117 ◆bKFAWWLicw 2018を待ち望むスレ [無断転載禁止]©bbspink.com
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
■復活板■妻・彼女を他の男に抱かせて PART 57 から派生
ヨウニンは2ちゃん史上まれに見る無職の池沼なので相手にしないでください。はっきり言って時間の無駄です。
では妻を他の男に抱かせている117さんよろしくお願いいたします。 なぁボチボチこのスレ潰さね?
本スレも堕ちたことだし117ももう書かないし
年齢的に昭和だし
今日明日あたりで台風に合わせて食い潰していこうよ 荒らしは生きがいを感じているようですw
↓
374えっちな18禁さん2018/05/18(金) 19:36:07.56ID:???
117をやっつけで放置してたら住人同士もbfbfしててワロタ
ほんとちょろい 「エッチも?」止めておけばいいのにと思いながらも、俺はさらに意地悪く聞いてみた。
「それは………その………旦那さまじゃない人と…………してるけど……だって、Aくんが、しておいでって………言うから………」
嫁は顔を真っ赤にさせながらしどろもどろになった。
「昨日、Fさんとどんなことしたのか、教えてくれる?」
「どうしよっかな…………聞きたい?」
「聞きたい」
俺は嫁の腰に手を回して引き寄せ、嫁の秘部に手を這わせた。ビクン、と嫁が身体を引攣らせる。
「あっ……まだダメ………待ってて、着替えてきてあげる。」
そう言って嫁はパタパタと寝室に駆け込み、以前「お持ち帰り」された時のノースリーブのワンピースを着て戻ってきた。
「昨日着てたのは、いまお洗濯中だから。」
そう言って再び俺の膝にまたがり、今度は情熱的に舌を絡めてきた。 その夜は、嫁とセックスしながら、Fさんとしたことを聞き出した。珍しく、嫁は恥ずかしりも面倒くさがりもせずに素直に話してくれた。
・Fさんの家の近くのコンビニでお酒とおつまみを買い出しした。Fさんは、ワンピースの裾のボタンをいくつか外させた上で、わざと低いところにある物を嫁に取らせた。
意地悪だと思ったけど、恥ずかしくて濡れてしまった。
・Fさんの家に着いてすぐ、玄関で後ろから抱きすくめられて立ったままセックスした。というか、ほぼレイプに近かった。
壁に手をついた状態で後ろからショーツを脱がされた。あそこも触られたが、愛撫というより濡れているのを確認しただけで、すぐに挿入された。
・ゴムはもちろん着けてた。そういう時のために玄関にゴムが置いてあった。Fさんがゴムを着ける間、嫁は壁を向いたまま自慰させられていた。
・そのまま、殆ど顔を見ずに後ろから挿入され、立ったまま何度か逝かされた。腰が抜けて立てなくなると、抱きかかえられてリビングに連れて行かれ、そこで激しく責められた。 ・この時のFさんはいつも以上にサディスティックで、最初はカウチソファでしてたけど、逝かされた嫁が床に倒れこむと、そのまま床の上で犯された。
・結局、Fさんが逝く頃には、嫁は意識が朦朧としていて、あらぬことを言わされた、というか叫んでいたらしい。
俺は嫁と正常位で交わりながら
「どんなことを言わされたの?」と聞いた。
嫁は「あんまり覚えてないんだけど」「ホント怒らないでくれる?」と5〜6回は念を押した上で、か細い声で
「Fさんのが、今までで一番気持ちいいです」
「Fさんの言うこと、何でも聞きます」
「もっと犯して下さい」
の三つは、多分、何回も言わされたと思う、と告白した。 「犯してくれって、どんな風に言ったの?」と興奮した俺は、激しく腰を叩きつけた。
嫁は「んっ、ああっ………もっと……犯して………下さ……いぃぃいいっ……あああっ、逝く逝く逝………っちゃ………!!」と喘ぎながら、俺の腰に手を回し、背中を反らせるようにして腰をビクビクとくねらせた。
その動きがあまりに妖艶で、俺は堪らず射精してしまった。
「今の、スゴかったんだけど」
完全に不意打ちを喰らい賢者タイムに入ってしまった俺が賛美すると、嫁はエヘヘ、と照れ臭そうに笑い、
「気持ちよかった?これ、私もすごい気持ちいいし、 Fさんも割とすぐに逝ってくれるんだよ。」
とサラリと衝撃的なことを告白する。
「でも、昨日はずっと後ろからだったから、逝かされてばかりで、最後は頭が真っ白だったよ」
