されたのだ。思わず感嘆の声を上げてしまいそうになるのを堪えるた。
ヘソ下に扇状に生えている秘毛は、女陰を取り囲むだけで秘裂に近づくにつれ極薄くなっている。
クレパスの長さは六センチ程だろうか、薄唇の肉の花ビラが覗き、透明な愛液にネットリとした輝きを湛えている。
溢れ出た愛液は秘裂周囲の秘毛を濡らし、雪のように白い太腿の付け根辺りをもベットリと濡れている。
なんとも淫猥褻な光景だった。そして、ゾクゾクするほど素晴らしい媚羞態だった。 体を太腿の間に滑らせ、顔を雪乃の秘唇に寄せると、陰裂からはみ出した花ビラがピクッと引きつり、
一粒の涙のような愛液が零れる…。
それが亡き夫の為に流した、雪乃の心の涙のように思えて、きゅっと胸が締め付けられた。
しかし、欲情を抑える事ができず、雪乃の秘唇に唇を重ねる。
「あああああっ…!」
喘ぎ声を上げた雪乃は、打ち震わせていた女体全身を引きつらされた。
舌を差し出し、ぽってりとした肉唇を舐め上げる。舌先に果汁の甘酸っぱさを感じさせる、雪乃の愛液の味が広がった。
「んぐっ…雪乃さんっ…美味しいです…」
漏れ出た愛液を啜るような呑みながら、雪乃を上目遣いで見て呻くように、陰唇を舐め上げて、
秘裂上辺でプックリ膨らんだクリトリスを舌先で転がしていく。
「あうっ! はうっ! ふうぅ〜ん」
俺がコトを起こすたびに、雪乃さんの唇からは次々と、甲高く情熱的な喘ぎ声が洩れてくる。 (こうして雪乃さんだって感じてくれてるんだ。旦那さんの事なんか考えているわけがない。
彼女だって…俺のこと好きだから…こうなる決心をしてくれたはずだ)
もう雪乃の事だけを考えて、一心不乱に舌を繰り出し、雪乃の女陰をこれでもか…と責め立てた。
「あっ…あっ…か、一樹さん…そんなにされたら、私…感じちゃう! 感じちゃって…イッ…あんっ!」
みたいな事を言い喘ぐ雪乃は、切なそうに眉根に皺を寄せ、これ以上は耐えらんないとでも言いたげな顔を見せる。
「雪乃さん!もっともっと、いっぱい感じてください。俺の事だけを考えて…イッちゃってもいいですから」
雪乃の女裂からはみ出す肉花に唇を重ねて、繰り返し激しいキスをしたり、舌で舐り尽くしてやる。
雪乃の総てが欲しい。心も身体も…何もかも自分ひとりだけのものに独占したい。
雪乃自身を激しい感じさせる事ができれば、その願いが叶うような気がして、ひたすら雪乃の女陰を貪り続けた。
「あん…あん…も、もうダメ…きて、一樹さんっ!」
というような、雪乃の唇からかすれた声が洩れる。ついに雪乃の方から求めてきてくれたのだ。
∩___∩
__ _,, -ー ,, / ⌒ ⌒ 丶| ID:kedVzAgVO、続きは?
(/ "つ`..,: (●) (●) 丶 ねぇ、続きは?
