>>95
「今日暇?」
「暇だけど、ってか今日ってもうすぐ夜だけど」
「遊ぼー」
「遊ぶ?って?」
電話は時々していたものの、彼女と遊んだことは無かったから驚いた、と同時に嬉しかった。
「んじゃー高校の近くにある○○公園、知ってる?」
「あー、うん」
「んじゃー六時半くらいに」
「はいはい」
電話を切って、急いで支度した。というかこれはデートではないかと一人で勝手に興奮していた。