真っ白になりそうなのはこっちだよ、と思いつつ、再び股間が漲ってきた。
無双というか、ブーストというか、普段の嫁とのノーマルなセックスじゃなく、寝取らせ報告を聞きながらのとき限定のモードに入った感じ。 寝室に移動し、今度は嫁にフェラチオされながら続きを聞く。嫁は手慣れた感じで、手コキをしたり鬼頭や裏スジに舌を這わせながら、Fさんにこっそり電話中継された(嫁は知らされてない)時のプレイの様子を教えてくれた。
・最初のエッチが終わった後、一緒にシャワーを浴びた。
・裸のまま目隠しをされ、一人がけソファに足を開いた状態で縛り付けられてローションとバイブとディルドで責められた(多分、電話中継はこの辺り)
・ただ、ここまでで逝かされ過ぎたのと、昼から暑いなか行動してた疲れが出たらしい。嫁は気分が悪くなってしまい、ベッドで休ませてもらうことにした。
・明け方、嫁が目を覚ますと、Fさんはリビングのソファで裸にタオルケットをかけて寝ていた。嫁は気を遣ってくれたのが嬉しくて、寝てるFさんにフェラした。
・そのうちにFさんが目を覚ましたので、なし崩し的にセックスを始めた。嫁はあっという間に寝巻きを脱がされ、お互い裸のまま、エアコンもつけずに汗だくで貪り合った。 ・二戦目を終えてもう一度シャワー浴びた。嫁はヨガレッスンの準備があるので、Fさんにクルマで送ってもらうことになった。
・化粧を済ませ、昨日着てたワンピースに着替えたが、Fさんの家を出る直前で、玄関でFさんにまた後ろから抱きしめられてキスされた。
「私『時間ヤバイから』って言ったんだけど、Fさん止まらなくなっちゃってて……そのまま、玄関でされちゃった。」
「立ったまま?」
「うん……来て……こんな風にね……」
嫁がベッドから降りて俺を誘う。俺が嫁の脇に立つと、嫁は壁に手をついて尻を突き出した。
あの「お持ち帰り」の夜のように、嫁の形の良い尻がワンピースの裾にギリギリ隠れ、細くて白い生脚だけが覗いていた。堪らなくエロかった。 いいじゃん、妄想小説なんだから好きに書かせてあげれば( ´△`)
本人も妄想小説を投稿出来て楽しいだろうし見てるこっちも笑えるからOKやろ 俺はゴムをつけると嫁の淫部にペニスをあてがった。の抵抗もなく、スルリと呑み込まれていく。
「あぁ………んっ……Fさんの……ね、すごい奥までっ………くるんだよ……」
嫁が喘ぎながら挑発するようにこちらを向いた。俺は必死になって腰をぶつけた。
「ああああっ!気持ちいいっ………」嫁が喘ぐ。
俺は嫁に身体を密着させるようにして、嫁の最奥部に亀頭を埋め込み、訊いた。
「これより、奥?」
「えっ……と、ね……………んっ」
嫁は壁に手をついたまま尻を突き出し、俺のペニスがより深く入るような角度を探すように、腰をくねらせた。
「ああっ………Aくんのも……すごくイイ………」
「同じくらい?」
「ううん、Fさんの……ちょっと反ってて………すごく、硬いから………」
嫁は腰をこすりつけながら、妖艶な表情で振り返った。
「Aくんの………届かないとこ、突いてくるんだよ………ああっ」
屈辱と興奮が一気に押し寄せた。俺は嫁の尻を掴むと呻き声とともに果てた。
「………逝っちゃった?」
「うん………最後のは………ヤバかった」 二度目の射精を終えた息子は情けなく縮んでいて、嫁から腰を離すとスルリと抜け落ちた。
「やだ、気にしてるの?言ってみただけだってば。Aくん、興奮するかなって。」
俺がベッドに腰掛けてゴムを外すと、嫁はごく自然に俺の前に跪いてフェラチオを始めた。
快楽を与えるためではなく、舌と唇で肉棒を丹念に清めるためのお掃除フェラ。
何もかも、Fさんに仕込まれてるんだな。
鬱勃起を通り越してちょっと惨めな気分だったが、嫁はその後もゴロゴロと猫のように甘えてきて、眠る頃にはすっかり穏やかな気持ちになっていた。
すいません、今回の報告はここまでです。 いいなあ。夫婦仲は良いけど、それはそれとして他の男に恋しちゃってる奥さん最高。 まだ473とか言ってるアホがいる。
夏だからなのか。
それとも元から頭がおかしいのか。 473にこだわってる人ってずっと独り言いってそう。
見えない人が見えるんでしょ。 うーん。でも内容変わらないよね。
ネタ師の方達のみんながみんな浮気します、させます、許しますっておかしくないの? >>867
バカなの?
異常に決まってるじゃん。
お前も異常。 >>868
>>異常に決まってるじゃん。
ちょっとこれ意味わからない。バカな俺にも解かりやすくお願いします。 異常に決まってるじゃん!
じゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんじゃ〜ん
そうじゃん神奈川じゃん
じゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんじゃ〜ん
そうじゃん神奈川じゃ〜ん
神奈川県人に
「何県出身ですか?」と聞くと
当たり前のように
「横浜デス☆」と言う
だって「神奈川県です」と普通に答えても…
「神奈川って、あの横浜のですよね?」
二度手間
じゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんじゃ〜ん
そうじゃん神奈川じゃ〜ん だって基本的に全部妄想だもん
作者の思いつきだし...( ´△`) 実際に嫁さんに「他の男に抱かれてくれ」っていってお願いしても「は?きも...」で終わりだよ
ここはそんな男達が妄想小説を作成して皆の反応を見て興奮する悲しい男達の集まりだから見ててめっちゃ面白いぞ?
別に見たくないなら見なければいいだけの話だし、面白妄想小説を読みたかったら作者のヤル気が続くように盛り上げるんだよ(笑)
分かったかな批判してる諸君┐(´д`)┌ ラーメン屋に来て、「うーん、なんでこの店はラーメンばかり出すの?店と客が八百長でもしてるんじゃないの?」みたいなこと言われてもな。
ここは「抱かせて」スレだからそういう奴らが集まる
それだけのことだろ >>874
うまい喩えだけど「抱かせて」スレじゃないんだな
117の投稿を待つスレなんだよ
寺に来て「何で坊主と信者しか居ないの?お経ばかりでよく飽きないね。」って感じ? >>877
嫌いなら来なくていいし、わざわざ書き込まずに立ち去れよって事だよな。
どんだけ人間小さいんだよと。 アンチが嫌いなら来なくていいし、わざわざ書き込まずに立ち去れよって事だよな。
どんだけ人間小さいんだよと。 >>877
そんな高尚なもんじゃないよ
便所入って「ここ来るやつって小便するヤツか大便するヤツだけだし、全部同じ匂いなんだよね」「この大便は473のだよ。見てわからないヤツは異常」とか言ってるだけ そういうこと
440 えっちな18禁さん sage 2018/06/15(金) 23:41:45.85 ID:???
だから473のうんこじゃないってこいつは
臭いや色等々、なにもかも違うだろ
473への憧れみたいなものはあるのかもしれないが、明らかに別のうんこ
ていうか、本物の473もそろそろうんこしてくれよ
あっちの新作だけじゃなくてさ あ、すまんスレの名前勘違いしていたわ
しかし、専用スレならなおさらでは…? >>881 改ざんすんな
440 名前:えっちな18禁さん [sage] :2018/06/15(金) 23:41:45.85 ID:???
だから473じゃないってこいつは
言葉遣いや文法等々、なにもかも違うだろ
473への憧れみたいなものはあるのかもしれないが、明らかに別人
ていうか、本物の473もそろそろ描いてくれよ
あっちの新作だけじゃなくてさ 荒らしは生きがいを感じているようですw
↓
374えっちな18禁さん2018/05/18(金) 19:36:07.56ID:???
