彼女は珠美(仮名ね。実際は違う)って名前で、みんな「たま」って呼んでた。
たまは呼び名の通り、猫みたいで、しなやかで細い身体してて、基本はクールだけど気が向くとめっちゃ甘えっ子だった。
髪はサラサラの真っ黒セミロング。
透き通るような白い肌してたけど、本人は顔色が悪く見えるって気にしてて、チークやアイシャドウに凝ってた。
クリッとした切れ長の目に小さく整った鼻と薄い唇の小動物系の美人で、唇を尖らせながら口角をキュッと上げてはにかむのが、めっちゃ可愛かった。
鎖骨や肋骨がはっきり見えるくらい痩せてるけど、胸は本人曰くDカップで小ぶりに見えたが揉み心地は良かった。
ちなみに俺は170痩せ気味のフツメン。
高校の時に周りに茶化されて付き合った子が一人いて、Bまでは経験済みだった。
でも、俺が一浪したのに彼女は現役合格。
気まずくなって別れた。っていうか、フラれた。