▼膳場貴子さんのマン毛を見たい(4本目) ▼ [無断転載禁止]©bbspink.com
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心身共に不調だった母が荷車に横たわっていたのは覚えている。
弟2人と共に貨物列車に乗せた。引き揚げ船出発地の葫蘆(ころ)島に到着。
処方された薬を母はのんでいたがある日、僕は別の粉薬を医師から渡された。
僕がのませると、母は泡を吹いて死んでしまった。ぼうぜんとした僕。
通夜で弟2人と僕は黙りこんだ。
8月、3人で父母のふる里、京都へ。
祖母の懐に飛び込んだが、上の弟はすぐに病死した。 TBS報道特集平成29年9月16日(土)
熊本城から徒歩20分。
熊本市の「古町」にある森本襖(ふすま)表具材料店は1886(明治19)年に建った町屋だ。
木製の引き戸を開けると、土間に接客用の上がり、棚には表具の素材が詰め込まれている。
熊本地震で壁や柱にひびが入り、倒壊防止の筋交いが渡されている。 店は約5・5メートル四方だが、奥行きは約50メートルあり、居間や中庭、倉庫へと続く。
建築や生活文化の研究者らがたびたび訪れ、雑誌にも紹介された。
風が通り、中庭では季節の果物がとれる。
自慢の住まいだったが、店主の森本多代さん(58)は今月末に解体を申請する。
建物が傾き、応急危険度判定は「危険」の赤紙。
近くのマンションで過ごしながら毎日様子を見ていると、瓦は徐々に落ち、室内が雨風で荒れていく。
解体には公費が出るが、修復には多額の費用がかかる。
毎日、町屋に来て片付けをしながら、つい、「ごめんね」とつぶやく。 熊本地震の影響で、歴史ある城下町にある住まいを解体しなければならない方のことが掲載されています。
倒壊の危険性がある家屋が多く、このままでは城下町自体がなくなってしまう可能性もあるのだとか。
歴史ある町並みを残したいと立ち上がり、なんとか模索しているそうです。
熊本城周辺で「職住一体」の伝統様式を残す、明治から戦前にかけての町屋が次々と解体されている。
熊本地震から8カ月。被災復旧への特別な補助がなく、修復する職人の手も足りない。
町並み保存に取り組む人たちは、所有者らと連携して「城下町」の消失を食い止める方法を模索する。 倒壊の危険性があると判定され、せっかく守ってきた町家を解体しなければならなくなってしまった方の声。
修復のための多額の費用が出せず、守りきれないことに対して「ごめんね」とつぶやいてしまったと書いてあります。
歴史ある建物が震災で消えてしまうのは悲しいことですが、守ることも難しい。
解決策はわかりませんが、この現状を知ることが大事なのかと思います。
自慢の住まいだったが、店主の森本多代さん(58)は今月末に解体を申請する。建物が傾き、応急危険度判定は「危険」の赤紙。
近くのマンションで過ごしながら毎日様子を見ていると、瓦は徐々に落ち、室内が雨風で荒れていく。
解体には公費が出るが、修復には多額の費用がかかる。毎日、町屋に来て片付けをしながら、つい、「ごめんね」とつぶやく。 外国人が喜ぶ自動販売機=主婦・俵恵理子・59
(千葉県柏市)
最近、海外からの観光客が増え続けています。
そのお陰で、千葉県柏市でも外国人をよく見かけます。
彼らの一番人気は、何かご存じですか? それは、自動販売機です。
私たちにとっては生活の一部になっている自販機が、外国人にとっては、とても珍しい優れものみたいです。 (リレーおぴにおん)ジャズと私:2 論理と感性、数学みたい 中島さち子さん(21017/05/31朝日新聞)
小さい頃から、ピアノを即興で自由に弾くのが好きでした。
中学時代に数学にはまったのも、発想の自由さにワクワクしたから。
大学は数学科に進みましたが、即興好きが高じてジャズ研究会にはまり、ジャズピアニストに。最近は「数学×音楽」の教育講演なども手がけています。
数学とジャズって、似ています。どちらも論理と感性の間を行き来しながら、常に過去を脱ぎ捨てて、新しいものを生み出そうとするからです。
数学は、論理が全てと誤解されやすいですが、実は情緒的な学問です。 声)電動車いすは「歩行者」と知って
2015年11月19日05時00分
介護福祉士 校條清(埼玉県 56)
「車道を走ってよ」。歩道を進んでいた電動車いすの高齢男性に、20歳くらいの男性が口をとがらせた。
高齢男性は次々に歩行者を追い抜き、間もなく見えなくなった。
電動車いすは、普通の車いすのように自分でこいだり、介助者に押してもらったりしなくてもすむ。
体が不自由で、体力も十分でない方が1人で外出する際には、大切な足となる。 電動車いすは最高時速が6キロ。
人の歩く速さは4キロほどなので、先の若者が自分の傍らスレスレを通過した電動車いすに怒ったのも無理はないだろう。
私はこれまでに何度か、同じような場面に出合ったことがある。
ところが、電動車いすは普通の車いすと同じように「歩行者」の扱いだ。
このことは、あまり知られていないように思う。
電動車いすの製作会社は、新聞やテレビにそのことを知らせる広告を出すなど、理解を広めることに努めてはいかがだろう。
政府も積極的に協力してほしい。
電動車いすの人たちも周囲に配慮して「早歩き」はできるだけ控え、ゆっくりと「歩いて」ほしい。 「プレゼント贈れる幸せかみしめる」 川越市 校條 清さん
小生には既に母親は遠くの人になってしまった。
18歳の年に郷里を離れて、その後は終生一緒に住むことがなかった。
たまさか帰省すると、好物の赤飯やぼた餅をよく作って食べさせてくれた。
何時までも小生は母の中では18歳のままの子どもであったらしい。
結婚し妻や孫を連れて帰省しても「○○ちゃん」と小生を呼んでいた母だった。あまり感謝の言葉を掛けて上げた記憶がないままに逝ってしまった。今になって悔やまれるのです。
この川柳のように、母の日には、ささやかでもプレゼントをして、感謝のことばを掛けてあげられる、そんなことに感謝する気持を多くの人たちは持って欲しいと思う。 踏切近くのポスト自体問題だ 介護福祉士 校條清(埼玉県 54)
東武東上線の埼玉県内の踏切で先月末、列車と軽乗用車が衝突した事故は、4時間半の運休を招き 9万5千人に影響が出た。
車を運転していた女性が踏切手前で郵便ポストに手紙を入れようと降車、 車が勝手に動き出したという。
私も現場を通ったことがあるが、道幅はようやく車がすれちがえる程度だ。
郵便回収車がポストで止まる際には、車や人の通行に影響を与えているだろう。 違う踏切を車で 渡っている時に、飲み物の自動販売機前に停車した車を避けて対向してくるトラックに肝を冷やした 経験がある。
幸い相手も気付いてバックしてくれたが、もしそのまま進行していたら、と思うとゾッとする。
踏切近くやカーブの真ん中などにポストや自動販売機などが立っていることが意外と多い。
今回の事故を教訓に設置場所を移動するなど早急に対策を講じてほしい。 朝日新聞 声 運動苦手でも花形役者になれた 介護福祉士 校條清 埼玉県 57
私は走るのが苦手でしたが、上級生の組み体操を見て「カッコイイ」と憧れていました。 声 どう思いますか)8月20日付掲載の「組み体操」めぐる投稿. □
危険な組み体操なぜ行うのか 元高校教員 柿沼昌芳(東京都 81)
体育祭や運動会での組み体操の安全性をめぐって論議が続いています。
危険と隣り合わせで、事故も起きています。 朝日新聞 危険だからと安易にやめないで 無職 三好一雄 愛知県 65
他校よりも上でありたい、保護者から高い評価を得たいという教育者の欲が組み体操を危険にしてしまったと思います。 朝日新聞 ケガ恐れて全部やめるのは残念 主婦 島村美香 神奈川県 52 「空き教室で消火器を噴射したり、水道を流しっぱなしにして下の階まで水浸しにされたり。非常ベルも毎日のように鳴らされた」と、西山けい子教頭(57)山海荒井は振り返る。
90年代前半は一部生徒の指導に追われ、学校全体がマヒするような状態だった。 「大義ない」言われてつくる大義かな(大阪府 遠藤昭)
次々と看板替えるだけの人(福岡県 河原公輔)
☆今場所で勝ち越し狙うよな選挙(千葉県 姫野泰之)
閉会中だけ大臣をやりました(埼玉県 山田秀三郎)
違うだろーそれでは出馬会見だ(神奈川県 大坪智)
黒塗りにして保存する公文書(兵庫県 岸田万彩)
チビチリガマ捕らえてみれば我が子なり 福岡県 吉原鐵志… 「無答弁」
夏休み勉強したのに 閣僚一同
犬山・桃太郎 嫁」という束縛、紙一枚で終止符 (2017年9月20日). 無職 小野節子(岩手県 55)
「姻族関係終了届」という紙があると知ったのは、夫が亡くなって1年が経ってからでした。
夫の存命中から「嫁」ということで様々な嫌な思いを強いられてきて、夫亡き後も親族とそんな関係が続くのかと悩んでいた時でした。 パート 山田美英(静岡県 41) 子どもたちの夏休みを短くすることは疑問だとする「まったり自由な長期休暇を」(17日)を拝見しました。小中学校 ...
同病の歌姫に惜しみない拍手を (2017年9月20日). 無職 田村文(千葉県 35)
世界の歌姫が活動休止を発表した。
その理由である病は、もう何年も私が患ってきたものと同じだった。
原因不明の激痛が走る難病「線維筋痛症。
箸すら持てず、激痛で唇をかみ切る。 公金投じ総選挙「国民のため」か 無職 三好一雄 愛知県 65 (声)炎天下に続く除染、胸が痛む. 主婦 鈴木貞子(福島県 66)
「人はサイボーグではありません」(14日)に同感です。
私もいつもいつも感じていました。
同じように思っている人がいると思うとほっとします。
私は福島県の中通りに住んでいます。… お父さん、心苦しいけど「卒酒」を (2017年9月26日). 古書店員 青木裕子(東京都 56)
横浜に住む父は新潟の農家出身で、故郷のお米とお酒がおいしいのが自慢だ。
地元の甥(おい)っ子が折にふれ「お酒の好きなおじさんに」とお酒を送ってくれ、そのたび相好を崩す。
でも、いくら飲んでも二日酔いしない強肝臓だった父も、卒寿の今は、ふだんは焼酎の薄いお湯割を小さな湯飲み1杯楽しむ程度だ。
7月に母が急逝し、父は一人暮らしになった。 主婦 野中陽子(福岡県 57) 性犯罪について厳罰化した改正刑法が7月に施行されました。
強姦(ごうかん)罪の ...
長十郎と出会った甘く遠い昔 (2017年9月26日). 主婦 井村央子(三重県 86)
16日の天声人語でナシの歴史を拝読しました。
その中に「長十郎」があり、懐かしさを覚えました。
1966年、亡夫の転勤で東京都日野市に移りました。
初めての社宅生活が始まったある日、「奥さん、ナシどうですか」と一人の女性の訪問を受けました。
これが長十郎との出会いでした。 ... 参院は必要か、改憲機に議論を (2017年9月27日). 主夫 小澤和隆( ...
土星探査機、多くの成果よくぞ (2017年9月26日). 無職 鳥羽裕幸(大分県 71)
土星探査機カッシーニが15日、13年間にわたる観測活動を経て、土星の大気圏に突入して役割を終えた。 68歳 細田徹 非常勤公務員 神奈川県【朝日新聞 声 2017年9月26日】
●小さな問題か 一票で意思示そう!● 安倍晋三首相は衆議院の解散を決断した。森友・加計問題から逃げ、結果を読み切れぬ
10月の衆院補選からの逃避で、自己都合による「国民愚弄解散」だ。自民党の二階俊博幹事長は「森友・加計問題は小さい問題」
と言うが、決してそうではない。
森友問題では国有地を8億円も値引きし、価格交渉の音声も明るみに出た。加計問題では今治市が36億円余の土地を無償譲渡し
総事業費の半分を愛媛県と負担する。建設費の見積額は当初の2倍。 聖火リレー出発は被災地から (2017年9月26日). 無職 竹俣正之(宮城県 75)
2020年東京五輪・パラリンピックに向け、政府は東日本大震災の被災3県(宮城、福島、岩手)の全127市町村を対象に、
参加国と交流する「復興『ありがとう』ホストタウン」構想を発表した。… 朝日新聞 声 1合のサンマご飯で幸せに 主婦 今井ミチエ 岐阜県 72
サンマが1匹88円と安かったので、夫の好物のサンマご飯を炊いた。
費用も安く簡単に作れるし、夫が喜ぶので作りガイがある。
今年でもう3回目だ。
40年以上前、結婚して同居した義母から作り方を習った。 蜷川魂 高齢者劇で伝えたい パート 五十嵐公和 埼玉県 69
5月に死去した蜷川幸雄さんが総合演出予定だった「1万人のゴールド・シアター2016」に出演予定だ。
本番に向け、追い込みの稽古に入っている。
上演するのは「ロミオとジュリエット」を下敷きに、老人の夢を描く軍襲撃で、出演者は60歳以上。
公演は2016年12月7日、さいたまスーパーアリーナ。 復興で税金を食い物にするな 無職 小田敬二 福島県 77
全ては国民が納めた税金である。
真の復興のために使ってほしい。 特別支援教育 教員加配は不可欠 無職 安藤邦緒 岐阜県 67
ADHDなど発達障害児にきちんと対応するには教員の加配は不可欠だ。 極端な事例しか共感しないのか 会社員 和田雅紀 北海道 38
中日新聞と東京新聞の連載「新貧乏物語」に捏造や自作自演があった。 10月17日 朝日新聞 東京版
加速を続ける軍拡路線を憂う 著述業 常光奎吾(東京都多摩市 63歳)
北朝鮮の核実験発表を受け、政府は防衛力強化の動きを加速させていて、世論もそれを支持する方
向にあることを心配している。戦争放棄をうたった平和憲法は、朝鮮戦争勃発の翌年、1951年の日
米安保条約により、制定から僅か5年で基本理念をねじ曲げられ、再軍備が始まった。冷戦後にな
っても政府は、北朝鮮の脅威をアピールしながら、防衛力を拡充してきた。 そして今回の核実験は
、日本にとって超えてはならない防衛力強化の限界を一挙に破り米国がひそかに期待する「普通の
国」へと変貌する契機となりそうな気配である。私は最低限の防衛力を持つことは、現実問題とし
て必要だと思っている。だが、あくまでも通常兵器による「専守防衛」の枠内に限ったものである
。日米同盟を強化し、極東の安全保障まで分担するような軍備拡張には反対したい。このままの勢
いで北朝鮮に対抗して、いずれ米国の核兵器持込を容認し、自らも核武装せざるをえない事態なに
陥るのではないかと懸念する。 7月28日 福島版
戦争のむごさ もっと考えて
著述業 常光 奎吾 (東京都多摩市 62歳)
毎年8月、小学生の娘さん2人を連れて靖国神社に参拝し、境内の遊就館にも寄るという主婦の方の投稿(25日)を読みました。
慰霊のために参拝しているというお気持ちは分かりますが、「あれほど悲しい展示品を見て、戦争を美化し、
英雄にあこがれるなどという発想は、普通の人に は出来ないと思う」という見方には疑問を覚えます。
確かに展示品には血だらけの軍服や肉親への手紙もありますが、圧倒的に多いのは武器類です。
大砲、戦車などのほかに、自爆兵器と言われる人間魚雷「回天」や特攻機「楼花」も展示されています。 どんな戦争でも悲惨なものです。兵士はもちろん多くの市民が生命財産を失 い、理不尽な暴力で人権を潜みにじられ、憎しみを増殖させられます。
為政者はそのことをよく知っているからこそ、声高に大義を叫び、愛国心を鼓舞し、
喜んで国に身をささげる国民をつくりだし、戦で命を落とした兵士を靖国神社に祭ったのではありませんか。
そして広島、長崎の悲劇を招きました。
靖国ツアーで、戦争の愚かさを、まったく学べないとは言いませんが、そのお気持ちがあるなら、
娘さんたちを広島の平和公園や原爆資料館に連れて行ってあ げてください。
戦争のむごさを肌身で感じ、あの戦争は何のための戦いだったか、もっと考えるようになると思います。 朝日新聞 声 虐待防止 病院だけでは限界 医師 太田栄理子 岩手県 66
親から虐待を受けて入院した子どもにとって、病院は必ずしも安全な場所になっていないとの記事を受けて投稿された「入院先で虐待 防止に知恵絞れ(7月26日)を読みました。
私の勤め先は地域の基幹病院で救急病院です。
常勤の小児科医は私一人です。 (声)原発再稼働、怒れる元寇の島(2017/08/01朝日新聞)無職 古賀信之(福岡県 69)
玄界灘に浮かぶ長崎県・鷹島は、元寇(げんこう)ゆかりの島だ。
人口約2千人。その島がいま、佐賀県玄海町にある九州電力玄海原発の再稼働で危機に直面している。
立地自治体である玄海町と佐賀県による同意手続きが終わり、秋にも3、4号機の再稼働が見込まれる。
島の漁師らは7月、漁船66隻を集結させ、玄海原発の沖合で「安全な海を子孫に残せ」と抗議の声を上げた。
鷹島のある長崎県松浦市は全域が玄海原発の30キロ圏に入り、鷹島は最短で8・3キロ。
島と九州本土を結ぶ唯一の陸路、鷹島肥前大橋を渡って避難すれば、玄海原発にいったん近づいてしまう。 しかし九電は、国のエネルギー基本計画で「立地自治体等関係者の理解と協力を得る」とされていることを根拠に再稼働の同意権は立地自治体に限るとし、周辺に認めていない。
これはおかしいと思う。国は原発30キロ圏の自治体には避難計画策定を義務づけているが、鷹島のように避難経路の確保が難しい地域もある。原発に近い場所で暮らす住民が置き去りにされていいのか。
再稼働の同意権を周辺自治体にも与え、避難計画が実現可能でなければ再稼働できないような法整備に、地元の議員らが先頭に立って取り組む義務があると私は考える。 (声)断捨離の時代に物価上昇は幻想
会社役員 大井友浩(長野県 39)
安倍晋三首相、そして日銀の黒田東彦総裁へ。
一所懸命、物価を上昇させようとしていますね。物価が上がれば会社の売り上げが伸び、賃金が上昇して消費が活発化し、
物価も上がる。その結果、社会保障制度は安定し、経済規模が拡大して対GDP比でみた債務残高の減少につながるログイン前の続き。物価上昇がすべてを解決に導くとお考えなのでしょう。しかしことはそううまく運ばないでしょう。
なぜなら日本は物質的にはすでに豊かで、むしろ物を手放す「断捨離」がはやっています。
東日本大震災を境に、私たちの価値観は大量生産・大量消費社会への疑問という形で大きく揺らぎました。 人口減少と少子高齢化の現実を見れば、将来の増税といずれ縮小される社会保障を念頭に万全の備えが必要で、私たち庶民は出来る限り節約し、貯蓄に励んでいます。
しかし現実には子どもを取り巻く環境は非常に厳しく、幼児保育、義務教育にすら多額のお金を必要とし、
思い通りの節約すらままならない状況です。よって今後も活発な消費などあり得ません。もはや金融緩和による物価上昇など幻想なのです。
早く気付いて下さい。 「外遊」本来は後ろ暗くないが・・・ 純粋器販売 寺西康祐 岐阜県 74
投稿欄の読者には言葉に敏感な人が多いようで、この欄でもしばしば敬語や誤用など言葉をめぐる文章を目にする。
私が気になっているのは、語源的にも正しくて誤用ではないのだが、今日の感覚では違和感を抱いてしまう言葉だ。
例えば「外遊」。 この「遊」は辞書によれば「他国に出ること」のようだから、何ら後ろ暗いところはない。
だが、厳しい追及を逃れて後はよろしくとばかりの大臣の海外出張や、一部議員たちの怪しげな海外視察が伝えられるせいか、
「物見遊山」の遊山と同じ意味かと勘ぐりたくなる。
妻同伴だったりするとなおさらだ。
つい誤解したその意味こそ、実は今日的には正しいのか?
「帰国子女」も気になる。 この「子女」は「息子と姫」のことだが、「良家の子女」のようにもっぱら「娘、女子」を意味することもあるので、女性に偏った言葉のように感じてしまう。
違和感は、私だけではないのでは? 朝日新聞 声
築地移転は「市場ファースト」で 飲食店店主 円地政広 東京都 54
都民ファーストの圧勝、自民惨敗。
東京都議選の最大の争点となるはずだった築地市場移転問題は、小池百合子知事が示した新たな基本方針で一気にトーンダウンした。
私は、築地市場で1912年創業のカレー店を経営している。
知事の基本方針は、一度豊洲に移転したうえで5年後をめどに築地に「食のテーマパーク」を造るというあまりにとっぴな内容で、市場関係者でさえ困惑している。
そんな中で知事は、豊洲市場地下空間の改修を今年度中に完了させる方針を固めたとの話も聞こえてくる。 初の一人暮らしで学んだことは 大学生 井嶌彩花 福岡県 20
大学生になって一人暮らしを始めた。
誰にも干渉されない空間を持てるうれしさと、家事全般を自分でこなさねばという不安があった。 帰国生入試 留学組にも機会を 主婦 鈴木祐栄 愛知県 55
何度誘っても海外旅行には行かず、いつも留守番だった娘。
その娘が高1の夏、オーストラリアからタイ出身の女の子をホームステイで受け入れたところ、「私も海外の航行で勉強したい」と奮起した。 しかし、海外学校に2年以上在籍し、卒業資格のある帰国生を対象にした入試の多くは「保護者の勤務に伴って」と条件がつき、娘のような単身留学者は選択肢が大幅に減る。 事件1年 重度障害の子と共に 主婦 白石玲子 東京都 64
19人の重度障害者の命を奪い、27人を負傷させた神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の事件から、26日で1年たつ。 私の長男は重度の障害を持って生まれ、家族と28年間過ごし、最近、隣県の施設に入所した。 不採用 なぜ連絡くれないの 主婦 伊藤聡美 神奈川県 50
「なぜ面接官は名乗らないの?」(12日)を読みました。
私の疑問は、なぜ不採用の連絡は来ないのか、です。
私の娘も就活まっただ中。
時には涙を流し、ふさぎ込み、その中で、ようやく面接までたどり着ける企業は5社に1社ぐらい。
そして今、その1社から何の連絡もありません。 公約より現政権の総点検が先だ 無職 実政寿次 宮崎県 71
近隣諸国との関係が厳しさを増す中、安倍晋三首相は「国難突破解散」と称して、衆議院の解散を決めました。 南吉のように、誠実に正直に (2017年10月5日). 栄養士 木下ゆう子(愛知県 57)
先日、童話作家・新美南吉の故郷の愛知県半田市を訪れました。
燃えるような紅色の彼岸花が見渡す限り広がる、「ごんぎつね」の舞台にもなった矢勝川の堤防を歩き、息をのむほどの美しさに、しばし立ち尽くしました。 花嫁行列も行われ、まるで童話の世界に迷い込んだようなすてきな空間に居合わせることもできました。
南吉の記念館で「ごんぎつね」「手袋を買いに」「でんでんむしのかなしみ」の3冊を購入し、改めて読んでみました。
こんな優しい童話を書いた人が、報われない生涯だったと知り、胸が痛みました。 私には人に自慢できるようなことは何もないけれど、立ち直れないほどの苦難に遭うこともなく、今まで生きてこられました。
南吉の生涯を思えば、なんとぜいたくなことでしょう。
もう人と比べて落ち込むのはやめようと思いました。 新美南吉を取り上げた朝日新聞の天声人語(平成29年9月30日)の
「誠実に正直に生きよう。報われなくても孤独に屈してはいけない。そんな信念が作品を貫く」
という一文に、心をすくい上げてもらったような気がしました。 (声)建設業「週休2日」は現実的か. 無職 結城康一(東京都 72)
政府が、建設業の長時間労働の是正に向け、作業員の「週休2日」確保を求める指針を示しました。
しかし、それは中小の建設業界にとって現実的でしょうか。
建設現場での金科玉条は安全と工期の厳守です。
現場は天候に左右されやすく、悪天候が続けば遅れが生じます。
人員を増やせば遅れを取り戻せるのでしょうが、人員に余裕があるような業者はめったにありません。
そこで残業や休日出勤で遅れを取り戻すことになるのです。… また、職人さんは一般的に現場ごとの雇用で、仕事のない時は収入がゼロになります。
暇な時期が長いと、職替えをして戻ってこないことが少なくありません。
忙しいからと頼まれて戻っても、また暇になれば同じことです。
職人さんを抱えている下請け業者は、暇になった時も仕事をかき集めて、長く休まなくてもいいように努めますが、それにも限界があります。 こうした下請け業者が窒息しないよう考慮していただかないと、職人さんのなり手は増えず、減る一方です。
技能者は一朝一夕には育たないのです。
現実を見据えた政策を望みます。 朝日新聞 声 2017年10月1日
父の死、繰り返さないために . 大学生 鈴木千賀(静岡県 20)
私の父は、2016年1月に亡くなった。
会社でのいじめが原因で自殺したと考えている。
父は、母と私と妹に向けて、「こんなお父さんでごめんなさい」という言葉を残した。
丸くて下手くそで、だけど大好きな字だ。
私たちは裁判を起こそうかと何度も考えたが、強い気持ちになれなかった。
今も、亡くなった父のために何もできないでいる。
今の日本社会は、長時間労働などが日常的に続くブラック企業も多いと聞く。 それに伴って、働き盛り世代の自殺者も多い。
私と同じ境遇の人がいるかと思うと心が痛くなる。
日本人はとにかく働きすぎだと思う。
日本の技術や商品の性能のレベルは高く、世界で認められている会社も多い。
しかし、その達成のために、働く人の死があっては意味がない。
今の日本に必要なのは、労働時間の見直しではないか。 職場や親戚の人たちは、自殺者の家族を見守りつつ、亡くなった人が生きてきた意味を考え続けて欲しい。
一人でも自殺者が減ること。
それが私の願いだ。 (声)庶民の心配事、知ってますか(2017/10/01朝日新聞)主婦 花形育子(山梨県 57)
安倍さん、小池さん、前原さん。
憲法改正を唱える政治家ばかり、表に出てきている。
いつの間にか、すっかり土俵が出来上がっている感じだ。
庶民の心配事は、賃金や雇用、教育、老後などなのに。
私たちの暮らし向きがよくないのは、それは憲法のせいだ、と思う国民がどれほどいるのだろうか。
先日、作家の高橋源一郎さんの講演会を聞きに行った。
息子さんが今の学校に入学した経緯や、そこでの教育について話していた。
それを聞いていて感じたのは、私自身が、「民主主義」というものを少なくとも学校教育の中で学んでこなかったんだということだ それでも戦争の悲惨さや不条理さは教えてもらった気がするし、大人になってしみじみ日本国憲法を読んでみると心の底の方が温かくなる。
おそらく大半の人が、私と同じようなレベルにあるのではないかと思う。
憲法の是非を問い返せるほどの知識も経験も慎重さも、十分に持ち合わせていない。
けれども、今回の総選挙で、憲法改正が当然のように選択肢のテーブルの上に載っているのは腹立たしい。 豪雨でふつうのJR 早く復旧を 無職 吉武功 大分県 70 健康的な食生活もっと考えよう (2017年10月1日). 介護職員 栗本博美(愛知県 45)
糖尿病が強く疑われる成人が1千万人という記事に衝撃を受けました。
糖尿病は放っておくと腎不全や失明、足壊疽(えそ)、脳梗塞にもつながりかねない怖い病気。 スカーフ着用ではだめですか (2017年10月1日). 日本語通訳 ムハマド・スルヤ(インドネシア 58)
イスラム教徒の女性が、髪の毛を隠すため、頭に巻くスカーフをジルバブと呼ぶ。
イスラムの聖典は、女性が髪の毛を隠すことを義務付けている。 (声)節電心がけ太陽光発電に挑戦(2014/02/08朝日新聞)無職 吉武功(大分県 66)
3年前の東日本大震災、東京電力福島第一原発事故を契機に、節電が当たり前のように言われてきた。
それまでも電力の浪費が気になっていた私は、こたつやエアコンの不要時は、こまめにスイッチを切り、冷蔵庫の開閉回数を減らし、庫内を食品で満杯にしないなどの節電を心がけてきた。
部屋の照明を少し落とすことは、とても効果的だった。
九州電力の「電気ご使用量のお知らせ」によると、ここ数カ月間、前年比10%近く節電効果が出ている。 私は、節電・省エネ商品と再生可能エネルギーの開発が、今後の日本のエネルギー政策の両輪になると考えている。
そこで私も、遊休地を利用して、小規模ながら太陽光発電に挑戦することにした。
太陽光で発電し、売電。まさに一石二鳥だ。先日から整地工事が始まった。
近いうちに発電が始まる。
どれだけ家庭の電力が賄えるか、今から楽しみだ。 声)電力業界の暴走を止めたい(2014/02/08朝日新聞)高校教員 篠田昌宏(北海道 50)
電力会社などでつくる電気事業連合会が自民党議員に原発推進の立場で答えるよう促す「模範回答」を配布した。
開いた口が塞がらないとはこのことではないのか。
東京電力福島第一原発の事故以来、原子炉に冷却水が注がれ、その汚染水が漏れ続けている。
収束の見通しは全く見えない。
その最中に、何の慎みもなくこのような行為を平然と実行する業界とは一体どのようなものなのか。 もはや、冷却水は原子炉のみならず、電力業界全体に注がなければ、暴走は止まらないと言わざるを得ない。
我が家は共働きの夫婦と、小中学生1人ずつという世帯である。
安全・安心を信じ、オール電化の住宅を選択した。
事故以来、国を挙げての節電に応え、我が家の1月の電気使用量を前年に比較して、昼間145キロワット時、夜間283キロワット時、計428キロワット時マイナスに抑えた。
ところが、その間の電気料金値上げの影響を受けて、電気代は5248円増という結果に終わった。まさに、徒労である。
電力業界に「冷や水」を浴びせなければ、日本の将来のプラスをもマイナスに変えてしまうのではないかという危惧が募る。 (声)地方から見る東京都知事選(2014/02/07朝日新聞)主婦 岸本典枝(岡山県 53)
東京都知事選の意義を捉えた若い女性都民の投稿「原発ゼロの問題提起に期待」(1月30日)に感銘を受けた。
私も原発は廃炉にすべきだと考える。
原発で使い終えた核燃料から生まれる「核のごみ」を埋める場所は日本中どこにもない。
未来に負の遺産を押し付けてはいけないと思う。
だから国政に、はっきりとノーと言える人が首都のリーダーに選ばれてほしい。 特定秘密保護法が成立。このままでは原発増設、集団的自衛権の行使も可能にする危ない方向へ進みそうな気配のいま、都知事選の行方は国政に大きく影響する。
現政権に、国民の声に耳を傾けざるを得ないと分からせる最後のチャンスがこの選挙だと私は思う。
都民の皆さんはこの選挙にあたっては、福島やその他の原発に近い地域に住む人たちも含めた私たち国民の代表だ。どうか、賢明な一票を投じて下さい。
そう訴えたい地方の人間は私だけではないはずだ。 (声)首相の靖国参拝賛成41%とは(2014/02/07朝日新聞)無職 松尾高林(福岡県 80)
安倍晋三首相の靖国神社参拝についての世論調査結果(1月28日朝刊)に目を疑った。
「参拝したことはよかった」は41%で、「参拝するべきではなかった」の46%の方がやや多かったものの、靖国参拝賛成が予想外に高率だったからである。
安倍首相は、冷えこむ中韓との関係をさらに困難にし、国益を損じることを承知していたにもかかわらず、昨年末、突然に靖国神社に参拝したのである。隣国が嫌うことを、なぜしたのか。
私は靖国参拝の善しあしは別にして、社会倫理に逸脱した行為に義憤を覚えたのである。 この回避すべき問題を容認する国民が少なくないことに、私は一抹の不安を抱いた。
靖国参拝賛成者の多くは、戦争未体験者ではないだろうか。
私は戦時中、空襲で九死に一生を得た。
身内には戦死者もいるが、靖国神社には参拝しない。
東に向かって手をあわせている。
為政者の我欲や目先の利益でただ一度の人生を抹殺される悲劇は、絶対に避けなければならない。
国民一人ひとりが政治に関心を寄せ、しっかりした世界観、人生観を持ち、紛争の気配を排除しよう。
平和の礎は諸外国との信頼関係の構築にある。 東海大菅生が強打者清宮を擁する早稲田実を破り、17年ぶりの優勝で幕を閉じた西東京大会。
閉会式の優勝メダル授与で、メダルが足りなくなるハプニングが起きた。
たいよっこ保育室の責任者の菅生康恵(すごう やすえ)と申します。
この地域で我が子を育て14年、子どもたちも中学2年生と小学5年になりました。 過去への謝罪より未来志向を
無職 小口弘恭(東京都 82)
日本人の多くは原爆を落とした米国に過去への謝罪を求めるのでなく、未来に向けた建設的関係を築こうとしてきた。
どんな戦争も、背景にはそれぞれの国の事情がある。
だが、それにこだわれば戦争に至るという愚かさを、日本人は強い痛みをもって知っている。
この記憶が世論を未来に向けた建設的なものにした。
大統領の広島訪問が日本人の心を世界に知ってもらう機会になることを期待したい。 大統領が原爆投下に謝罪は当然
NPO法人代表 清水一憲(群馬県 38)
オバマ米大統領の広島訪問で「原爆投下を命じたのはトルーマン。
オバマ大統領の謝罪は必要ない」との奇論が出ている。
だが、原爆投下は大統領の権能において命じた大虐殺。
犠牲者は1945年末までで広島14万人、長崎7万4千人。
民間人殺害を禁じた国際法に明白に違反する。現職大統領が謝罪するのは当たり前だ。
原爆で虐殺された人々の無念を思うと、私は全身の血が熱くなる。 (声)憲法に自衛隊なら「徴兵制」が筋(2017/10/18朝日新聞)無職 芥川邦雄(神奈川県 70)
今回の選挙で、憲法改正の是非が争点の一つになっている。
9条を素直に読めば、自衛隊を持つことは許されない。
一方、自衛隊は領土の保全や災害救助・復旧に大きな力を発揮してきた。
この矛盾を解消するべきだ、というのが9条改憲論者の主張だ。
しかし、今もし憲法に自衛隊を明記するのであれば、国民の自衛隊入隊義務、つまり徴兵制も憲法で定めるべきではないだろうか。
兵力確保のためではない。
装備が高度化し、もはや歩兵が何十万人も必要な時代ではない。
自衛隊は、一昨年成立した安保法制により国外へも活動範囲が拡大された。 憲法に明記されれば、極めて危険な任務を命じられる可能性が一段と高まるだろう。
このような危険性は、国民が公平に負担するべきだと思う。
権力者の子息も、普通の人も平等に。米軍基地や、原発から出る核のゴミの処分場候補地など、本来は全国民で負担するべきなのにそうならないのは、ひとごとと思っているからだ。
徴兵制で「戦力の行使」に伴う身の危険がひとごとでなくなれば、責任をもった安全保障の議論になる。
改憲を言うなら、そこまでの覚悟がほしい。 (声)若者こそ「9条」に向き合おう(2017/10/18朝日新聞)大学生 小谷明希(千葉県 20)
衆院選で誰に投票するか、友人らに尋ねてみると、みな「どうせ誰がなっても一緒だから投票する気はない」と言う。
