【奇跡の血量(砂の岬篇)のウソ】

エロ・エスニック・メルヘンに、わざわざ突っ込むのも無粋ですが、リアルな自分の意見と
話とがくい違っている部分を、シリーズみたいに書いていってみようかと思います。

(社会構造のウソ)
女が乳牛(言語を持たない。仕事もできない)
 ↓
家単位の社会が成立しない
 ↓
この集団の男は全員が独身でしがらみが無い
 ↓
☆男社会内部でヒエラルキーらしきもの(血統主義)はあるものの、全員がそれを受け入れて権力闘争の無い集団が成立(リーダー格の資質は問われる)
☆意志決定は、長老主義の入った集団合議制

という理屈なのですが、自分自身では、これは無理だろうなと思っています
単純なメルヘンです。
 
ただ、
1.この集落には神様が居て、最終意志決定は神様の託宣
2.外敵が居て、戦闘に勝つことが第一命題の軍事集団だった
3.この集落の人々はこの形しか知らない(大昔に乳牛が人間の♀だった時代はあるらしいが、その記憶は人々にはまったく無い)
というのがあるから、成立の可能性がゼロでは無いかも知れないですが。

(現在のこの集落のこのような社会構造が崩れるような出来事を、
今書いているところの半年先くらいの設定として書くつもりでいます)