「だって童貞クン、貧乏だし、無駄遣いして欲しくなかったんだもんw」
「それでもまぁ、240分とかOKしたこともあったかも…忘れちゃった」」

マドカのその言葉は、童貞クンに対する好意を測るのに十分だった。
「金を稼ぐ」というのが前提なのに、「客に必要以上にお金を使わせまい」と気遣う。
ある一定の親近感を抱いた客相手にしか、こういう感情は生まれなかったと思うんだよね…。

それにマドカとエロいことをするために使う金を「無駄遣い」だなんて言って欲しくなかったなぁ。

「これ以上…私なんかにお金使っちゃダメですよぉ…」って。(前スレ>>613
デリごっこ中に、俺もそう言われていたので、辛うじて許せたけど。

しかし、心の中で、なにか煮え切らないものがザワつき始めてた。
そのザワつきはたった今発生したものではなく、ずいぶん前から感じていたものだったけど。