母親2人は僕たちを小学校に入る前から知っているからか、
みんなで入るのに何も抵抗はないようだ。
当然、由美は浩平と一緒に入ることを嫌がっていたはずだが、
この年頃は羞恥心を表に出すことすら恥ずかしいからか、平静を取り繕っていた。
一方、浩平はバカだから由美と一緒に風呂に入れる嬉しさを隠しきれない。
しかし親たちは、浩平はみんなで一緒に入ることを喜んでいるのだと勘違いしていたと思う。
ちなみに、僕はまだ陰毛も生えてないし剥けてもなく、
このメンバーなら誰に見られても恥ずかしくもなんともないと思っていたし、
逆に誰の裸も興味なかった(浩平の母はデブ)。