:/ :::::i:. ミ (_●_ ) |
:i ─::!,, ハッ ミ 、 |∪| 、彡____
ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● ハッ / ヽノ ___/
r " .r ミノ~. ハッ 〉 /\ 丶
:|::| ::::| :::i ゚。  ̄ \ 丶
:|::| ::::| :::|: \ 丶
:`.| ::::| :::|_: /⌒_)
:.,' ::( :::}: } ヘ /
:i `.-‐" J´ (( 大学1年の時、俺は友達できず、またできそうにない容姿で、
辞めようかどうか悩みながら、休み時間はいつもパソコン室に入り浸っていた。
ひどい時は、短い時間で出たり入ったりして、係りの人に注意受けたりしてた。
おそらく5月病みたいな状態だったんだと思う。昼飯もいつもひとり。
生協でパン買ったら、できるだけ人気の無いスペースで食べる。ベンチも無かったりした。
ある日、校舎の裏側の階段でパンを食ってたら、
パソコン室の係りの人が前を通った。
その人は、柴咲コウみたいな感じの女性で、
携帯で誰かと話しているようだった。
パソコン室では無視していたけど、
飯の時まで見られるのはさすがに恥ずかしかった。
俺は、遠くに行くまで顔を伏せていようと思った。 しばらく顔を伏せていたが、声が遠くに行かない。
女性の方を見ると、灰皿の前で煙草を吸いながら、まだ電話をしていた。
あんな所に喫煙場所があったんだ、なんか気まずいな、場所を移すか。
だけど、人気の無い場所を探すのは結構大変だし、しばらく迷っていた。
すると、女性は話が終わったらしく、携帯を切った。
もしかして移動するのかなと見ていると、迂闊にも目が合ってしまった。 女性は煙草を吸いながら、俺の方をジッと見ている。
やっぱり他へ行こうと、俺はパンを持ったまま立ち上がった。
「いいよ食べてて。あたしもう行くから。」
俺は、なんだか慌てふためいて、返事もできずに、
そのまま黙って座り、急いでパンをほお張った。
女性は煙草を消し、再び俺の前を通った。
>>235 様
(/_;)/~~ もう一度、以前の水準《6/07/26 18:49》くらいになってから
〈せめて500〜600〉 くらいに下がってから
再び、書き込みを再開したいと思います。
この話は、公然の事実なので、雪乃さん(漢字仮名)周辺の人が読めば
一発で俺と解ってしまうので…。後々いろいろと面倒な事が起きない…ともかぎらないので
大変な身勝手で申し訳ないのですが、 >>239からの続き
女性は通り過ぎるかと思いきや、俺の前で立ち止まった。
そして、俺のズボンのジッパーを下げ、チンコを急いで起たせると、
手早くパンティを脱ぎ、俺にまたがってきた。
そして、ディープキスをしながら、俺のチンコをお姉さんのマンコに入れた。
結合部分はスカートで見えないものの、そのグラインドは激しく、俺は速射だった。
「あ、あ、中に出して、ご、ごめんなさい・・・」
「気にしなくていいんだよ。君の寂しさを、私にぶつけて欲しかったの。」
「う、う、うぅ(泣)」
「これで少しは楽しく通えそうかな?また、あたしが慰めてあげるから、ね?」
「はい。僕、強くなります(鼻声)」
お姉さんの愛情溢れるやさしさは、香水と煙草の匂いが混じった、
大人の香りがしたのだった・・・。(完)
俺は顔を上げ、素早くトランクスを脱ぎ去ると、雪乃の太腿間に腰を滑らせていった。
肉柱の根元を握り締め、愛液と唾液でベタベタになった女陰に、亀頭を押し付けてみる。
(これで雪乃さんと一つになれるんだ)
腰に力を入れ、男根を挿入しようとした時だった。雪乃の瞳から、ぽろりと一筋の涙が零れて落ちた。
(や…やっぱり、まだ旦那さんの事を…)
