3対3の合コンを企画して、俺が幹事になった。
同じバイト先の女の子に同級生を集めてもらったが、バイトの子以外は
正直ムリなレベル。
合流時は、男どもが浮き足立ってしまったが、それでも女の子のノリは
良かったので、お笑い担当でもあった俺は現実逃避も兼ねてムチャ飲みし、
女の子3人に抱きつきまくるなど、サービス満点な合コンで楽しく終わる
はずだった。

目が覚めると、すっぽんぽんでラブホに居て、横にボストロール似のコが
イビキをかいていた。
いつ、どの時点から記憶がトンだのかも分からず、混乱する俺。
まさかとは思ったが、ちんちんがカピカピになってたので、
ヤったの確定。翌日から(ボストロールを退治した)勇者と呼ばれ続けた。

その日から、えっちした相手に、ヤったことを後悔されない漢になろう
と堅く心に誓った。21の夏だった。