117をやっつけで放置してたら住人同士もbfbfしててワロタ
ほんとちょろい >>885
だよな、>>884なんて草まで生やしてるしさ 静かになったなー、荒らしは自演で祭り開催してたのかw 寝取らせ系のって、検索すると、いろいろあるけど、
私は、117さんのは、すごく好き。
気が向いたときに、ふらっと書きに来てください。 117です。盆休みで書き溜めてました。明日から出かけるので、ちょっとしか投下できないですが、お目汚しを。
翌朝、いつものように嫁に送り出され、駅で通勤電車を待っているとメールが入った。
忘れ物でもしたかなと思って携帯を開く。嫁ではなく麻衣子さんからだった。花火の夜、俺は酔った勢いで麻衣子さんと連絡先を交換していたらしい。
「麻衣子です。土曜はお邪魔させていただき、ありがとうございました。最後、バタバタとお暇しちゃってごめんなさい。」
明るく気さくな話しぶりとは違い、メールの文面は丁寧だった。電車が来たので乗りながら続きを読んだ。
「慌てていてお誘いできなかったんですが、アコギのライブが今度の土曜にあるんです。Aさんお好きだと言ってましたよね。よかったら一緒に行きませんか?会場はお酒も飲めるカフェで、その日は夏祭りでお客さんもバンドもみんな浴衣。私も浴衣で行きます」
一瞬、ドキリとしたが、メールには続きがあった。
「もちろん、美香さんやFくんもお誘いして下さいね。お返事待ってます。」 嫁も麻衣子さんからメールをもらったらしく、俺が帰宅すると
「浴衣♪ゆっかた♪」
とご機嫌で夕食を用意していた。
「あっ、お帰りー!あのね、麻衣子さんから今度の土曜にライブ行こうって誘われたんだよ。浴衣着て行こうって!」
嫁が携帯を開いて麻衣子さんのメールを見せてくれた。麻衣子さんが俺にもメールしたことは書いてなかった。
「いいね。Fさんも、誘う?」
「うん。去年買った浴衣の話したら、見てみたいって」
俺より先に連絡済みか。 翌日、昼休みにまた麻衣子さんからメールが送られてきた。
「美香さんから土曜来れるって聞きました。とても楽しみです!」
社交辞令だよな、と過度な期待はしないつもりだつたが、悪い気はしなかった。
その週の水曜だか木曜だかの夕食どきに、嫁がおずおずと切り出した。
「あのね、土曜日なんだけど…Fさんが、ライブの後で家においでって。」
「また、美香だけで泊まりに行くってこと?」
「うん…どうしよう?」
実は、麻衣子さんからメールをもらった時に、何となくこういう展開は予想してた。Fさんが、浴衣の嫁を持ち帰れるチャンスを逃すはずはない。 Fさんの家の玄関でFさんに後ろから抱きすくめられる浴衣姿の嫁を想像する。
Fさんが首すじにキスしながら嫁の胸もとに手を滑りこませ、嫁が恍惚とした表情で喘ぐ………
浴衣を着せたまま三つ指をつかせて奉仕させたり、椅子に拘束して責めたりするんだろうか。
膨らみ出した妄想を、もう一人の俺が必死に押し止めようとする。
またあの惨めな夜を過ごすのか?
