そこにはタンクトップにショートパンツのミーちゃんが泣きそうな顔で立っていた
「かっちゃん今いい?ちょっと来てくれる」
「今?」
「うんすぐ、お願い!」といきなり手をひっぱるので
俺はいったん玄関を出て庭に干してある洗濯物のまだ生乾きTシャツをむしり取って
半ば引きずられるようにミーちゃんの家まで連れて行かれた
「な、な、何なん?どうしたの・・」
すると5軒先のミーちゃんちの門をはいるとすぐに指さして
「あれ、あれ!なんとかして、はやくはやく」と叫ぶ
そこを見ると1メートルはあろうかという青大将が
庭先の濡れ縁に置かれたインコの鳥かごに首を突っ込んでいるところだった