「でもY広が大きくなってY広はスケベじゃなくなったよ」
「私もオバチャンになったね」
子供が成長すれば誰しもが一度は外見上封印するスケベ
特に俺は友人の手間ことさら封印してきたつもりだ
オバサン自身には全く関係のないことだ
少しの間を置いて「私ちょっと楽しくないよ」
そう言うとオバサンはグフグフって感じに笑ってこの話は終わった
「楽しくないよ、か〜」俺は正直ちょっとがっかりした
結局そこ止まりなんだと現実を突き付けられた気がした
際どい話はたくさんしたが、オバサンからエロスを感じなかった
同時にオバサンのあけすけなスケベ被害話を聞いて
最近の己の愚行を恥じ入ってしまった
俺は友人の帰りを待たずにそのまま自宅へ帰った
今日の事で俺の発情のスイッチはOFFになっていくんだと思った
でも分からないもんだよな
OFFになっていく人がいる一方でONになっていく人もいる