キリキリと胸が痛む。しかし、もう彼女の夫はこの世には居ないのだ。
それに、きっと自分の方が、前の旦那さんより以上に雪乃の事を愛している。
俺は意地になったように、腰下に力を入れようとした。
しかし、つい先程まで破裂してしまいそうなほどキツ立していた男根は、力を失い萎びた感じになっている。
雪乃の夫の事を考えた事が、気持ちに揺れをもたらせていたらしい。
「あっ…あれ…」
肉柱を手でしっかり握り締め、グチョグチョに濡れた淫肉の亀裂に穿ち込もうとする。
しかし、一度、力を失った男根は、口を閉ざした秘門を押し割る事が出来なかった。 「どう…したの?」
何事か?と、雪乃が顔を上げ、潤んだ瞳を向けてくる。
「い…いえ…何でも、ちょっと待っててください」
手で肉柱を扱き、何とか奮い立たせようとする。が、如何せん、ペニスはますます萎縮していくように力を失っていった。
「一樹さん…私の事を、好きだ!って言ってくれましたよね」
どうやら、雪乃は異変に気付いたのか、上体を起こして、そう聴いてきた。
眉根が哀しげに寄り、唇を引き締めている顔で、真っ直ぐ俺を見つめている。
「もちろん、大好きです!世界中の誰よりも!」
「だったら…だったら、私の事だけを考えて…」
そう言うと、瞳を潤ませた雪乃は半身を折り、顔を股間に近付けてきた。
次の瞬間、これまで一度たりとも経験した事のない、全身が一瞬で沸き立ってしまうほどの快感が、
股間の敏感な器官を覆い尽くしていた。 雪乃がペニスをくわえ込み、ゆっくり口内に呑み込んでいく。
その湿り気のある温もりと快感に、俺は今にも喜びの声を漏らしそうになった。
(雪乃さんが…フェラしてくれている)
夢でも幻でもない。憧れ続けていた女性が、力を失いかけていた肉柱に、性の息吹を吹き込んでくれているのだ。
雪乃は根元まで男根を呑み込むと、喉の奥で締め付けるようにしながら、
ペニスの裏側の筋にチロチロと舌を這わせてきた。
亀頭への締め付けと、暖かい舌、の二段攻撃は俺の性欲を再び燃え上がらせる。
肉柱に熱い口腔気が注ぎ込まれていくのがわかる。
「ああっ…雪乃さん!」
雪乃は、私の事だけを考えてほしい…、と本気で言ってきた。
ひょっとしたら、彼女には、自分が心の内で考えていた事がわかった…のかもしれない。
(だったら…雪乃さんだって俺の事…)
雪乃も、自分の事を真剣に想ってくれている…のではないのだろうか。
でなければ、どうして他人のペニスをくわえたり舐めたりしてくれるだろう。
雪乃はゆっくりとしたストロークで、そそり勃った高ぶりを抽送し始める。
雪乃の口の中は暖かい唾液で満たされ、温もりの海を漂っているようで心地良い。
雪乃が首を上下に動かすたび、チュブッ…チュブッ…という淫猥な音が響き、俺の欲望をくすぐった。
「どうですか…一樹さん、気持ち良いですか」
肉柱を口含みながら、雪乃は潤んだ瞳で俺を見上げて聴いてくる。
その時の、彼女の表情に、これまで見た事のないような、慈愛の感情が浮かんでいるように見えた。
「くはああ…とってもすごく…凄く気持ち良いです」
「そう…良かった。もっともっと…私の口で気持ち良くなってください…そして、私の事もたくさん愛してくださいねっ」
ピンク色の舌を覗かせ、雪乃は唾液にテカテカと輝く亀頭を、くすぐるみたいに舐める。
彼女の口舌愛撫は、これまで経験した誰のフェラチオよりも、大変素晴らしいものだった。
気付けば…いつの間にかペニスは勢いを取り戻し、雪乃の指の中で、はちきれそうなほど膨らんでいる。
その事を知ってか、更に燃え上がらせようとするように、雪乃はペニスを横からくわえ込み、
ハーモニカを吹くように、顔を振って唇と粘膜の快感を与えてくれた。
「あああ…ゆ、雪乃さん…俺…もう、我慢できない。直ぐにでも…雪乃さんの中に…入れちゃいたい」
