阪神淡路大震災という昔神戸であった地震の時の同級生(男)の話をする。

復興が始まり掛けた頃全壊した自宅の解体の順番がようやく回って来たそうで
1階がペシャンコで二階が辛うじて形を留めている状況。
ユンボで解体する作業を少し離れた場所で見守る同級生、姉、母親と父親。
二階の壁を粉砕させた時に色んな小物と共に半透明のピンク色のでっかい電動コケシが転がり落ちて来たそうな。
その時家族全員と解体業者達、全員が凍りついたらしい。
その部屋は両親の部屋だったそうだが。