時期的にはネット黎明期、ガラケーのしかも画面がモノクロからカラーに変わった頃の話。
メル友募集の掲示板で100人くらいにメッセージ送ってだいたい3人くらいが返ってきて
その中の1人と1か月くらいやりとりをしてたんだよね
お互いにどんな人間なのか、プロフィールではこう言ってるけど本当にそうなのか
疑心暗鬼になりつつも、互いの本当の姿をメッセージの節々から読み解いたり、
反対にそうして自分の本当の姿を相手にしれっと伝えていくみたいな感じで
少しずつ距離を縮めていったある日の夜1時くらいにその子からメッセージが来たんだわ
「実は、ずっと前に○○が行きつけのレンタルビデオの駐車場に今いる笑 自転車で20分くらいて言ってたよね これる?」