「うん…。私も…早く一樹さんと…一つになりたい…。来て…くださいっ」
顔を上げると、一筋の唾液が雪乃の唇と肉柱を結んでいた。
その淫猥な光景がさらに、俺の欲情に油を注いでくれた。
再び雪乃を横たわらせ、太腿の間に腰を滑らせていく。
雪乃は、両手を俺の腰に回して来て、優しく迎え入れる体勢をとってくれた。
肉棒は介添えの必要がないほどに、硬くそそり勃っている。
腰をくねらせながら、亀頭で雪乃の濡れた窪みを探し当てる。
感じやすい粘膜に、ヌルッとした感触が伝わってくる。雪乃の女唇に触れた証拠だ。
(ああっ…雪乃さんの中…凄く暖かい)
ほんの一瞬触れただけなのに、腰下がバターのように溶けてしまいそうだった。
腰を回すようにゆっくり動かし、亀頭で濡れた女唇をこねると、
雪乃の唇から、ハァハァ…と切なげな吐息が漏れ出てくる。硬い肉棒を押し付け、
雪乃の肉の門を押し割ろうとしたが、溢れ出ている愛液の量が多すぎて、何度もヌルッと滑ってしまう。 「あぁン…もおぅ…」
年上としての余裕を見せたいのか?焦れたのか?…雪乃の手が伸びて来て、肉柱を優しく掴む。
そして、恥ずかしそうに照れながら雪乃は控え目に、しかし大胆にも亀頭を自らの肉洞の入り口に押し当ててくれた。
でも、その仕草には、若い俺の事を導こうとしてくれる、年上女性の思いやりが感じられた。
「ゆ…雪乃さん…」雪乃に対し、胸に込み上げる彼女への愛しさを感じながら、雪乃に導かれるまま腰をグッと突き出した。
「ああっ!」
溜め息にも似た声を漏らしながら、腰に回った雪乃の手に、ギュッと力が入っている。
男根が熱く潤った窪みを捉え、雪乃の女肉に沈み込んでいく。
「くはあぁっ!」
暖かい快感が、ペニスを…下半身を呑み込んでいった。
「あ…ああっ…くうぅっ…」
雪乃の眉根が少し歪み、苦しそうに寄る。
「あっ…痛かったですか? すみません…雪乃さんっ」
無理には奥まで捻じ込まずに、肉棒が半分ほど埋まったあたりで動きを止めてみた。
「い…いいの、気にしないで… 最後まで入れて…ください。ごめんなさい! 久しぶりだったから…」
全く…本当に久しぶりだったんだろう。雪乃は気恥ずかしそうに微笑み、ポッと頬を染める。
(なんて可愛いらしい女性なんだ、雪乃さん)
かつて感じた事のないほどの感激を身体に感じながら、更に男根を雪乃の胎内へと埋め続けていく。
「んうぅぅぅっ…」
雪乃は、親指を咬みながら声を押し殺してまで、何とか痛みを堪えようとしてくれているようだった。
歪ませながらも心配かけまいと、笑顔を作って見せる…そんな健気な雪乃が愛おしく、麗しかった。
「ああっ、雪乃さん!」
緩やかにグッと腰を突き上げ、女唇の根元まで肉柱を埋め込んだ。グチョッと湿った淫猥な音が響く。
ついに、雪乃とひとつになる事ができたのだ。股間に白昼夢のような快感が広がっていく。 「ああぁっ…一樹さんのって…大っきくて…熱い!」
譫言のように言う、雪乃の両手が背中に回ってきて、ギュッとしがみ着かれる。
そっと体を重ねていき、彼女の温もりに酔いしれるように両手で、そんな雪乃の首を包み込んだ。
「なるべく痛くならないように、ゆっくり動かしていってあげるからね、雪乃さんっ」
耳元で囁いてあげると、雪乃は安心したような顔になって、コクコクと頷いてみせた。
雪乃とひとつになって、この手で抱き締めているのだ。
ペニスに伝わってくる快感は、これまで交わった誰とも違って、柔らかく暖かく、肉柱にまとわりつくように
濡れた女肉が蠢き、波打つみたいに震えながら、敏感な股間に雪乃自らの快感を伝えてくる。
ゆっくり腰を振り、雪乃の膣肉の温もりをペニス全体で味わった。
最初は浅く入り口付近を擦り、雪乃の女肉がこなれてきたところで、五浅一深で奥まで高ぶりを突き入れる。
