最近はどうか知らないが、昔は学校の運動会とは別に、
同じ通学区の町内会が集まって行う「●●地区体育祭」みたいのが有って、
学年やクラスが違って普段接点が無いような子とも知り合えたりして面白いんだよね。

中学一年の時に、たまたま偶然、同じ名字の女子と知りあった。
そう珍しい名字でもないんだけど、お互いにゼッケンが難しい方の旧字体で書かれてて、
そこまで一緒というのはレアな気がして、変な親近感が湧いて仲良くなった。
全く何の縁も無いんだけど、なんとなく遠い親戚みたいな錯覚をするのか
当時の中一としても大分幼稚な追いかけっこ遊びとかして、
後ろから抱きつかれて首を絞められたりして「ちょ、マジ苦しい!」みたいな事を言いつつ、
ポッチャリ気味の胸が背中に押しつけられるのを楽しんでたりしてた。
引き剥がすときに偶然を装って胸とかおもいきり触ったけど、冗談めかして
「うわ、エッチ、スケベ、ヘンタイ!」と言われただけで怒りもしなかった。

思えば、あのときが俺の唯一のリア充期だったような気もする。
…泣いてなんかないぞ。