つまんなくてごめんね…でも思い出ドピュっと吐き出してスッキリしたいんじゃ
夏休みの部活帰りはつつくのから背中や脇腹くすぐりにエスカレートしていた。やる度かおるさんが怒ったりしないか
ハラハラしていたが、怒ったり泣いたりもなかった。(タイミングが合わなくて一週間くらい先に帰られてた時は正直焦ってた)
部活が午後で夕方終わりの日、田舎なもんで人通りも見通しも悪い道を二人で帰っている時だった。その日、本当に珍しくかおるさんが
半袖ジャージだった。俺はとうとう気が大きくなって一歩踏み込んでしまった。
かおるさんが前を歩いている時、背中の上の方、ブラホックがある辺りを激し目にくすぐってみた。
ひゃあともひええとも表現できない変な声をかおるさんが上げたので、すごくわざとらしく
「あれ?かおるさん…あの、ブラつけてないの?」とカマをかけてみた(手では全然分からなかった…)
そしたら「え?……ん…んんーー………w」と、なんかはにかんで目を逸らされた。お互いしばらく黙ってモジモジしてたように思う。