非常に複雑な心理状況だが、そういう意図が全くなかったと言えば嘘になる。
基本は生・外だけど、安全日には生・中の許可が出ることもあった。
お互い既婚で、避妊に関しては大丈夫だという認識もあったと思う。
有り体に言えば、いたずら心が芽生えたというのが一番近いだろうか。
一つの命の誕生が、俺次第で決まるという場面で、
俺は久々に男としての能力を試してみたくなった。
そして、コンマ何秒、彼女の中に長くとどまり、ドクンという脈動を確かめてから外に出た。
俺の体液はもともと濡れが良かった彼女の体液と混じり合って一体化していた。
彼女は、俺の悪戯に全く気付いていない様子だった。