不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、大阪府内の公立小学校に勤務する教員の男(42)です。男は、今年2月までに、同僚の20代の女性に対し、小学校の教室などで性的暴行を加えたなどの疑いがもたれています。
男は去年4月以降、女性に抱きついて無理やりキスするなどのわいせつ行為を約50回にわたって繰り返していたとみられ、強制わいせつの疑いでも再逮捕されました。男は放課後だけではなく、児童が学校にいる日中にも犯行に及んでいたとみられています。
男と女性は、同じ小学校で同じ教科を担当する先輩と後輩の間柄でした。関係者によりますと、教室などで2人だけで授業の準備をすることもあったといいます。
犯行後、男は女性に対し「こんな行為を学校でしているのがばれたら、2人ともやめなきゃいけない」「学校にいられないよ」といった趣旨の発言を繰り返し、口止めしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。