「あっ! ううっ! んあぁぁん!…」
肉柱を出し入れする度に、雪乃の唇から洩れる喘ぎ声も、痛みに耐える声というよりも、
より官能的にシットリとした艶を帯びていく。背中に爪を立てて、
忘れかけていた女としての悦びを、雪乃の女体が思い出しているような感じだった。
「凄く、気持ち良いよ。雪乃さんの中が…」
そう耳元あたりで囁いては、ユルリと腰を突いて、静かに身体を揺り動かした…それだけなのに、
彼女の女肉に刺激を与えている快感に、雪乃は鼻から吐息を漏らしながら気持ち良さそうに呻いては、
「わ…私も…一樹さんの…… ああっ…凄く…いいっ…」
彼女も声を震わせ、し始めた時は強わばらせていた全身を、徐々に弛緩させていっているようだった。
そっと唇を重ね合わせていくと、雪乃は両手を頭の後ろに回し、髪を掻き回して来ながら、舌を差し込んでくる。
その、勢いのある情熱的で激しいキス…。普段は、とても物静かで清楚感のある印象が強い、
雪乃からの大胆すぎる求愛行為は、既に高ぶっている俺の欲情をどこまでも駆り立ててくれている。
舌を絡ませ合い、互いの口内を刺激し合って、雪乃に理ながら、段々に腰の動きを速めていく。
「んぐっ…んっ…んっ…んんんっ!」
俺の腰遣いに呼応して発する、雪乃の官能の呻きが唇を伝い直接、脳髄に響いてくるようだ。
改めて、雪乃と一つになれた事に対し、感動と感慨を得ながら、腰を静かに突き合ってみたり、
八の字に動かしたり、深いストロークでグラインドさせたりして、抽送に変化を付けるよう試みる。
すると、それまで優しく纏わり付けていた雪乃の膣肉が、少しずつペニスを締め付けて来始める。
だだでさえ、雪乃の柔壁襞が擦れて気持ち良いのに、ここにきてのこれでは…直ぐでも達してしまいそうだ。
「雪乃さん…身体を起こすからね…」
自分も半身起き上がりながら、雪乃の身体を抱きかかえるようにして、ゆっくり起こし上げていく。
そのまま対面座位の形になり、どこまでも自然体な雪乃は、無意識に両脚を蛇のように巻き付けて来る。
普段の大人しい姿からはとても想像できない…まるで外国女性のみたいな、微熟女からの積極的な性交行為。
清楚な自然体な年上女性だけど、可憐でありながら、雪乃には妖艶な魅力も兼ね備わっているようだ。
(もしかしたら、こういう雪乃さんみたいな女性の事…床上手っていうのかな)
ふと、そんな事を思いながら、雪乃の豊かなメロンパイ(乳)に貪り付いていった。
「あはあぁっ…!」
途端に、雪乃は首を仰け反らせ、ひときわ甲高い声を漏らしていた。
両手でギュッと頭をその胸に掻き抱かれ、柔らかくて豊満な乳房に押し付けられる。
顔面が膨らみに埋まってしまって息苦しいほどだったが、俺にとっては幸福な息苦しさだった。 ここで一寸、俺と雪乃さんのスペックを…
俺…23才にしてバツイチ。慰謝料で会社興した自営業。 180弱ー55〜65。見た目・並以下。
雪乃さん…29歳。170弱ー40台半ば(軽くて簡単に持ち上げ可能)・85強ー55位ー85位<推定値>
見た目はか細いが着痩せタイプ、しかし脱いでも細身長身には変わりなし。 アンダーが10cm以上ありそう…
勿論、長い黒髪…手タレでもイケそうな綺麗なモミジみたいな掌
きっかけ・心配してくれた一族の方(女性)が、見合いではなく気軽に二人きりで逢ってみれば…と勧められた。
《前項の続き…》雪乃の肌には薄っすらと汗が浮かび、喉から胸の周囲の白い雪肌は濃い桜色に上気している。
その匂い立つ濃密な女臭を胸一杯に嗅ぎながら、雪乃の乳房に貪り付き、腰を突き上げていく。
「ああっ…す、すごいぃ…! 私の…奥の方まで…一樹さんのが…んくっ…」
