会長は余所者のオレ達夫婦に本当に親切にしてくれた。一度厳しく叱責された時、オレは心の底から反省したものだ。
その彼が今。
「ああ、自分の妻が快楽を貪ってるところが見たいんだな?」
妻は嬌声をあげた。嬉しそうに。
オレは怒りと絶望と…そして興奮とで頭がぐちゃぐちゃだった。会長の奥さんが肥えた醜悪な肉体にローションを塗りたくり、オレの身体を舐め回した。
「これがあなたの望みでしょう?」と妻。
図星だった。オレは敬愛する会長に、妻を抱かせたかった。心の底から。だが、何故それがバレたのか。
「そりゃあ、アンタが先天性R型脳梁変性症だからな」
会長が妻の身体を責め立てながら、笑って言った。そうか、オレは寝取られじゃなくて…サトラレ
お後がよろしいようで…