>>109
 トンとシンが離れると、あにぃがヤラに近づき、顔を覗き込んで何か話しかけた。ヤラは少し落ち着いたが、あにぃがヤラの乳を掴もうとしたとたんに再び暴れ、あにぃから逃れようと半狂乱になって床を転がって抵抗した。
 あにぃは持っていた鞭を一発ヤラの尻に食らわす。一瞬あにぃが見たことも無いような冷酷な表情になったのに俺は驚く。馬に鞭を入れるときの表情とは全く違っていた。
 鞭を入れられヤラはもがくが、自由のきかない身体は、背中を撓ませることしかできない。あにぃは表情ひとつ変えずに、さらにもう1発尻に鞭を入れる。ヤラの抵抗が止んだ。鞭の痕が白い尻に浮き出た。

 あにぃは、ヤラの四肢を天井に付き出す形に持ち上げ、四肢の間から手を入れてヤラの乳を両手で揉む。ヤラは、嫌だ嫌だというように激しく首を左右に振るが、あにぃは頓着しない。
 あにぃの指が鷲の足のようにヤラの乳に食い込み、粘土遊びでもするように、前後左右に乱暴に揉みしだいて、乳房をぐにゃぐにゃと変形させる。全ての抵抗を諦めたヤラは、力なくあにぃのするがままにまかせ、絶望したように目を見開いて虚空を見つめる。