するとそこへ死んだはずの岳父が白装束姿で現れた。
「初七日はまだ三途の川は渡っとらん。ワシが死んだ途端に何をいいこと始めよるんじゃ。ワシも混ぜんかい」
あまりの驚きに呆然としていると岳父は白装束をえいやっと脱いで姪に抱きついた。
「優香や、今度こそワシを逝かせておくれ」