「もう一度お前をゆっくり見たいんだ」とあにぃが言う。
あにぃは俺に、そこに立って、両腕を高く上げて脇の下を見せろ、そのまま腰を廻せ、顔は天井を向け、などと命令する。
あにぃが、次々に色々な変な形を思いつくので、俺は次々と色々な変な格好をさせられる。
開いた両脚の間からあにぃを見たり、片脚で立ってもう片脚を高く上げたり、胸をつき出して反ったり、腹ばいで腰を高く上げて尻をぐるぐる廻したり。
「腹ばいで尻をまわす時は、もっとゆっくりゆっくり動かすんだぞ」
とあにぃは言う。
自分でもすごく変な格好をしていると思っているのに、ゆっくりゆっくり尻を回すのはとても恥ずかしい。
あんまり恥ずかしくて悲鳴をあげてしまったりするのに、何度も変な格好のやり直しをさせられる。