麻衣子さんは帰り、嫁はFさんの家に行き、俺一人だけで家に帰る、あの惨めな夜を。
俺は嫁を見た。後ろめたさと期待の両方を込めた目でこちらを見ている。
俺がダメだと言えば、嫁はそれに従うハズだ。
万が一嫁が渋っても、Fさんにダメだと伝えればいい。三人のうち誰か一人でも止めようと言ったらそれでお終いというのが、俺とFさんとの間のルールだ。 俺は乾く口を開いたが、飛び出したのは、思惑とは真逆の言葉だった。
「…いいよ。でも、どんなことしたか、後で教えてよ」
俺は、花火の翌日の、嫁の姿を思い出していた。
遠雷を聞きながら俺にすり寄ってきた嫁。
Fさんとの好意を聞き出しても億劫がらずに答えてくれた嫁。
「お持ち帰り」された時のワンピースを自分で選んで着て、俺にまたがってキスしてきた嫁。
Fさんに言わされた淫らな言葉を繰り返しながら、官能的に腰をくねらせた嫁。
迂闊に暴走した俺のペニスを、丹念に口で清めてくれた嫁。
その後も、優しく穏やかに甘え続けてきた嫁。 旦那を一人家に置いて他の男の家に泊まる、その後ろめたさが、嫁を従順にしたのかもしれない。
Fさんが無償で手に入れている嫁のその従順さを、俺も手に入れられるのだ。
電話越しの嫁の嬌声で自慰に耽りながら眠る、無情の夜と引き換えではあるが。
嫁は「ほんとに……いいの?」と聞き返したが、俺がダメだと言わないことはわかっていたようだった。
いや、俺にダメだと言わせないように「俺が外泊を許すなら、Fさんに仕込まれた淫らな姿を垣間見せてもいい」という暗黙のルールを意図的に作り出そうとしていたのかもしれない。 必死に書いてるのに住民みんな飽きてて草
マンネリなんだしもう辞めたらいいのに おつかれさま
Fさんに先に連絡かぁ
夫とは直接話せるってことで省かれたかな ノクターンノベルズの方で内容が纏められてるね
あっちも早めに更新してくださいよ >>909
本人宣伝乙
あからさま過ぎて逆に引くわ >>912
473が新しい個性を模索して必死なんだよ触れてやるな 117です。帰宅したので続きを投下します。
土曜日。ライブは夜からの予定だったが、嫁は朝食後から支度を始めた。
Fさんの家に泊まった後、そのまま(家に戻らずに)日曜のヨガレッスンに直行することになったので、着替えやヨガマットなんかを、予めFさんの家に置きに行く、という段取りになったようだ。
露骨に覗いたわけではないが、嫁が支度をしている部屋の前を通りがかった時に、嫁が過去にFさんから贈られたセクシーな下着やワンピースをバッグに入れているのが横目に見えた。 昼前に、俺は元々予約していた理容室に出かけた。その間にFさんがクルマで嫁を迎えに来たようだった。
髪を切り終えると、嫁から「お昼済ませて行くから、何か食べててー」というメールが入っていた。
自宅に帰って昼飯を食ってると、また携帯にメールが入った。
もしや「Fさんにちょっかいを出されて帰りが遅くなる」という内容では、と思って携帯を開くと、麻衣子さんからだった。
「今夜は楽しみですね。またご一緒できるのが嬉しくて、もう浴衣を着てしまいました。」
思わせぶりな文面に花火の夜の麻衣子さんの態度が重なり、心拍数が上がる。
深呼吸を何度も繰り返し、
「よろしくお願いします。俺らもそろそろ準備すると思います」
とだけ返事した。 そこから1時間もしないうちに嫁が帰って来た。
Fさんのクルマで家まで送ってもらっただけのはずなのに、嫁の頰は明らかに紅潮していた。
家を空けてた時間は2時間も無かった筈だが、Fさんに「つまみ食い」でもされて来たんだろうか。
嫁はただいま、とキスをして俺の顔をまじまじと見つめ、
「ずいぶん切ったんだねー。うん、さっぱりしてていい感じだよ!」
と髪型を褒めると、パタパタと部屋を片付け始めた。
なぜ今になって掃除を?と疑問に思ったが、俺は昼飯に使った食器を洗い、嫁が突然始めた掃除を手伝った。
もともとそんなに散らかってない(嫁も俺も暇だと物を片付ける癖がある)ので、10分もすると部屋はすっかり綺麗になった。 嫁は「よし」と出来映えに満足すると、和室で浴衣の包みを解きながら、
「私、去年と体型変わってないよね?」
と俺に聞いてきた。俺は頷いた。
実は、Fさんに貸し出すようになってから、腰のくびれが際立つようになったし、胸も少し大きくなった気はしていたのだが。
嫁は、
「やっぱタオル巻かなくちゃだよねー。ちょっと恥ずかしいなぁ……」
