Tさんの言葉に私は一瞬答えられなかった
心臓の鼓動がものすごい勢いで高鳴っている
このままでは本当に妻がTさんと深い仲になってしまう
だが、Tさんは昨日妻と関係したいと話をしており、それを承知で私達はやってきた
断れるわけがない
妻は海の遠くを見つめて何も言わない
しかし体からはとてつもない色気が感じられ、汗でにじんだ胸元は一回り大きくなっているように見えた
妻も望んでいる
私は覚悟を決め、Tさんに答えた
「やさしくしてあげてください」
Tさんはニッコリ微笑むと、妻の手をそっと握り締めた