若い女の声、事務的な声じゃなくて媚びるような声が漏れてきた。私はドキッとして聞き耳を立てた。彼女はいないはずだった。
完全には聞き取れなかったけど、どこかに行こうと誘っているのはわかった。
「今日親戚と予定があるから無理だなぁ」
親戚か…。確かにうそじゃないけどさ。
「代わりに月曜ランチでも。うん、はい、ほいじゃ。」電話を切った。
あ、ランチは行くんだ。その子に興味あるのかな?尋問してみよう。
「ね、今の女の子、なんか○兄ちゃんに気がある感じじゃない?セフレが増えるよ!」
私以外の女も欲しいのかどうか、私はおじの表情を読み取ろうとした。
「会社の女はリスク大きすぎてなあ。」おじが言うにはその子は会社の派遣の子らしい。
リスクがなければどうなんだ?と思いつつ、どんなリスクなのか聞いてみた。