>>745
一応この話にはオチがあって、後に幼い息子が、この謎の幽霊に
取り憑かれたかのような奇妙な行動を繰り返すようになってしまう。
だが先の顛末から「この幽霊は、反省して切り捨てた
 自分の悪い心の生き霊ではないか」と旦那は予想する。
奇行を止めるには、お祓いとか除霊とかするべきなのだろうが
「捨てたりとは言え自分の『魂の一部』をお祓いなんかして、無事で済むのだろうか?
 怪談師ならそんな経験談を聞いたことはありませんか? 助けて下さい」
と言われるところで話は終わる。
ちなみに、一応実話怪談と言うことになっている。