その後、フロントから俺を呼んでいると連絡があった。
出向いて朝食を取った飲食店の個室に招かれると、
リアルジャンピング土下座のように「先生」らしき男が土下座をしてきた。
頭を上げさせるのにも一苦労だったが、頂くものを頂いた手前心苦しくもあった。
暫く話した後、名刺を受け取り、荷物をまとめてフロントに行くと、「先生」と彼女と男が立って待っていた。
男は涙目になっていた。
大胆にも彼女が俺を抱いてきたのに便乗し、男も抱いてきて、青春映画のワンシーンみたくなった。
先生がタクシーに荷物を乗せ終わっており、ここで彼女達と別れた。
帰国後がまた大変だった。
会社に「先生」が色々しに遠路はるばる来た。
一度は弁護士と一緒に話し、先日一段落した。
めんどくさかったが、もうすぐ来る休みの日には、遠路はるばる今度は彼女が来ると言っていたが、流石に肩身が狭いので千年王城で会う事にした。
来年にはこっちに住むらしい。