駅まで自転車で行ってた学生時代。
駐車場は有料になってた時代だったが、ズルして無料止めをする輩もチラホラ居た。

同じ時間帯で被る可愛い娘もそうだったから会話の口実作りのために自作のチェーンロックでロックしておいた。

帰りに見ると案の定、困り果てておりオレはここぞとばかりに話かけた。
よく見るとかなり可愛いし、オレが緊張したんだが気さくに会話が進み仲良くなってきたんだが…。

彼氏が居た。

鍵は針金で開けるふりをしながら解錠、丁寧にお礼を言われた後、そそくさと帰宅した。