別れた元々彼女からSOSメールがきた
とにかく一度来て欲しい、とメールに書かれてたアドレスを
カーナビに打ち込んで行ってみたら季節外れだった事もあり
観光客よりも地元民?が多い様相の温泉地ど真ん中にある建物に着いたら
前もって連絡しといたからか?彼女自ら率先して出迎えてくれる(今思えば)念を入れよう
「先日話していた、私の古くからの友人の・・・」と挨拶もそこそこに早々に
用意されていた広々客室に連れてかれて奥まった部屋に通されて
「ごめんなさい。本当にこういうことで貴方を巻き込みたくは無かったんだけど」
彼女は土下座する勢いで頭を垂れようとするから止めたら
静かに近寄って来た彼女は胸元に縋り付いて来られるなり泣きじゃり始める
到着〜部屋に入るまで他の従業員の手前昔と変わらぬ彼女の仕事ぶりだったが
二人になった途端に見せた彼女の余りの憔悴ぶりな姿に愕然とさせられた