雪乃は唇を噛み締め、これ以上の甲高い喘ぎ声が洩れないように、自らを我慢させているようだ。 顔を上げ、引き結ばれた雪乃の唇に優しく重ねていった後、
「これ以上我慢なんかしないで。俺も雪乃さんにぶつけていくから、俺にももっと本音をぶつけてほしい」
耳元で囁きかけると、納得した雪乃は耳に唇を押し付けて来て、
「あああっ…だって…一樹さんのって…すごく気持ちいいんだもん。 …久しぶりなのに…こんな…こんなに、
気持ちよく…なっちゃうなんて…私もう…おかしくなっちゃうかも…どおしよう…!」
みたいな事を譫言のように言う、雪乃の吐息が耳を擽り、艶を帯びていた声がさらなる欲情を煽った。
(もっと、雪乃さんに気持ち良くなってほしい。昔の事なんか忘れるくらいに、いっぱいいっぱい感じてもらいたい)
その一心の心の中で、更なる雪乃への想いが余計に膨らんでいく。
対面座位の形になり、辛うじて欲望の爆発は抑えられてたが、欲情の赴くまま激しく雪乃を求めていきたくなった。
雪乃の女体を、再びベッドに横たわらせ、八の字を描くように腰をグラインドさせた。
「あうっ…あっ、それすごい…! 一樹さん…それ、すごくいいの…!」
腰動かすたびに豊かな乳房がプルプル揺れて、玉のような汗が飛び散る。
秘処に目をやると、雪乃の薄い秘毛奥の女裂に、浅黒くおっ勃った肉柱が出入りしているのが見える。
肉棒は、ベットリと溢れ濡れた雪乃の愛液でテカテカとしていた。
(こんなに溢れさせて…。本当に感じ入ってくれている雪乃さんと繋がり合ってるんだ!)
その淫らで猥褻な、雪乃の女体の光景に、改めて実感させられる。
「ゆ…雪乃さん…。後ろからしてみたいんだけど…いい?」雪乃の身体に色々試してみたい…彼女の最も恥ずかしいけど感じる体位は何かを。
ダメ元のつもりで雪乃の耳元で囁き聴くと、彼女は薄細く瞳を開き、恥ずかしそうに顔を上気させる。
返事こそ無かったが、頬を染めた雪乃は自ら俯せになり、おずおずとゆっくり突き上げてきてくれた。
双丘のヒップが迫り、お尻の谷間下に、グチョグチョに潤っている女唇の亀裂と、小さく窄まったアヌスの門が覗く。
(雪乃さんが、お尻の穴まで…)
背徳的な体位を見せてくれた雪乃に、胸は脈打ち震え、燃え上がる肉棒はこの上なく直隆起してみせた。
沢山の雪乃の愛液にまぶされたペニスを握り締め、亀頭をぽってりとした肉花襞の隙間に押し付けていく。
愛蜜が溢れ出てくるように、相当な透明な愛液が女陰から滲み出てきた。
「あああああっ! か、一樹さん…やっぱり…は、恥ずかしい…!」
雪乃は真っ赤に上気した顔を枕に埋めて羞恥を隠しながらも、腰はクネクネと男を誘うように振っていた。
淫靡な姿を曝す気恥ずかしさ以上に、雪乃にも抑え切れなばかりのい欲情の方が勝っているのだろう。
暖かい窪みに、肉柱を突き入れると、ピュピュッと愛蜜が飛び散り、ジュポッと余りにも淫猥な音が部屋中に響いた。
「はうぅぅっ…」
雪乃の背が弓なりに反り返り、汗の浮いた背中が、薔薇の花みたいに紅く染まっていく。
獣のように繋がり合う淫らで猥褻な体位は、雪乃の羞恥心と欲情を同時に煽っているようだった。
くううっ! …思わず叫びたくなるほど、肉洞が引き締まり、膣肉が吸い付くようにペニスに絡み付いてくる。 雪乃をたくさん感じさせてあげようと、ここまで必死に自分の欲情を抑え込んできたが、さすがに限界が近づいてきた。
ペニスの内側では、暴発前提の導火線が迫っているようで、チリチリと熱くなってきている。
玉々が迫り上がってきて、今にも一触即発の大爆発が起こりそうになっていた。
「ずいぶんと、締まってきているよ…雪乃さん」
床上手で、イソギンチャックや蛸壺な女性器を併せ持つ雪乃の、ムッチリとしたヒップから
急激なカーブを描いて細くなるウエストを持ち、腰をこれでもかとグイグイと突き上げていき、
だだ濡れた、雪乃の女壺の最奥端にまでペニスを穿ち込むと、グチョッという湿った音と共に
愛蜜のような愛液の飛沫が噴き出し、俺の下腹にまで飛んでかかった。
「んんっ…ご…こめん…んっ…なさい…私…こんな…に感じちゃ…あっあっ…恥ずかし…」
呂律が回らないほどの羞恥に、雪乃は首を横振りながらも、身体は正直に自分で腰を遣い、
ペニスに自らの快感を、ずっと伝え続けてくれている。 彼女は何かに救いを求めているように、掌を俺に向けて伸ばして来る。
一つ一つの指と指を絡ませ合って、握ってやった雪乃の掌から、余りにも心地良い温もりが伝わって来る。
雪乃の手を握り締めたまま、括れた腰回りを持ち、彼女のヒップにズンズンと腰を突き上げてあげた。
「くはぁぁっ…ゆ、雪乃さん…!俺…もう限界…イキそうだよ…」
「ええ…いいわ…。そのまま中に…なかで出し…ちゃってくだ…さいぃぃ…!」
背中に沢山の玉汗を浮かべ、雪乃は乱れ髪で顔をくしゃくしゃにしつつ、膣内射精を許そうとしてくれていた。
憧れの雪乃の胎内に…子宮にまで、自らの想いと共に精液を思う存分吐き出す事ができる。
口先だけでもその許可を彼女からもらえただけでも、俺は天にも昇りたい心境になっていた。
「本当に?…本当…いいんですか?…マジで中に出しちゃいますよ!」
「う、うんっ! いいの! か、一樹さんの…想いを…私の…身体の中で…感じたい…の…
だから、遠慮しなくっても…いいの…だから、思いっきり…私の中に…出しちゃって…ください…んんんっ…」 次の瞬間、全身を駆け抜けていくような絶頂感が襲い掛かってきた。
「あっ、ダメだ。イキますぅっ……くっ!」
と言いながら最後にもう一度、カリまで引き抜く大きなストロークで腰を動かしていき、
肉柱を雪乃の窪みの一番最深部まで穿ち込んでった。
溜めに貯め込んでいた精液が溢れ出してきて、雪乃の子宮内へ吐き出されていく。
「あああああっ!」
その瞬間、雪乃も絶頂に達してくれたようで、細身の肉体をブルブル震わせていた。
「私が絶頂に…イッちゃった瞬間、心の奥の方で固まっていた冷たい氷みたいなものが溶けていったの。
そして…長い間忘れていたものが、自分の中に舞い戻ってくるのを感じてた。
あまり上手く表現して伝えられないというか、うまく言えないんだけど… 「誰かを愛し…愛される…そんな当たり前の幸せを、一樹さんは思い出させてくれた。
出逢った時の…私の直感は間違っていなかったんだって思うの。
あの時から…今だって…一樹さんっ、貴方の事を愛おしく思えるの…。」
と言ったのは、気を失っていた雪乃が目を覚ましてから言ってくれた言葉である。更には、 「誰かを愛し…愛される…そんな当たり前の幸せを、一樹さんは思い出させてくれた。
出逢った時の…私の直感は間違っていなかったんだって思うの。
あの時から…今だって…一樹さんっ、貴方の事を愛おしく思えるの…。」
と言ったのは、気を失っていた雪乃が目を覚ましてから言ってくれた言葉である。続けて、
「子宮に広がる一樹さんの熱い体液の温もりが、冷氷のようだった私の心に忍び込んでくるようだった」とも。
「荒くなった息を吐きながら、私の隣りに横になった一樹さんの上気した横顔を見てると、
何だか胸の奥がキュッと締め付けられたの。そして、ついさっきまで自分の身体の中で熱くなってた…オチンチン…が」
と言うが早いか、透明な精液の残りをチョロチョロと縮み始めてる俺の肉棒を
なぜかまた、潤ませていた瞳で愛おしそうに見つめていた、雪乃が顔をソコに近付けてきて、
「あっっ…雪乃さん!」
ビックリした俺が、ちょっと上擦った口調になり思わず腰を引き気味になる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています