何人かの女の子たちに見守られながら、玄関先まで近づいてくる寮長。
玄関前でガラス越しに『立つ』男に怯みながらも毅然とした態度でドアを開ける。

「あんたそこで何してんの!?」

当時俺の方が歳下だったこともあり、せっかくチンポをじっくり見てもらえるチャンスだったにも関わらず焦って逃げてしまった。

しかも焦っていたせいか、着てきたコートをその場に脱ぎ忘れてしまうという痛恨のミスまで犯してしまう。

仕方がないので、ほとぼりが冷めるまで1時間くらい時間を開けてからコートを取りに今一度女子寮に潜入……したのだが、丁度事情徴収にきていたお巡りさんとバッチリ目があってしまった!
俺はもうパニックを起こして、全力でその場から逃げさった。

焦ってミスをして、ミスがミスを呼ぶ。
若かりし頃の苦い体験よ。