とブツブツと独り言を言いながら、脱衣所からバスタオルを持ってきた。Fさんに脱がされる時のことを心配してるんだろうか。 そこで初めて嫁は、俺が怪訝な顔をしているのに気づいたようだった。
「あ。3時くらいから、麻衣子さんが家に来てくれるんだよ。私の着付け手伝ってくれるって!」
「ええっ!そうなの?」
「うん。昼過ぎに麻衣子さんからお手伝いしましょうか?ってメール来て。だから急いでFさんに送ってもらったの。お部屋片付けなきゃっ、て。」
帰ってきた嫁の頰が紅潮してたのはそのせいか。
俺が「そろそろ準備する」というメールを送ったので、気を利かせて手伝ってくれることにしたんだろうか。
俺が安堵したような残念なような気分でいると、嫁は洗面台で髪を後ろにひっつめ始めた。
「2時半に麻衣子さん駅まで来るらしいから、お迎えお願いできる?私、その間に髪とメイク出来るとこまでしちゃうから」
俺は、今夜着ていくつもりだった甚平に慌てて着替え、駅に向かった。 俺が駅に着くと、麻衣子さんはもう改札を出て待っていた。
濃褐色の地に小ぶりな朝顔が上品に散りばめられた柄の浴衣で、淡紅紫色の帯を締めていた。
長い髪を編みながらアップにして、後れ毛をまとめて右肩から垂らしている。
凛と涼しげに佇むその姿は、行き交う人を少なからず振り返らせていた。
「麻衣子さん。」
俺が声をかけると、麻衣子さんは最初ビックリした様子だったが、すぐに相好を崩した。
花火の後の飲み会で見せた妖艶な笑みではなく、お祭りの射的で一等を当ててしまった時のような、本当に嬉しそうな顔。
ヤバイ、可愛すぎる。嫁のパート先の社員なのに。俺より7〜8才も上なのに。人妻なのに。 「Aさん、お迎えに来てくれるなら言うてよー。ボーっとしてもうてたやん。アホ面やったやろ?めっちゃハズいわー」
麻衣子さんは照れ臭そうに言った。
「いや、そんな、お綺麗です。相変わらず」
最悪の社交辞令しか出てこない自分を呪いたくなる。
案の定、気まずい空気になってしまい、駅を出た後、どちらからも話しかけられないまま、家に着いた。
家に着くや、俺は、着付けを見られるのは恥ずかしいからと嫁に追い出されてしまい、読みかけの本と財布と携帯を小さいバッグに入れて駅前のカフェて時間を潰す羽目になった。 1時間半ほどして、嫁から「支度できたよ」と電話が来たので、俺は駅に向かった。
先ほど麻衣子さんと合流したところで待っていると、二人連れの浴衣美女が現れた。
もちろん、麻衣子さんと嫁だ。
嫁は去年買った、白地に異なる濃淡で紅色のガーベラが染め抜かれた浴衣に、朱色の帯。
涼しげなピンク色の大きめフラワーコサージュが可愛らしい。
クールで凛とした麻衣子さんと対照的に、嫁は華奢で可憐な印象だった。
浴衣に合わせたのか、嫁の形の良い唇はいつもより濃いめの赤い口紅に彩られており、夫の俺でさえドキッとするほどの色気を嫁に与えている。
思わず見惚れていると、嫁は
「麻衣子さん、着付けすごい上手なの!」
嬉しそうにくるり、と一回りして見せてくれる。
気付けの着付けの詳しいことはよく分からないが、衣紋、襟元、おはしょり、裾から後姿まで、完璧に見える。
「高校まで日舞してたからねー」
と麻衣子さんはケラケラ笑いながら、事も無げに言った。 Fさんとは、ライブ会場のカフェの最寄りの駅で待ち合わせた。
Fさんは濃紺の着物にベージュの帯を普通に着こなしていて、俺ひとりが麻色の甚平で浮いてしまっていた。
女性陣二人に会うなり、Fさんはすっかり鼻の下を伸ばし
「二人ともめっちゃ絵になるやんか。ちゃんとしたカメラ持って来るんやったわー!」
と、今で言うコンデジでパシャパシャと写真を撮りまくっていた。
会場はダイニングカフェという感じで、4人掛けのテーブルが7〜8席と、壁沿いに6-8人座れそうなボックス席が3つくらいあった。
白い壁面にはモータウンや黒人ジャズのアートがセンス良く配置されていた。
隅に小さなステージとアップライトピアノがある。
ステージに据え置きのドラムキットは奥に寄せられ、その前にはマイクスタンドが何本か並んでいた。
俺達以外に30人くらいの客が居たが、全員が浴衣という訳でもなく、Tシャツやワイシャツを着ている人も何人か居た。 レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。