しかし、棄権は現政権に不満はない、つまり支持しますと言うことと同じだ。
考えた末に現状維持が良いというなら別だが、せっかくの機会に政治に向き合うべきだと思う。
若者の間では、就職率が良いことなどから自民党の支持率が高いというが、今注目すべきところは別にあるのではないだろうか。
選挙公約で「憲法改正」を掲げる政党が複数ある。
特に9条に自衛隊を明記するかどうかが焦点のようだ。 私は自衛隊そのものは認めているので、憲法を変えてもいいのかな、という気持ちはある。
ただ、北朝鮮に「対話ではなく圧力」という流れの下でこのまま進むと、「自衛隊の承認」が「武力行使の正当化」でしかなくなってしまうのではと感じる。
そのため、改憲には非常に抵抗もある。
そもそも日本が「軍隊」を保有できるようになったら、誰がその戦力になるのだろう。間違いなく私たちの世代ではなかろうか。
私も就活生なので同世代が自分のことで手いっぱいなのは分かるが、若者こそ危機感を持ってほしい。 海外行くことだけが大志? (2017年10月18日). 英語通訳案内士 若林龍之(愛知県 65)
「若者は内向き志向でいいのか」と留学を呼びかける風潮に違和感を覚えます。
若者の生き方には様々あってよいはずです。
昔から海外雄飛という言葉が示すように、海外=活躍、大志、立派な国際人というイメージは日本を席巻しているように思えます。 63年間ご苦労さま あすなろう鉄道、旧型車両が引退
四日市あすなろう鉄道で二十八日、車両更新に伴い旧型二両が営業運転を終えた。
六十三年間、内部・八王子線を走り続けた。
あすなろう四日市駅には鉄道ファンが集まり、最後の運行を見送った。
二両は114号車と124号車で、三重交通が運営していた一九五四年に導入された。
いずれも長さ十一メートルで、動力を持たない客車として製造され、114号は八二年に動力車に改造された。
諸戸美代子さんが「本当にありがとう!」とお礼を言った。
運行は三重交通から三重電気鉄道、近鉄、あすなろう鉄道と引き継がれた。
定期点検に合わせ引退が決まった。 最後の運行では114号が124号をけん引した。運転台に「ありがとう さようなら」と書かれたボードが置かれ、運輸管理所の日紫喜(ひしき)孝行所長の合図で内部駅へ出発。
日紫喜所長は「古い車両が減っていくのは寂しい。『今までご苦労さま』と声を掛けたい」と話した。
総務人事グループ課長(三重交通総務部総務課)諸戸美代子さんが「記念グッズとしてマグネットが発売されていますよ。」
マグネットは三種で、二両と六月に引退した115号の側面イラストが描かれている。
税込み五百円。昨年九月に導入された緑の車両をデザインしたトートバッグ(税込み八百円)もある。あすなろう四日市駅と内部駅で扱っている。 電車の座席、どちらに譲るか 会社員 石黒宗登(福岡県 30)
私は、電車など公共交通機関に乗った際、席に座って欲しいと感じる人がいれば、自分の席を譲りたいと思っています。 最も座りたかったのは妊娠初期 高校教員 市川諒子 東京都 30
私は昨年娘を出産した一児の母で、度々電車を利用します。
周囲の皆さんに大変よくしていただき、妊娠中からよく席を譲っていただきました。
振り返ると、最も座りたかったのは妊娠初期のつわりがひどかった時期でした。
反対に、今は抱っこひもの中の娘がじっとしていられず、両隣の方に迷惑をかけてしまうので、娘がおきているときは座らないようにしています。 声かけて譲れば気持ち通じる 会社員 松本秋生 大阪府 56
私にはこんな経験があります。
座っていた私は子供を抱いたお母さんに気づき、「どうぞ」と声をかけ席を譲りました。 お年寄りの見えない衰え 危険 無職 大石俊子 広島県 81
石黒さんのような人がおられること、心から感謝します。
私が生きていた経験からですが、子育て中は骨も筋力も衰えておらず頑張る力がありました。 朝日新聞 赤ちゃん抱えたママは大変 主婦 山田良子 兵庫県 56
赤ちゃんを抱っこしているママにせいを譲ってあげて欲しかったです。 九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市を取材した。
道路には依然として瓦礫がのこされる。
井上正彦さんは「ラジオを聞くと良いことばっかり言う。実行することはない」と話している。
朝倉市には仮設住宅が設置されている。住民の秦志緒里さんは「これからはどういうふうに生活していったらいいのか。
選挙は多分行かない。家の片付けもまだ終わっていないのに行く気にはなれない」と話す。
住宅を片付けるボランティアをしている小川信博さんは自宅に戻って生活している。
小川さんは夜通しでの避難所などの見回りを行う。
960人が仮設住宅などで暮らしている。 福島第一原発のある大熊町では町のほとんどが帰還困難区域に指定されている。
いわき市には大熊町の投票所が設けられている。
いわき市の仮設住宅で自治会長を務める谷津田義博は「明るさがない」と話す。
震災から家族ばらばらに生活するようになった女性もいる。選挙については「どこがやっても変わらないという諦めがある」と話した。
広野町にあるふたば未来学園高校は震災復興を担う人材の育成を目指して開校した。
3年生の一部は今回初めて投票する。
ふたば未来学園高校には「原発事故がある上での再稼働なのかわからない」と話す生徒がいた。 沖縄県の東村高江を取材した。ヘリコプターの残骸を排出する作業が行われている。
日、普天間基地所属のヘリコプターが大破炎上した。
米軍が期待の一部に放射性物質を使用していると明らかにし、環境汚染も懸念していた。
事故現場に住む西銘晃さんは牧草地全体が踏みつけられてしまったため収穫ができないという。
養豚もしていて品質の低下も恐れている。仲嶺久美子高江区長は「怒りが爆発した。再三同じようなことを繰り返してきた。どんな方法があるのか問いかけたい」と話す。
