この時代のJKの流行のスタイルは、膝丈のスカートに、ルーズソックスの先祖ともいえる「くしゅくしゅソックス」。
スカート丈が短くなるのに対応し、ソックスはやや長くなり、三つ折りにせずにたるませて履くのが流行りました。
これが「くしゅくしゅソックス」です。
ちょうどスケバンとコギャルの中間で、まさに移行期らしいスタイルでした。
しかし当時は生徒間や地域間の格差が大きく、上記のファッションは首都圏の先進的な子に限定され
真面目な子や地方では相変わらず三つ折りソックスにロングスカートがデフォでした。
東京では絶滅危惧種と化していたスケバンも地方ではまだ健在なくらいで、この時期に限らず90年代は流行の伝播が遅く地域格差が激しい面がありました。