翌朝女子供の待つ朝食の席に着いてみると、はたして美紀は頭の後ろやや上で髪を2つに束ねた「愛され大人ツインテール」にしていた。
おれはやはり昨夜美紀は脱衣所の外でおれの敢えて挑発するようなオナボイスを聞いていたのだと確信を持った。
お、可愛いなんて軽ぐちをたたきながらテーブルに着き、皆んなは一つずつ、おれだけ2つの目玉焼きをパクついたのだ。
美紀との扇情的な危ういやり取りは金曜の夜だけであって、それ以外は何ということのない呑気な休日である。おれは専ら自室でPS4だ。おれは地球防衛軍5にハマっていた。
小4の姪は時折おれの部屋に来てはソファでゲームに興じるおれの膝というか太腿に尻を落とし邪魔をするのだが、その頃から少しそのジャレつきに変化を感じていた