事故原因はまだ明らかになっていない。
那覇市では基地問題を重視して投票するという声が聞こえた。
一方で、「言ってどうにかなるならどうにかなる」と話す人もいて温度差がある。 非正規・年重ね「活躍というが…」見落とされる独身女性
非正規で働く独身の中高年女性たち。
毎日の暮らしに精いっぱいで、将来に不安を抱く人も少なくありません。
東京都中心部にある地上44階建ての高層オフィスビル。
川崎市に住む茂木直子さん(44)は今夏から、ここに入る外資系企業に勤めている。
フルタイム勤務の派遣社員で時給は1800円。契約は1カ月ごとに更新される。 2012年までの5年間、同じビル内にある英国系銀行の契約社員だった。
当時は年収約480万円。
やりがいはあったが、突然、事業の撤退で職を失った。
「あのとき、いくら頑張っても高卒で正社員は無理だと悟った」。
ビルのロビーで元同僚とすれ違うと、今も心がうずく。 正規職に就けず、頼れる人もいない――。
生活が苦しく将来に不安を抱える「非正規シングル中年女性」は少なくありません。
しかし「結婚して養ってもらえばいい」「自己責任」などとみなされがちで、実態調査もほとんどなく「見えない」存在とされてきました。
当事者や問題意識を持つ人に話を聞き、芽生え始めた支援の取り組みを取材しました。
大阪府の女性(37)は、2年前から鉄道会社の契約社員。
求人票には、契約更新のときに昇給の可能性があると書かれていましたが、実際に上がるのは府の最低賃金が上がったときのみ。
今の時給は最低賃金の883円で、月収9万〜12万円です。再雇用で働く父(67)、専業主婦の母(63)、アルバイトの弟(36)と暮らしています。
父の再雇用期間が終われば、親の収入は年金だけ。
「今度は私が支えていかないと。でも、今のままじゃできない」 同期の契約社員は、20代の独身女性と30代後半の既婚女性。
「まだ先のある若者」と「夫の給料がある妻」と思うと、同じ境遇だとは感じられないといいます。契約満期まであと約2年半。
「40歳までに結婚して、子どもができるまで仕事を続けたい」と考えています。
兵庫県の女性(43)は高齢者施設の正規職員だったときに体を痛めて転職せざるを得ず、障害者施設の契約社員などを経験しました。
「就活と婚活と妊活とスキルアップを同時にしなければならないかと思うと、回し車を走るハムスターのよう」と振り返ります。
その後、療養しながら国家資格を取り、福祉団体の正規職員になりました。
「支援を求めて団体を訪れる人に『強くなれ』『たくましくなれ』とは言えない。弱さにも意味があると伝えたい」 「今が人生の中で一番つらい」。福岡市の女性(52)は20代後半から非正規職を転々としています。
30代までは事務職の求人が多くありましたが、40代になると新しいパソコン技術に対応できず、職が限られるようになりました。
今は電話営業のアルバイトをして約1年半。更年期障害で体調を崩し、仕事を休んでいます。
最近は医療費を出す余裕がなく、受診していません。月収約10万円で、家賃月4万円のマンションに一人暮らし。携帯電話は通信料を捻出できず、持ったことがありません。
行政窓口に生活保護の相談に行きたくても、身内に連絡が行って迷惑がかかるのではないかと心配で、頼れないと感じます。
同じバイトの既婚女性から「結婚したらいいのに」「これから結婚できるかもよ」と何度も言われました。「簡単に言わないで」と傷つき、会話を避けるようになりました。
「一人ひとり生き方は違うのに、型にはまった生き方の人しか制度に守られていないような気がする」と話しています。 横浜市の女性(43)は大学の外国語学部で学び、外資系金融機関の正社員になりました。時代は就職氷河期。100社余りに応募し、卒業直前に唯一得られた内定でした。
働いて2年、別会社との合併を機に始まった早期退職制度に応募し、退社。仕事のために語学を磨こうと、海外に留学しました。
帰国後、語学を生かせる仕事は非正規ばかり。派遣の英語補助員、高校の臨時教員、貿易会社や財団の契約社員として働いてきました。
「長く働きたい。キャリアがバラバラにしか積めない不安から抜け出たい」。
そんな思いをずっと抱いていました。
今年3月の契約満了前から、200社余りに応募し、うち1社から正社員の内定を得ました。自分に何がアピールできるか。
「色々な人と交流できる」「状況に合わせ臨機応変に対応できる」。転職を短所と感じてきましたが、長所にもなると、面接を重ねるうちに気づいたそうです。
「非正規の経験をへて、生き延びる知識を身につけられましたが、正規と非正規では待遇に雲泥の差があると、今痛感しています」 ■就労・仲間作り、支援の芽
各地で支援の取り組みが始まっています。
横浜市男女共同参画推進協会は、非正規で働く独身女性を対象にした調査結果をもとに、今月から講座を始めます。
強みを生かし正社員転換や副業を探る方策、職場のトラブルを回避する話し方や聴き方、親の介護や自分の老後に向けた金銭や住まいの備えなど全3回。
派遣から正社員に転じた女性らの体験を聞く時間も設けます。同協会はこれまで、結婚・出産後の再就職、無職で若い女性の就労に向けた支援事業をしてきました。
その中に「非正規で働く単身の中年女性」が訪れ、「見えていなかった困難層」が浮かび上がりました。
同協会事業企画課の白藤香織課長(47)は「初職から非正規で働く女性たちは特に不安が大きい。先行きを一緒に考える講座にしたい」。
講座では、調査で見えた「雇用の継続」「低収入」といった不安を少しでも和らげようと、実践的な情報を盛り込んでいます。
講座は12日、26日、12月10日の午後1時半、横浜市戸塚区のフォーラム(045・862・5141)。無料。要申し込み。先着20人。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。