「ヒロシがマドちゃんの彼氏だとリアルに実感w」「なにそれ…w」
「なんかワタシやばいかも…」「や…ばい…?」
「やっぱなんでもなーい♪」「お、おう…」
ややぎこちない笑顔を浮かべ、ツバサが今度は濃厚に舌を絡めてきた。

(まただ…)って、その瞬間、俺は思った。
さっきは「パートナー」と呼んでフェラ、今度は「彼氏」と呼んだ直後に濃厚ディープ。
否応なしにマドカの存在を思い出す俺、その直後にちょっとエッチになるツバサ…。

「それでさぁ、ワタシが一番悩んだのは…」「あ、続きね、続き」

何事もなかったかのようにツバサが再び腕枕のポジションへ。
俺は何か妙な胸騒ぎを感じつつも、ツバサの話の続きを促し、耳を傾ける。

「マドちゃんの常連さん達と本番をするか否かってことなの」「そこ…?」
ツバサの表情がちょっと引き締まって、大人びた雰囲気の顔つきになってた。