オモンは踏切の前に立ち尽くし、足元に転がる眼球を見つけた。それは美鈴のものか、姉のものか、まるで彼を睨むように光る。
オモンはへらへらと笑い、「姉貴…美鈴…どっちでもいいや」と呟き、眼球を拾い上げた。
愛おしそうに舐め、土を拭うその姿は、完全に狂っていた。
彼は楽しげに散らばった肉片を拾い始めた。
「美味いはずだ…愛情たっぷりだもんな!」血まみれの手で肉を掻き集め、口元に運ぶ。クロの声が頭に響く。
「まだ…続くぞ…」呪いは彼を怪物に変え、家族すら食らう存在にした。オモンは肉片を抱え、ニヤニヤと笑いながら闇の街へ消えた。
ネットの怨嗟が現実を侵し、彼の狂気を永遠に閉じ込めた。