▼膳場貴子さんのマン毛を見たい(6本目)▼ [無断転載禁止]©bbspink.com
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子供を産んでますます熟女として色っぽくなった膳場貴子さん。
あなたが好きです!あなたは美しいです!
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▼膳場貴子さんのマン毛を見たい(5本目)▼
https://phoebe.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1509575370/ 「新潮流に希望の芽、批判との対話続ける」香山リカさん
ネットの進化は、言論の世界も大きく変えた。ウェブ上を連日、膨大な「論」が流れ、時に激しい敵意も飛び交う。
転換期の言論空間は、どうあるべきか。
精神科医の香山リカさんに聞いた。
いくつかのウェブメディアで連載を持っている私だが、いちばん力を入れているのはSNSのツイッターにコメントをくれた人たちとのやり取りだ。
もちろんすべてに目を通すことはできないが、特に「匿名」での「賛意ではなく批判(罵倒や誹謗(ひぼう)中傷もある)」に応じるように心がけている。 「新潮流に希望の芽、批判との対話続ける」香山リカさん
そういう人たちと直接、やり取りできることこそ、SNSの最大の醍醐味(だいごみ)だと思うからだ。
調査目的でそうしているわけではないが、連日、そんな対話を続けていて気づいたことがある。
まず、SNSでは理屈やデータよりも「1枚の写真」、つまり視覚的イメージが説得力を持つことだ。
たとえば先日は「沖縄・辺野古での米軍新基地建設への抗議活動をする人の大半は国外・県外の活動家」と主張する人たちとやり取りしたのだが、
彼らは繰り返し県外の労働組合の幟旗(のぼりばた)やハングルの横断幕が写った集会の写真を送ってきた。
「時にはそうしたことがあったとしても、日常的に座り込みをしている人の多くは沖縄県民」と資料のリンクなどを添えて返答しても、「写真が何よりの証拠」とゆずらない。 「新潮流に希望の芽、批判との対話続ける」香山リカさん
また、そうやって資料を示すことが、論拠の提示ではなく「ひとの意見に頼ろうとしている」と否定的にとられることが多い。
「この分野では権威の学者の論文だから」という説明が、「そんな人は知らない」「どうせサヨクの仲間だろう」と反発を買うことも多い。
“知の集積”がいとも簡単に否定され、「ズバリ自分の主張を述べる人」が評価されるのだ。 「妙な両論併記は幻滅招く」
平野啓一郎(ひらの・けいいちろう) 小説家。1975年生まれ。
京大在学中に「日蝕」で芥川賞。近著に「マチネの終わりに」。
9月28日刊行の「ある男」を「文学界」に発表し、ウェブでも先行公開中。
ツイッターで政治的発信もしている。 ウェブ上であおる敵意「沈黙は肯定に」 荻上チキさん
ネットの進化は、言論の世界も大きく変えた。
ウェブ上を連日、膨大な「論」が流れ、時に激しい敵意も飛び交う。
転換期の言論空間は、どうあるべきか。
評論家の荻上チキさんに聞いた。 荻上チキさん
2003年、「ブログ元年」と呼ばれる少し前の時期に、個人ニュースサイトを作った。
ウェブ上には面白い記事が散見されるが、適切なフロー(導線)が作られていない。そこで人文社会科学系のコンテンツを紹介する記事を毎日更新していた。
他方、ウェブ上には多くの流言・デマが拡散されていた。
そうした「悪貨」を中和し、より適切な知識を提供するため、複数の「まとめサイト」を作り上げた。人々のオピニオンを変えるのは難しい。
しかし誤った知識に基づいた雪崩現象(サイバーカスケード)に対し、議題の変更を提案することはできる。
炎上は作れるが、同時に炎上は最小限にすることもできる。 無職 草薙修(三重県 68)
終(つい)のすみかと思い定めて7年前、開設されたばかりのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に移り住みました。
当時は
高次脳機能障害、多様な支援を 看護師 石塚和子(新潟県 55)
運命は残酷です。
同い年の夫が2月、くも膜下出血になりクリッピング手術を受けました。
その後2回急変しましたが、まひはほとんど改善し、歩行可能で普通に話せます。 世界の子ども、現実知り支えたい 医師 早川知碩(岐阜県 71)
米国に不法入国した親子が引き離されて収容されていた問題が6月、注目された。
不法移民に厳しい政策をとってきたトランプ大統領が一転、一緒に収容できるようにする大統領令に署名したからだ。 中学校教員 中村美鶴(千葉県 55) 「見た目の悩み 独りじゃない」(8日本紙)を読みました。
次女(21)は左目周囲色素性 ...
旧姓に戻して分かった負担の差 (2018年8月22日). 予備校非常勤講師 早川奈朋子
毅然と向き合えない教師支えて 中学校教員 山本恵子(東京都 51)
「まじめな生徒はもう壊れそう」(7月27日)を読み、この現状を重く受け止めた。
教師の体罰・暴言に対する厳しい目を恐れるあまり、毅然とした態度で生徒に向かい合えない教師が増えている。 「授業受けたい」自分を見失わずに 小学校教員 菅野香織 (神奈川県・39歳)
「まじめな生徒はもう壊れそう」と声をあげた中学生のあなた。
クラスが大変な状況の中、「授業を受けたい」という気持ちを持ち続けるあなたは立派です。
生徒に満足に授業ができないようでは、教師として、学校として、許されません。
今、先生や同級生に負の感情しか持てないかもしれません。
でも、決して自分から周りの人との関係を断ち切ることだけはしないで欲しいと思います。世の中に、分かり合えない人はいると思います。でも相手が何を考えているかを知ろうとすることは、無駄ではありません。自分を見失わないでください。
必ずあなたの努力や今の経験が大人になったときに役立つはずです。 現実派限定的な労働者の裁量 無職 吉田卓(宮崎県 61)
私は上場企業の社長室に勤務していましたが、3カ月の病気休暇後、退職になりました。
私は裁量労働制の先駆的な事例をもって職を失い、還暦前に地獄に直面しアンハッピーライフを続けています。
かたえくぼ
「経文緯武」
たての糸・あなた
よこの糸・わたし
ーーーー中島みゆき
(中津・まさ) 大声を出すのは後ろめたいから(兵庫県 岸田万彩)フェイクニュースとフェイク首脳
政権と「犬猿」で良しマスメディア(福島県 佐藤吉男)
この日本潰した輩(やから)の芝遊び(大阪府 岸田雅隆)
ちょっと前カケさんもいた炭火焼き(東京都 三神直)
籠(かご)に詰め返送されるバスケット(東京都 鈴木英人)愚行!
☆金足の雑草ならば欲しい草(山形県 渡部米助)ファン急増。
まだ応援できる喜び嚙みしめる(神奈川県 村田卓)ファン急増。 今こそ日本が戦争に突入した背景を学び直そう 無職 足立素夫(千葉県 75)
8月15日の終戦記念日、各地の平和式典などを伝える新聞やテレビで、「不戦の誓い」という言葉が語られました。
そんな中、日本は専守防衛と言いながら着々と「兵器」をそろえ、軍隊と言えるものを組織し、もしも戦争になった場合の準備をしているように思えます。
多くの国民が「戦争はしてはならない」と思いながら、だんだん戦争に引き込まれていった過去を知っていながら、このような状況を見過ごしているのです。 昭和初期から、どのような環境下で国民が戦争に引き込まれていったかを、私たちはもう一度勉強する必要があるのではないでしょうか。
本音の部分で「戦争はいやだ」と思っていた国民も多くいただろうに、いつの間にか「戦況のよいことを喜ぶ」ようになってしまいました。
どんな政策によって国民が戦争に勝つことを喜び、国全体が戦争に突き進んでいったのでしょう。
戦争の悲惨さを語るのも大切です。
でも同じ過ちを繰り返さないためには、戦争に突入していった当時の状況を知り、今の政治状況と突き合わせて考えてみることが大切だと思います。
無職 足立素夫(千葉県 75) 色素性母斑の娘へ、母の願い 中学校教員 中村美鶴(千葉県 55)
「見た目の悩み 独りじゃない」(8日本紙)を読みました。
次女(21)は左目周囲色素性母斑(ぼはん)です。
生まれた瞬間の医師の「あれ?」という言葉。
「顔を見せないことがこの子の幸せ」と、お見舞いの人に赤ちゃんの顔を見せなかった母。
20年以上の時を超え、これらの言葉がよみがえってきました。 旧姓に戻して分かった負担の差 予備校非常勤講師 早川奈朋子(なおこ)(愛知県 36)
今夏に離婚し、旧姓に戻った。
旧姓に戻そうと思えた理由の一つに、娘がまだ名前を言えなかったことが挙げられる。
離婚が決まってから、保育園で呼び名を変えてもらうようお願いした。
それで娘への影響は最小限にできた。
もう一つの理由は、別れることでしか夫婦の問題を解決できなかった相手の姓を名乗り続けることへの違和感だ。
自分の選んだ結果ではあるが、そうせざるを得ない状況になったのは、私だけによるものではない。
さまざまな感情を抱いた相手の姓を、これからも名乗る意味は見いだせなかった。 かたえくぼ
「ドローン配達」
空も飛べってかい
ーーーークロネコ
(西海・やせガエル) 旧姓に戻して分かった負担の差 予備校非常勤講師 早川奈朋子(なおこ)(愛知県 36)
名義変更の手続きは煩わしい。職場では説明に苦慮し気を使わせた。
そんな中ふと思う。元夫はこんな苦労を知らない。これからも知らなくて済むのだろう。この歴然とした差は放置してよいのか。
女性が活躍する社会になれば、婚姻に関して、より自分の意思を通すことになるだろう。
その時、一方の性が不便を被る社会であり続けてよいのだろうか。
人口の半分は女性である。
彼女らと、彼女らの苦労に共感する男性の意見が国会に届くことを願う。 課題「飲む(呑〈の〉む)」
酒飲んでもいいと言う医者好きになる(長野県 岡田淳)見放されてるのさ。
飲み明かし夢を語った時もあり(愛媛県 武井基次)かの友も亡く。
左遷かな飲ませてさてと上司言い(東京都 林明倫)酔い醒める。
軽く飲みましょう業者のいつもの手(茨城県 岩井廣安)悪魔の囁き。
ラムネ干す少年持たぬ喉仏(のどぼとけ)(東京都 高田淳子)まだ純真な頃。
飲み込みが早くて叱られている鶴(東京都 鈴木英人)人のつもりかコラッ。
☆コンビニでふる里の水買うて(こうて)飲む (京都府 山中あきひこ)帰省できぬ夏。 ボランティア=タダから脱却を 会社員 佐藤英二(東京都 50)
ボランティアは「タダ働き」だと考えていないだろうか。
ボランティアは『自主的な』という意味で、『無償』の意味はない。
日本では『ボランティア=無償=尊い』という意識が強く、残念だ。
世界では有償ボランティアが一般的で、青年海外協力隊も有償だ。 自分のためになる 無償でいい 無職 貞野道子(岡山県 66)
私は2カ所の老人施設で無償の生け花指導と傾聴ボランティアをしています。
無償だからいい加減な気持ちでいいと思っていません。
瀬戸内の島々 美しさ楽しむ2013/03/25 - 無職 貞野道子(岡山市北区 60)
映画「東京家族」を見た。山田洋次監督が舞台に選んだ瀬戸内海の島がどこなのか気になっていた。
地域面「旅ぶら」を読み、広島県の大崎上島(おおさきかみじま)という小さな島だとわかり本当にうれしかった。
映画のすがすがしい景色が目に焼き付いて離れない。
奥さんの葬儀シーンや、あちこちにちりばめられた風景が印象的で、行ってみたい島として心に残った。 お金で募集 労働とどこ違う?短大非常勤講師 清水武男(東京都 75)
「無償ならやらない」風潮が心配 無職 松居勲(岐阜県 76)
確かに、有償ボランティアも存在しますし、意義ある活動をされていると思います。行政が無償のボランティアに頼らず、もっと費用をかけて責任を持った対応をすべき分野もあるでしょう。
しかし、やはりボランティアの本質的な原則は「無償」だと思います。ボランティアの始まりは無償の、いわゆる手弁当の活動でした。それでも高い目標と責任感を持って活動してきました。
私たち夫婦は、点字図書館の音訳ボランティアを続けてまもなく50年になります。必要とされることは生きる張り合いです。生かされている、と感じます。 鴻上尚史さん
共同体を守ろうとする日本の文化意識。
同調圧力を求める人たちは右にも左にもいる、とした上で、日本の将来(例えば五輪)に…
「いいように忖度する国民なので、目覚め続ける不断の努力が必要。うかうかしていたらえらいことになる」 作家の鴻上尚史氏は、著書「不死身の特攻兵、軍神はなぜ上官に反抗したか」で、「特攻」を9回命じられ、9回生きて帰ってきた陸軍の操縦士・佐々木友次氏に話を聞き、彼の生き方を描いたという。
「特攻」は、軍幹部ですら、「統率の外道」と指摘したとされる異常な作戦であったというが当時、これに突き進んだ空気感があったという。
鴻上尚史氏は、陸軍の操縦士・佐々木友次氏のことで「まずその事実に驚きました。ただ帰るだけでなく、爆弾を落として船を沈めているのですが、参謀や司令官たちはまったく評価しない。
21歳の若者に『次は死んでこい』と言うわけです。
『爆弾を落として船を沈めればいいと思います』と佐々木さんが言っても、『爆弾を落とした後に体当たりしろ』と言う。死ぬことが目的になっているのです。
これだけ言われても、なぜ9回とも帰ってこられたのかを知りたかった」という。 太平洋戦争末期、飛行機ごと敵艦に体当たりする特攻作戦により約4千人の若者が命を落とした。
軍幹部ですら、「統率の外道」と指摘したとされる異常な作戦に突き進んだ空気感は、戦後73年たって変わったのか。
「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」(講談社現代新書)を書いた作家の鴻上尚史さんに聞いた。
――著書では特攻を9回命じられ、9回生きて帰ってきた陸軍の操縦士、佐々木友次さんに話を聞き、彼の生き方を描きました。
「まずその事実に驚きました。ただ帰るだけでなく、爆弾を落として船を沈めているのですが、参謀や司令官たちはまったく評価しない。
21歳の若者に『次は死んでこい』と言うわけです。
『爆弾を落として船を沈めればいいと思います』と佐々木さんが言っても、『爆弾を落とした後に体当たりしろ』と言う。死ぬことが目的になっているのです。
これだけ言われても、なぜ9回とも帰ってこられたのかを知りたかった」 共同体守る意識 同調圧力の強さに忖度してしまう 鴻上尚史
――結局、なぜ帰ってこられたのでしょう。
「色々な要素があるのですが、最大の理由は、佐々木さんが空を飛ぶことが大好きだったからだと思います。
彼が乗った九九式双発軽爆撃機はあまり評判のよくない飛行機でしたが『乗りこなすと鳥の羽みたいになるんだ』と言っていた。
自分の手で大好きな飛行機を壊すことに耐えられなかったんじゃないでしょうか」 鴻上尚史
「なおかつ上官にいくら文句を言われても、パイロットだから飛び立てば一人なわけで、精神の自由を保てたのだと思います。
『飛ぶことが好き』なんて考えは、当時の軍隊のような超ブラックな組織ではまず言えないことです。
日本型組織は、少数の異論を持つ人に暗黙のうちに多数意見と合わせるよう求める同調圧力が強い。
これに対抗する最も強力な武器は、『本当に好きだ』という気持ちを持ち続けることだと思います」 ――若者たちは自ら特攻兵になったのですか。
「上官が隊員を並ばせて、『志願する者は一歩前に出ろ』と言い全員が出るまで待ち続けた例や、『行くのか行かないのかはっきりしろ』と突然叫んで、全員が反射的に手を挙げた例もあったといいます。
好きでなったとは言えないでしょう。中には、予科練や少年飛行兵など14〜15歳から軍隊教育を受けて外部の価値観を知らないまま成長し、志願した人もいたと思いますが、それは1割か2割です。
残りは志願という名の強制、命令だったのは明らかです」
「命令した側は自分たちの責任を明確にしたくないので、『我々が非難されるのは甘んじて受け入れるが、国のために散った若者を馬鹿にしないで欲しい』という、実に卑劣で巧妙な言い逃れをしています。
特攻を命令した側と命令された側を、ひとまとめに『特攻』と呼んではいけません」 ――特攻を賛美する論調が近年、目立ちます。
「特攻兵が『ほほ笑んで自らを犠牲にして散っていった』のようなわかりやすい物語はどの時代でも受け入れられやすい。
ただ、その裏というか、本当は何があったのかを伝えていくのも、大切な仕事だと思っています」
――特攻を生み出した日本社会のあり方は変わりましたか。
「日大アメフト部の選手が悪質なタックルをした問題の構造が、特攻の構造とあまりに似ていて、怒りを通り越してあきれました。
指導者側は選手が自発的にやったと言い、選手側は指示だったと言う。
ただ選手は従わざるを得なかったわけで、僕らは同調圧力の強さの中で、つい忖度(そんたく)してしまう国民性なのです」 ――国民性ですか。
「日本の文化の奥底には村落共同体を守ろうとする意識があって、これを壊そうとするのは天災ぐらい。
天災にはあらがってもしょうがないと、与えられたものを受け入れ、現状を維持することが一番重要なんだという文化が根づいているのだと思います」
――共同体は悪でしょうか。
「もちろん良い面もあって、東日本大震災で壊滅状態だった道路の大半が1週間で通れるようになったのは共同体が機能した例です。
復旧工事にかかわった人の中には、まだ肉親が見つかっていない人も、家が壊れたままの人もいました。
それでも復興のためなら、何をおいてもやる。
絆をもとに動くことが、すべて悪いこととは言えません」 「しかし、いい結果をもたらさない場合も多いでしょう。ひとつの例が残業です。
仕事をするために残業していたのがいつの間にか、上司が残っているから帰れないとか、定時で帰ると仕事していないように思われるとか、残業自体が目的になってしまっている。
僕ら、忖度する国民はそれが変だと思いながらも、共同体を維持することが大事だと思い込みがちなので、指摘せずに続けてしまう」
――これは変わりませんか。
「『不死身の特攻兵』は、最初は歴史好きの人が、その次にサラリーマンが買うようになりました。
そのうち女性も買うようになり、ネット上では『PTAと全く同じ』なんて反応があります。
最近は高校生や大学生が『これって俺たちのコーチの話じゃん』と反応している。
このままではいけないと思い始めている人が、増えてきていると感じますね」 ――日本社会の息苦しさについては以前から指摘していました。
「僕は四国の愛媛県の出身で、両親は小学校の教師でした。
教師は理想を語るので、おかしいと思えばおかしいと言う。
その影響か、子どものころから朝の6時に役場や公民館がサイレンや歌を流すのはおかしいと思っていました。
これは、朝6時に起きる人たちを前提にした社会でしょう。
しかし朝寝ていたい人もいるだろうし、家によって生活習慣も違う。
こういう慣習を、何十年も残してきたのが『世間』です」
――戦後、高度経済成長期やバブル時代を経ても、「世間」はなかなか変わらなかったと。
「高度経済成長は、日本のナショナル・アイデンティティー(国民意識)になった。
豊かになることに向かいこの国は進んできたけど、バブル経済の崩壊後、失われた20年が来ました。
我々は今、ポジティブに言えばどこに向かうべきかを探している時代で、ネガティブに言えば喪失した時代です」 「一部の人は、世間の人々がみな仲良く助け合っていた、古き良き伝統ある日本に回帰することを目指しています。
僕はそれを『世間原理主義者』と呼んでいます。
しかし、世間と呼ばれる共通の価値観で生きていく前提は既に崩れているのに、それを取り戻そうとすると、同じ価値観に染まらない人たちへの排斥が始まります。
それがLGBTの人は『生産性がない』という驚くべき発言につながるわけです。
世の中が多様になる流れは必然で、排斥しても何も始まらないはずです」
――一方で、こうした言動に対抗する動きもあります。
「そういう面では実にスリリングな時代、おもしろい時代だと思いますね。
『生産性』というような視点でしか語れない政治家がいる一方で、すぐに抗議デモが起こる。
しかしこれは、両者の分断が進む危険性もはらんでいます。
おそらくネットが普及した影響が大きいと思います。
新聞がメディアの一番手だった時代は、自分が読みたくないものも目に入りましたが、
今は自分の読みたい文章だけ読んで一生を終えられるようになりました。
情報がたこつぼ化しているのです」 ――「生産性」発言への自民党の対応には批判がありますが、9月の総裁選では、安倍首相3選の可能性が高いと言われます。
「安倍さんがどうのというより、同調圧力が桁外れに強い国なんだという意識を持っているかどうかが、政治家の立ち位置を決めると考えています。
それは自民党だろうが、共産党だろうが、僕はあまり区別していません。
他人に合わせて行動するということは、自尊意識が低いこととセットなのですが、それをどれくらい問題だと考えているかで、人はずいぶん違うんだろうと思うんです」
――どういう人にこの国のリーダーになって欲しいですか。
「本が話題になって、右側からも左側からもいろんな意見がきましたが、結局、同調圧力を求める人たちは、右にも左にもいます。
この状況をなんとかしない限り、この国が本当に、健全に一人ひとりが思考することは難しいと分かってもらえる人がいいですね」 ――日本の将来に希望はありますか。
「最近も政府が2020年の東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のため、サマータイムの導入を検討すると言っています。
導入しなくても、マラソンは朝7時スタートを5時にすればいいだけで、なぜ国民を総動員するんでしょう。
いいように忖度する国民なので、目覚め続ける不断の努力が必要です。
うかうかしているとえらいことになります。あきらめたら負け。頑張らないと」
(聞き手・諏訪和仁)池永牧子撮影
鴻上尚史(こうかみしょうじ) 1958年生まれ。大学在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げし、プロデュースユニット「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に活動している。 かたえくぼ
「新しい栽培品種」
雑草
ーーーー農業高校
(横浜・月見草) ごまかしを水増しなんて臍がお茶(神奈川県 和泉まさ江) 終の「サ高住」こんなはずでは 無職 草薙修(三重県 68)
終(つい)のすみかと思い定めて7年前、開設されたばかりのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に移り住みました。
当時は認知症など要介護度の重い方々は入居させない約束でしたが、入居率を上げるためか、今では新しく 入居してくる人のほとんどがそのような方々です。
東北に元気、金足農ありがとう 無職 酒井伴美(神奈川県 85)
全国高校野球選手権で史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭、東北勢初の優勝は果たせなかったが、見事準優勝を勝ち取った金足農業に心から祝意を表する。
全国を沸かせ、100回記念大会に花を添えてくれた両校に感謝したい。 JR駅の電話番号なぜ隠す 研ぎ職 潮田春生(三重県 72)
いつも通るJRの踏切の両側が雑草で覆われ、見通しがきかず危険なので、最寄り駅へ電話して知らせようと思った。
ところが、ハローページに駅の番号が載っていない。
列車助手の死「十七」と人ら呟く 無職 齋藤佐和(千葉県 75)
1945(昭和20)年7月31日に大分県の豊肥線朝地駅で起きた米軍銃撃に関する投稿「『皆殺し』知る小さな駅の被弾木」(15日)を読み、父が遭遇した列車空襲のことだと気づきました。
復元建造物を新たな文化財に 団体嘱託職員 高橋誠(東京都 63)
お城がブームだ。
城は歴史のロマンを感じさせ、観光資源として地域振興に資するものである。
全国には戦後復興された天守や天守風建物が多くある。 尻尾振る君らに何ができようか(高知県 中山光晴)
会社でも国でも頭からいかれ(栃木県 井原研吾)
風見鶏になってしまった進次郎(神奈川県 池田功)
真価問われる「オール沖縄」(大阪府 宮本一夫)
触れもせずステルス選挙推す自公(高知県 岡山茂喜)
障害者裏切ったこと気がつかん(京都府 山中あきひこ)
☆ごまかしを水増しなんて臍がお茶(神奈川県 和泉まさ江) 障害者を監禁、窓なき小屋が映す社会 沖縄で保存の動き
精神障害のある人を自宅で合法的に閉じ込めていた「私宅監置(したくかんち)」用の小屋が、沖縄県に残っている。
私宅監置は約70年前に法律で禁止され、現存する小屋はきわめて珍しい。
精神医療のあり方を考えるきっかけとするため、地元の有志が保存活動を始めた。 私宅監置は公的な施設の不足を背景に、1900年制定の「精神病者監護法」で導入された。
家族が申請し行政の許可を得る仕組みだった。
「医制八十年史」(厚生省発行)によると、35年には7千人超が監禁されていた。
愛知県立大学の橋本明教授(精神医療史)は「私宅監置は人権への配慮が足りず、医療も不十分。
劣悪な処遇により精神障害者への悪いイメージも助長した」と指摘する。 拘束より交流、精神科病院なくした国 隔離で差別対象に
イタリアには精神科病院がない。40年前に全廃する法律が施行されたからだ。
一人の精神科医が、強制入院から地域で支える仕組みに変えようと奔走した。その理念と実践は世界に先駆けた取り組みとして注目されている。
1978年に施行された法律は「バザーリア法」と呼ばれる。
閉鎖病棟での強制入院が当たり前だった精神医療現場を改革したフランコ・バザーリア(1924〜80)にちなむ。
バザーリアは「危険な存在」として隔離されてきた患者と対等に向き合わない限り病気は治らないと考えた。
病院を開放し、患者の自由意思による医療を導入。精神科病院長として赴任した北部トリエステで病院の廃止を宣言した。
トリエステには患者の一時宿泊用施設が4カ所ある。
その一つ、海岸に近い高級ホテルに隣接する施設は一軒家を改装したつくりで、個室が6部屋。施錠されておらず、外出時は看護師らスタッフが付き添う。 (消された戦争 記録と記憶:4)戦後5年、「赤紙」また
あの敗戦からわずか5年。不戦をうたう平和憲法ができてまもなく始まった隣国での戦争に、日本人は深く関与していた。
南北、米朝の首脳会談で、終結への期待がにわかに高まった朝鮮戦争。
今も日本のかかわりの全容は、明らかになっていない。
・・・ 防衛省防衛研究所の調査では、朝鮮戦争で軍人や軍需品の輸送、機雷の掃海などに動員された日本人は確認できただけで約8千人。
調達庁(旧防衛施設庁の前身)がまとめた「占領軍調達史」では、開戦から約半年で船員や港湾労働者ら56人の日本人が死亡したとされるが、こうした史実はほとんど知られていない。
・・・ 米軍は「国連軍」として朝鮮戦争に兵を出した。
その医療行為に日本赤十字社の看護師らも投入された。 かたえくぼ
「新筋トレ」
深々と頭を下げ
しばらく上げない
ーーー日本スポーツ界
(調布・水独楽) 家飲みで台風ニュース見る自民(東京都 鈴木英人)
三度目はどんな文句で目眩(めくら)まし(三重県 山崎末男)
☆ゴルフなら論戦しますパター持ち(山形県 渡部米助)
人は皆ポチか敵かで友は居ず(千葉県 安延春彦)いえトランプ氏のこと。
発動も発情もする大統領(茨城県 岩井廣安)炎上も
しばらくは除草禁止の秋田の地(秋田県 笹耕市)雑草いとし
「きん」という名前似合った女優さん(愛知県 牛田正行) 技能実習やめて労働ビザ緩和を 高校教員 高柳良訓(茨城県 53)
生徒と一緒に東京のイスラム寺院を訪れた。
トルコやアフガニスタンなど様々なルーツの人たちを紹介していただいたが、一番多かったのはインドネシアの方々だった。
私は更新可能な5年間の労働ビザを認めればいいと思う。
10年貢献したら永住権か国籍の取得を可能にする。
賃金は日本人と同一に。事業を始めてもいい。 おばあが見た最期を知らせたい 農業 谷亜里砂(沖縄県 25)
1945年4月16日、1隻の船と3機の特攻機が沖縄の青い海に沈んだ。
私の祖母は、当時12歳でその様子を目撃した。
84歳になった今では、自分の玄孫の名前の名前をよく忘れても、あの日、特攻機がどのように船に体当たりしたかについては、今起こったかのように語る。
「命(ぬち)どぅ宝」(命こそ至高のもの)という言葉が一般的な沖縄で育った私は、せめて特攻隊員のご遺族に、彼らが最期に居た場所を知らせたいと願ってきた。 就活生よ自分の思う道を行け 会社員 鈴木理恵(東京都 57)
勤務先で今春、アルバイトの大学生に、「どこに就職するの?」と聞いた。
すると彼女からは「ガールズバーでアルバイトするんです」と答えが返ってきた。
「もったいない。せっかく、新卒なのに。
一度ぐらい、普通の就職活動をすればいいのに」
「親御さんが泣くわよ。
仕送りもらって大学まで出してもらってそれはないんじゃない?」 過度な応援、高校野球に合わず
元小中学校長 浅井清(三重県 63)
甲子園で数々の熱戦が繰り広げられたが、特に金足農業と近江の試合は出色で、両校の投げ合いはすばらしかった。
しかし、私はこの試合で気になることがあった。
日本には昔から「判官びいき」という言葉があるから、負けているチームを応援したくなるのも分からなくもない。 「武力あるから紛争が…不戦に転じた元中将、肉声音源発見」
元陸軍中将で、戦時中は軍の中枢を歩み続けながら、戦後は一転、平和活動に身を捧げた遠藤三郎さん(1893〜1984)の肉声を記録した音源が、
福岡県飯塚市の武富慈海さん(69)方で見つかった。
庶民目線で戦争の記憶を伝え続ける「兵士・庶民の戦争資料館」(同県小竹町)を開いた、
武富さんの父の故・登巳男(とみお)さんが34年前にインタビューし、平和について語り合った。
収録は84年2月19日に埼玉県狭山市の遠藤さん宅であった。
遠藤さんが亡くなる約8カ月前のこと。
約2時間分のやり取りがカセットテープに収められた。 不要論受けとめ魅力ある授業に 中学校教員 黄瀬正敏(愛知県)
中高生に数学を教えています。
微積分はほとんどの高校で履修する「数学U」に登場しますが、学習時間は2ヵ月程度です。
一方、理系の高3生が学ぶ「数学V」はおよそ半分が微積分になります。 積み重ね必要 再学習は困難 会社顧問 原田義明(京都府 69)
元は橋の設計、その後は構造解析のコンピュータープログラミングと、技術者人生を歩んだ私は数学の重要性を知っている。
ご投稿に異論を唱えたい。
まず、橋の設計には、数学の知識の上に成り立つ応用力学が欠かせない。
また線形代数の知識なしにプログラミングは成り立たない。 苦労して微積分学ぶ必要ある?再任用地方公務員 岡田正二(愛知県 62)
今も昔も数学に苦い思いをした人は多いと思う。
特に高校に入った途端に難しくなり、苦手科目になってしまう生徒も多いのではないだろうか。
しかし、大学入試では、数学は昔から国語、英語と並ぶ主要科目だ。
私は獣医師職の公務員だが、これまでの仕事で微分や積分を必要としたことは一度もなかった。 学ぶ楽しさ 工夫し取り戻そう 無職 岡井敏(茨城県 87)
高校で微積分までやる必要はないのでは、との投稿。
教育は本来、受けて楽しいはずなのに、逆の効果が表れてしまった。
これはいけない。
理工学系の研究所に勤めて大学で数学を教えた経験も踏まえ、微積分の一つの入門を試みたい。 梅雨明けしても明けぬ被災地(大阪府 吉村和則)
ニュース見るたびに死者数増えていく(福島県 山口ちい子)
☆だって西の話でしょうと大宴会(福岡県 河原公輔)
官邸が絡まなければすぐ捜査(長野県 川畑哲彦)
消し炭のように狂気は今もなお(神奈川県 石井彰)
稀勢の里泣くな失業の俺がいる(山形県 渡部米助)
梶負けるなと一緒に泣いた(神奈川県 大坪智)人間の条件・加藤剛さん 母が教えてくれた「育児は育自」主婦 若林光子(東京都 35)
私は第1子を妊娠中である。
母は6年間の不妊治療の末、男女の双子を妊娠した。
「右のおっぱいをあなた、左のおっぱいを弟に吸わせて、そのまま寝ちゃうこともよくあったよ。」と笑いながら話す母の朗らかな強さに心がほぐれた。 (声)子を産んで国栄える、正論では 無職 中村孝太郎(北海道 65)
自民党の二階俊博幹事長が「子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考えて(いる人がいる)」
「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで、国も栄えていく」と述べた。
「勝手な」と断じるのは、子どもを持たないもしくは持てない人を批判することであり、政治家そし (声)個人より「国栄える」が第一義か 契約社員 秋山信孝(東京都 68)
「子を産んで国栄える 正論では」(6月30日)を読み、違和感を覚えた。
「幸せになるために子どもをたくさん産んで国も栄えるとの考え方は、政治家が指針とすべき正論」だというが、「国が栄える」ことを中心に据えた論のように思える。
投稿で引用されている「考え方」は自民党の二階俊博幹事長の発言。
どうしても自民党憲法改正草案の13条を想起する。
現行憲法の条文「すべて国民は、個人として尊重される」から「個」を意図的に外し、「全て国民は、人として尊重される」に改めるという案だ。 かたえくぼ
「代打ホームラン」
日本に力を与えたい
ーーー 大谷選手
(日野・和ちゃん) (社説)心の性 多様さを認める社会に
戸籍上は男性だが、自ら認識する性(心の性)が女性であるトランスジェンダーの学生を、再来年度から受け入れるとお茶の水女子大学が表明した。
日本女子大など他の大学も検討を進めている。
多様な性のあり方を認め、学びの場を保障する動きが広がるのは意義深い。
文部科学省は15年、性的少数者の児童・生徒への「きめ細かな対応」を求める通知を全国の小中高校に出した。
この問題は教科書でも取りあげられるようになり、千葉県柏市の市立中が性別に関係なく着用できる制服に切りかえるなど、目に見える変化が出始めている。 自らを女性と認識する人が、女性として教育を受けたいと願うのは当然だ。女子大が門戸を開くのも時代の流れに沿うものといえる。
むろん入学を許可して終わりではない。講義や日常生活、スポーツ、就職活動など様々な場面でサポートが必要になる。
当事者の声に耳を傾け、準備を整えてほしい。
日本学術会議の分科会が昨年まとめた提言「性的マイノリティの権利保障をめざして」でも、教育機関に対し、
通称名の使用やトイレ、体育・健康診断での配慮、カウンセリング体制の充実などを要請している。
進路指導をする高校の側も、正しい知識が求められる。
文科省など関係機関は連携を密にして、切れ目のない支援体制を築いていかなければならない。
性的少数者が自分らしく生きられる社会づくりは、まだ緒に就いたばかりだ。 文科省の通知と同じ年、東京都渋谷区は同性カップルに、結婚に準じた関係を認める「同性パートナーシップ制度」をつくった。
福岡市、大阪市などが続き、さらに準備している自治体もある。だが諸外国では法律で同性婚を認めるなど、より強い形で権利を保護している。
主要7カ国でそうした法整備をしていないのは日本だけだ。
この国会では、40年ぶりに相続制度を大きく見直す改正民法が成立した。
長年連れ添った配偶者や介護に貢献した人に、これまでよりも多くの財産が残されることになったが、事実婚や同性のパートナーはその対象ではない。
政府・国会には大きな宿題が残された。 性の認識や家族の姿に「正解」はない。
多様な考えや生き方が現にあり、それを認め合うことが、人権が守られ、誰もが生きやすい社会につながる。
既存の制度や慣行はその妨げになってはいないか。
常に意識を持って点検し、着実に見直していくことが大切だ。 (社説)日産の不正 企業体質の転換進めよ
日本経済の屋台骨である自動車産業で、またも不正が判明した。
根絶に向け全力を挙げる必要がある。
日産自動車で、排ガスや燃費の測定をめぐる新たな不正が見つかった。
出荷前の抜き取り検査のときに、データを書き換えるといった事例が、国内5工場で横行していた。
検査した車の半数以上に及ぶという。
日産は昨年9月に完成車の無資格検査が発覚し、国土交通省による業務改善指示を受けた。
社内調査で、長期にわたる大規模な不正が判明し、西川(さいかわ)広人社長は11月の会見で「信頼を裏切ることになった」と謝罪した。 同じ自動車メーカーのスバルでも無資格検査に続き、今年3月に排ガスと燃費の検査をめぐる今回同様の不正が発覚し、社長交代につながった。
ところが日産のデータ不正はそうした事態の最中も絶えることなく、先月まで続いていたという。驚かざるをえない。
日産でものづくりのトップを務める山内康裕執行役員は会見で、「コンプライアンス意識が希薄だった」「職務の実態把握が不完全だった」と述べた。
いずれも無資格検査発覚のときに明らかになっていた体質だ。
昨秋から改善が進まなかったのは問題の根深さを示しており、深刻に受け止める必要がある。 問われるのは経営責任のあり方だ。無資格検査について、経営陣は報酬の一部を自主返上し、担当副社長を更迭したが、西川社長は続投した。
今回の不正の会見には、西川氏は出席せず、山内氏が原因究明や再発防止の仕組みづくりが経営陣の責任だと述べただけだった。
企業体質を改めて会社全体を正しい方向に向けるには、何より経営トップが厳しく身を律する必要があるのではないか。
日産は外部の法律事務所に調査を依頼した。
不正がいつ始まり、なぜほとんどの工場で常態化したのかなど、詳細を明らかにする必要がある。 山内氏は「推測」とことわったうえで「社内の基準値は(国の)保安基準に対して厳しく設定しているので、
書き換えても法律に抵触しないと検査員が思ったのではないか」と述べた。
結果的にカタログ上の性能は満たしていたという。
社内基準とはいえ、ルールを守らぬ姿勢がはびこれば、大きな違反や事故につながりかねない。
一方で、ルールを定める際には、その必要性が十分に理解できるものでなければならない。
ルールの実効性を高めるには何をすべきか、再発防止に向けて十分検討してほしい。 大阪市長 学力調査を乱用するな(2018/08/28朝日新聞)
小6と中3が対象の全国学力調査の成績を、校長や教員の人事評価とボーナスに反映させる。
各学校への予算配分も、結果にあわせて増減させる。
大阪市の吉村洋文市長が、こんな方針を打ち出した。
学力を底上げするのが狙いだというが、理解できない。
成績が振るわない学校・地域を置き去りにし、格差を広げかねない。
子どもの弱点をつかんで授業の改善に役立てるという調査の趣旨を逸脱し、過度な競争や序列化を招く恐れが強い。
・・・ あまりに短絡的で乱暴だ。 ■奨学金は無利子にするべきだ 高校教員 高柳良訓(茨城県 50)
進路指導で痛感するのは学費の壁。
標準的な私大は4年間で400万円から500万円ほど。
工面できるか確認しないと、夢を見せた後に奈落の底に落としかねない。
親の経済力が不十分なら「奨学金の活用を」となるが、大半は有利子で、奨学金とは名ばかりの教育ローンだ。
せめて学生支援機構の奨学金は無利子にすべきだ。
無利子なら、少しでも無理のない返済計画を立てられ、返済率も高まるはずだ。 おとなの2時間サスペンス〜 (1988年・カラー・TV)
監督:西村潔 脚本:柏原寛司
出演:三浦友和/白都真理/田中美佐子/角野卓造/石橋蓮司/中島葵/中村竹弥☆会社社長の父・源造が殺された。
息子の彰が容疑者となり、秩父山中に逃亡する。 働きやすい小場の条件ってなに パート 高松雪絵(愛知県 39)
5ねんぶりにパートとして就職した職場は、驚くほど働きやすさに力を入れている。
人手不足の介護業界にもかかわらず手厚く人員が配属され、急な欠勤でも嫌な顔一つされない。 無職 辻賀枝(福岡県 78) 先日、後期高齢者医療費の通知が届き、自己負担額の間違いに気づきました。
夫が救急車
全国の新幹線で貨物輸送を 無職 副島功(長崎県 67)
西日本豪雨で、JR山陽線が大きな被害を受けた。
九州と関東、関西をつなぐJR貨物は、トラックと船舶による不通区間の代行輸送を始めた。 これからの彼氏・彼女って 主婦 野村千秋(岐阜県 66)
近くに住む41歳の娘が、15歳の長男と13歳の次男に、「彼女にするならこういう子がいいよ」とアドバイスしたらしい。
「お母さんのように、お菓子を手作りしたり、ギョーザも自分でちゃんと作ったりするとか・・・」 小さな命 私たちにできること 主婦 片岡光恵(岐阜県 55)
虐待しそうな方は欠陥人間ではない。
助けを求めればいい。
私は、待ちに待った赤ちゃんだったというのに、魔が差した時があった。
海外にいて親を頼れず、一日中泣き続ける我が子にうんざりし、8階のマンションのベランダに立ち、ここから投げれば解放されると思った。 かたえくぼ
「秋場所番付発表」
アキ場所にならぬよう
ーーー横綱・大関
(豊川・捨楽生) 意図的でない水増しがあり得るか(三重県 石井治)
雇いたくないが本音の各省庁(東京都 三神玲子)
「正直・公平」不快と思う摩訶(まか)不思議(山口県 田中玲子)
口利きうまいと甘利氏選対(埼玉県 阿部功)
公平に総理報道減らせとや(大阪府 清水康寛)
☆恐るべしエアコンという命綱(神奈川県 大谷敏行) 入院5人死亡
飽きるほど去年の分まで食べてやる(福島県 山口ちい子)サンマ 書物の国はいま 「焚書坑儒」と書店ブーム 吉岡桂子
書店めぐりが大好きだ。
とりわけ翻訳された日本の作品に外国で出会うと、旧友が愛されているようでうれしくなる。
ベストセラーの背表紙をながめたり、世界的な名作や古典の扱いを比べたりすることは、その土地の世相や歴史を知る取材でもある。
ただ、本を買うにも知識を得るにもネットが存在感を増し、閉じた店も少なくない。 中国人作家、閻連科(イエンリエンコー)に香港で会った。
フランツ・カフカ賞をアジアでは村上春樹さんに次いで受賞した中国を代表する作家の一人だ。
書物の国はいま 「焚書坑儒」と書店ブーム 吉岡桂子 子育てしやすい国になる日は? 非正規社員 深谷基子(三重県 40)
20年近く前のことです。
私が勤めていた銀行で、女性職員の妊娠が相次いだ時、支店長は「かなわんな。お祓(はら)いしやなあかんな」と言いました。
そのうち1人が不幸にもおなかの中で流産してしまったのですが、同じ支店長が
「今の時期、腐ったりしんやろうで、出すのは年度変わってからにして」と本人に向かって言うのを聞き、
いくら年度末で忙しいといっても無神経すぎる、と驚きました。 難病に身を任せるしかない娘と 無職 田中幸江(山口県 91)
63歳になる娘は、58の時、体のあちこちで異変が起きました。
歩行中のつまずき、眼球をうまく動かせない、話しかけられても返事が出てこない・・・。
大学病院で、「進行性核上性麻痺」と告げられました。
障害者雇用、派遣元は必死です 会社員 鈴木優一(長野県 57) .
私は人材派遣業に従事しています。
私たち派遣元の会社が障害者を雇用して、働く場となる企業に派遣すると、今問題の障害者雇用数は 、どちらでカウントされるかご存知ですか?
答えは派遣元。 かたえくぼ
「新交通安全標語」
右見て左見て 上を見て
ーーーー空飛ぶクルマ
(横浜・みっちゃん) ☆もりかけの文字黒塗りし総裁選(東京都 中江正弘)
正直で公正それがニュースとは(千葉県 姫野泰之)
睨(にら)まれてポチから野良に降格し(山形県 渡部米助)
第三者委員ばかりの国となる(神奈川県 池田功)
電力も知恵も出さずにオシャカ様(大阪府 谷口東風)
律義にも二百十日に顔を見せ(滋賀県 小寺洋一)南方から台風21号
九月二日知らぬ大人が増えている(大阪府 山本周二) 降伏文書調印、79歳の感慨。 外国人受け入れ 何のために?
大学卒業後の受け皿を明確に 大学教員 竹内健太(東京都 32)
皆さんの周りでどんどん外国人が増えているなどと感じていないだろうか?
それは2008年に始まった「留学生30万人計画」という国の政策によるもので、
日本に留学するためのビザなどの「入り口」の改善と、誘致活動の結果である。 声)PTA役員を有償にしては(2016/05/26). 非正規職員 深谷基子(三重県 38)
6歳と9歳、2人の子を持つ私は、授業参観などの学校行事や子どもたちの登下校を見守る旗当番などに加えて、
子どもが風邪をひいた時や習い事の送迎で多忙な日々を過ごしています。
有給休暇をあてることもありますが、ギリギリの状態です。
今年度はそんな私にとどめをさす「任務」が加わりました。
それはPTA役員です。
フルタイムで働いていようが、幼い子どもがいようが、容赦なく回ってくるPTA役員。 (声)隠された陸自隊員の命の危険 無職 中村孝太郎(北海道 65)
南スーダンに派遣された陸上自衛隊の国連平和維持活動(PKO)部隊が2016年7月、ジュバで起きた武力衝突に遭遇した際、宿営地の施設9カ所が被弾し、小銃や機関銃の弾頭25発が敷地内から見つかっていたという。
宿営地が交戦下に置かれたことは間違いない。だが、国会・国民にその報告は皆無で、報道で初めて判明した。
隊員の生命が危険にさらされた事実を政府が隠したわけで、知る権利など完全に無視だ。
これでは我々国民は、PKOの必要性は認めても、交戦地への隊員派遣を容認するわけにはいくまい。
万一の時、いつ、どこで、何があったのかが秘匿されたら家族はたまらない。 歴史の反省に立ち拉致解決を 無職 松尾光章 (宮城県 78)
歴史的な米朝首脳会談から2カ月半。
北東アジアの緊張がひとまず緩和した今こそ、日朝間の最大の課題である拉致問題に最優先に取り組む時だ。
日朝対話の出発点は、小泉純一郎元首相が自ら訪朝して調印した、「日朝平壌宣言」(2002年)だ。調印の約1カ月後、拉致被害者の一部が帰国した。
「宣言」では「日朝間の不幸な過去」の清算が掲げられた。
国交正常化の早期実現のため、「植民地支配」で「朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えた」歴史を謙虚に受け止めることが明記されている。 しかし、安倍晋三首相は8月の全国戦没者追悼式で6年続けて、アジアの戦争被害者への加害責任に触れなかった。
拉致問題が1_も進展しない背景には、首相の歴史認識があるのではないか。
拉致被害者の家族は、帰国を40年も待ち続ける。
人道上許されず、対話以外に解決手段がないのは明白だ。
またこれは、日朝間の問題であり他国を巻き込むことではない。
首相自ら行動することが家族会への誠意の証しだ。
政府は 「日朝平壌宣言」に立ち返り、早急に日朝首脳会談を実現するべきだ。 特養に緩和ケア施設併設して 地方公務員 小原清美(三重県 54)
父は84歳の時、脳梗塞(こうそく)にかかり特養へ入所しました。
私たち家族は終(つい)のすみかという思いでした。
だが、口から飲食するのが次第に難しくなって脱水症状に陥り、総合病院へ緊急搬送。 終活、今度は早くも私の番? 無職 鈴木里美(埼玉県 56)
私は最愛の夫を1月に亡くしました。
葬儀の後、子供もなく独り暮らしとなった私は、保険会社の勧誘で、言われるまま入院保険に加入。
葬儀社から勧められた互助会に入会。
そして銀行の遺言信託にて、遺言を作成中です。
50代ですが、いろんな人から「早く死ね」と言われているような気がしてしまうのは考えすぎでしょうか? 戦死した伯父が伝える平和 農業 杉山かよ子(静岡県 72)
9月3日は、私の伯父、義雄の命日とされる日だ。
兵隊にとられ、フィリピン・レイテ島沖で輸送船ごと海底に沈んだそうだ。
母のお古の傘はレトロなお宝 パート 須貝恵理子(新潟県 49)
長年一人暮らしをしていた母が老人施設に入所することになり、実家の片付けに行った。
壊れて使えない家電。
玄関のげた箱には何十年も前の靴。 教師冥利につきる教え子たち 高校教員 中島貴之(大分県 40)
教員になって10年近くが経った。地元で就職したり、盆休みで帰省してきたりした教え子に思いがけず会う機会が多い。
まだいろいろと悩む若者や、結婚し子供まで連れている教え子など様々だ。
かたえくぼ
「なでしこ」
この秋は金色に咲く
ーーーー七草
(鹿嶋・葛) 骨太に骨抜きされて記録せず(東京都 稲村哲)無責任経産相
102兆誰がどうして払うんじゃ(大阪府 遠藤昭)概算請求過去最大
借金も少ない時は気が揉(も)める(千葉県 安延春彦)今やどこ吹く風
ヒトラーの熱狂思い出させるQ(兵庫県 岸田万彩)救世主と
葬列が反トランプのデモに見え(茨城県 清水方子)マケイン氏への弔辞
震災に虐殺押し込めケロリとし(東京都 富山茂雄)小池知事今年も
☆第三者委員会会社設立す(宮崎県 甲斐祐一)繁盛確実 (ニッポンの宿題)ブラック校則 大島佳代子さん、宮下与兵衛さん
幼児から高校までの教育は、子どもたちがその後の人生をどう生きるのかを選択する上で非常に大事です。
現場は国や学校の方針に大きく左右されますが、何を基準に考えればいいのでしょうか。
多様化が進む社会における教育のあり方について、3回にわたり考えます。 下着は白、大声で挨拶…ブラック校則に黙ってていいのか
聞き手・中島鉄郎
同志社大教授 大島佳代子さん
校則の問題が改めて注目されたのは2017年9月、大阪の府立高校の女子生徒が生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう指導され、
不登校になったとして府を訴えたのがきっかけでした。
ネット上で理不尽な校則や合理性がない指導は「ブラック校則」と名付けられ、
NPO法人の理事長らが「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」を立ち上げました。 同志社大教授 大島佳代子さん
1980年前後に校内暴力が社会問題化すると、校則も厳罰化されました。
一方で、校則で丸刈りを強制するのは憲法違反だと生徒が訴えた「丸刈り訴訟」などが起き、
80年代後半には文部省(当時)も中学、高校に行きすぎた校則の見直しを求めました。
しかし今回のプロジェクトには「カーディガン禁止」や「下着は白」「スカートの丈は何センチ」といった類いの「ブラック校則」の例が寄せられました。
こうした、おかしな校則が見直されないまま残っているのはなぜでしょう。一つには、中学も高校も3年間という短い在学期間なので、
生徒や保護者の側が「おかしい」と声を上げるより、我慢した方がいいと考えている例が多いからかもしれません。大学進学は推薦入学者の割合が増えていますし、進学や就職にとって学校の評価も重要でしょう。
異を唱えて目立つと、こうした機会に不利益を被ると恐れても不思議ではありません。 また70年代後半に全国に広まったバイク「3ない運動」(免許を取らない、乗らない、買わない)は、「危ないからバイクを禁止してほしい」という一部の親の熱意が支えていた面もありました。
人が集まればルールは必要で、校則がない方がいいとは言えません。けれども校則だからといって、何を決めてもよいわけでもありません。
校則問題が難しいのは、一口に校則といっても、「あいさつは大声で」「自転車通学にはヘルメット着用」といったものから「染髪パーマ禁止」といったものまで内容はさまざまで、
その法的性格や権利侵害の程度をひとくくりにして語ることができないからです。
まずは、何が「ブラック校則」なのかを見つけ出さなくてはなりません。
そのためには、一つ一つのルールの合理性や必要性を考える必要があります。
例えば、「染髪パーマ禁止」というルールが「学校の評判のため」だという主張には合理性があるでしょうか。
そこには「黒髪で直毛の子はまじめ」という、偏見や思い込みが隠れていないでしょうか。 総裁選、地方創生を議論して 無職 加藤裕司(山形県 68)
50年ぶりの故郷はメイン通りさえ日曜の昼下がりに人っ子ひとり歩いていない有り様です。
私はこの夏、東京からこの東北の小さな町に戻りました。
認知症を患い、極度の難聴もあって言葉の交流のない世界にいる母の「話し相手」として。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています