一つ違いの妹や年の近い従姉妹たちと、中学に上がるまで普通に一緒に風呂に入ってた俺にとって、
ワレメは日常の身の回りの風景の一部だった。
小4の時に、友達の家で、父親が隠し持ってた海外版のポルノ雑誌を見せてもらったが、
巨大な肉の棒を飲み込む、グロテスクな形をした外人女性の性器に、俺は衝撃を受けた。
俺がリアルで見てたものとのは、あまりにモノが違う。
妹の体が可憐な一輪咲きのすみれなら、男を貪る女の体は肉食性の食虫植物、
俺の頭の中では別物という認識しかなかった。
そして俺が中学に上がると、妹の裸は俺の日常風景から消え、
そのまま、俺は暗黒の中学、高校時代を過ごした。