>>306続き
俺はゆっくり少しずつ顔を上げ向かい合う妹へ視線を向けた。妹は相変わらずそっぽを向いたまま無言だった。
俺は無言の重い雰囲気に耐えられずに、「一緒の風呂も久々だな!懐かしいな!」と言うと、
妹は無言。俺はさらに「いやー。たまには昔みたいに悪くないかもな?(笑)」というと、「いいわけないじゃん。」と冷たい返事。
妹は頑なに拒否反応のような態度だった。